せめて父と呼んでくれ


「マスター、話があるだが……ちょっと良いか?」

「およ、エミヤじゃん。」

「君はその反応しか出来んのか……いや、それはともかく、何故私がカルデアのオカンなどと呼ばれているかは不明だが、何も便乗することは無いんじゃないか?」

「あー、まあ、私もエミヤにオカンのイメージ全然定着しなかったりするからね。いやでも、エミヤ居なくなったらトータ1人でおにぎり作る事になるんじゃ……」

「あいつには師も居る。人を集めるのも上手い。自然と皆が協力するようになっている。」

「レオニダスの一言で自分の分は自分で作る、というのも修行の一つみたいになってるもんね。」

「ああ。」

「うん。」

「…………。」

「…………で?」

「う、い、いや、あの、その……だな……」

「ちなみにアーチャー全体宝具、はたまたバスター宝具は絆10のアーラシュに金ぴかAUOもうちには居るよ?」

「な、なんだその比較は!!」

「はい、自己PRどうぞ〜!」

「む、い、いや、仕方あるまい。まずはモーションの変更だな。宝具演出がより立体的になり、通常攻撃に弓も加わった。」

「アーチャーの発言として最後のはどうなの?」

「わ、私だってメタいと思っている!」

「ふむ。それで?」

「スキルは強化により、あらゆるブレイブチェインに対応出来る3タイプ強化となった。」

「うんうん。」

「また、スターもそこそこ稼……」

「おお、雑種。こんな所に居たのか。探したではないか。」

「あ、噂をすれば王様じゃないですか。」

「何を話しておる?」

「エミヤのエミヤによる自己PR。」

「ほう。それは面白い。なんだ?料理が得意故、カルデアのオカンとやらと呼ばれているという話か?」

「だからせめて父と呼んでくれと……!」

「え?」

「ほう……」

「い、いや、こ、これはだな、その……」

「ほう。いや、なに。面白い事を言うではないか。あれほど皆に慕われておりながらその実父と呼ばれたいとは……」

「あいにくとうちにジャックちゃんは居ないよ?」

「いやいやいや待て!」

「しかして!」

「希望せよ、だったか?」

「そうではない!ああ、もう!何故こういう時だけ息を合わせるのだ!」

「なに、面白ければそれで良いと言うではないか。」

「終わり良ければ、だね、王様。」

「ふむ。そうであったか?」

「うんうん。」

「まあ、どちらでも構わん。」

「せめて少しは俺の話も聞いてくれ……」

「あーあ、エミヤが遂に俺呼びになった。」

「ふん、変に気取るからそうなるのだ。」

「き、気取ってなど!私は……」

「それで、どうしたというのだ父よ。」

「パパー?」

「うっ……いや、その……」





「で、結局押し負けたんですかい。」

「うるさい!」

「ま、あの二人調子に乗ると勢い凄いですからねぇ。オタクも気苦労が絶えないこって。」

「ふん!」

「ちょっと、わざわざ私の隣で愚痴るの止めてくれる?何の嫌がらせよ!」

「そもそもここそういう場所じゃないんだけどなぁ……」

「ブーディカさん、食器はここで良いのかしら?」

「ああ、ありがとうマタ・ハリ。助かるよ。」

「いえいえ、貴女も大変ね。」

アトガキ...

modoru