山形刑務所の図書工場(9工場)に配役されて…

まっ…
多分普通の生産系の工場に務めるよりは、優遇の度合いが露骨に分かる位に優遇されていたと思われる反面、逆に生産系の工場よりも厳しい規律みたいな物もありました

工場全体が刑務所内職務と刑務官の補助的仕事が多く、懲役の個人情報等も多数扱う事もあり、不正(懲罰対象)も一般工場とは感覚が違いました
(図書経理の不正として多いのは、所持品等の書類書き換えや、購入品に関する不正や、不正に貸与品を借り入れする等)
不正の規模が違いますw
図書が結託して、不正に物品を購入するとか(購入禁止に当たる本等を注文する等)
物品の不正交換(所持品リストの名目を書き換えしてしまえば検査をスルー出来ます)

逆に誰かをハメて懲罰に落とす等も、考え様よってはヤりたい放題です
(1度ハメられかけましたが、逆にその人の不正経理の証拠を提出して飛ばしましたw)
罠を罠と見抜けない奴は、図書工場では務まりません


平成18年6月1日

監獄法が改正になり、刑務所内は新処遇の準備となりました(法が改正されてから準備と言うのが刑務所っぽい)

詳しい監獄法については…ググレカスw


とりあえず最初に変わったのが級制度の廃止

今まで4級〜1級迄の制度だったのが、種と類に変わる事になりました

今までは
1級→赤バッジ1級処遇
2級→青バッジ2級処遇
3級→黄バッジ3級処遇
4級→白バッジ4級処遇

新処遇
1種→赤バッジ(該当者無し)
2種→青バッジ
3種→黄バッジ
4種→白バッジ

1類→赤紙→該当者無し
2類→青紙
3類→黄紙
4類→白紙

処遇によりバッジと名札の台紙の色が変化しています

実質的の刑務所内で最高処遇が2種2類(青バッジの青紙)が当時の最高処遇でした(現在は解りません)

3種3類が一般的な処遇でした(旧2級と3級の間位の処遇?)

2種2類→旧1級処遇と同等くらいでした

うろ覚えですが3種3類で、毎月の集会参加権利が与えられたと思います

路地裏さんは…2種2類の処遇迄受けましたw


刑務所内で、事故も不正も無く
とりあえず のらりくらりと懲役作業をこなす内に、工場内でそれなりの地位?(作業しないでプラプラ出来る怠け者)迄になりましたw

やる仕事と言えば、工場内をうろうろして点検確認ヨシ!
報告します異常無し!
ヨ〜シ!
な感じな人ですw

要するに図書の仕事は殆どやっていません
窓点検して…
保管庫点検して…
願箋集めて…
図書の仕事を適当に見て手伝いしてるフリをして…
官本の補修して…
適当に時間を潰して…

はっきり言って、毎日退屈でどうやって仕事をしているフリを上手にこなすかが課題でしたw

担当からサボっていると見られないのがポイントですw




図書工場で暇を持て余していたところ

工場異動の話がありました

俗に言う外掃上がりです(模範囚の中から選抜する刑務所の外に出て作業する掃夫)

のらりくらりと毎日努力したオカゲでw
とうとう外掃工場からスカウトが来ました

外掃工場と言うのは、刑務所の外に出て作業する事もあるので、選抜基準はとても厳しく仮釈放間際の懲役の中で、職員が特に優秀と認めた者の中から選抜される
(人員定員は5名です)

図書→職業訓練→図書(腕章)→外掃→仮釈放


懲役エリートの究極出世コースですw


外掃工場=旧1級処遇です(2種2類)

舎房が解放舎房で、TV視聴時間が多くなります(夜の9時50分迄視聴可能)

就寝時間が1時間延長されて22時就寝時間です

集会参加権利が2週間に1回になる

他にも色々と優遇されて…
舎房衣(舎房の中で過ごす服)が、エメラルドグリーンな素敵恥ずかしいジャージ(刑務所内で凄く目立ちます)着用(脱ぎやすく着やすいジャージです)
室内に電気ポットで湯を沸かして、急須でお茶が飲める

リビングルームにビデオデッキが装備されて、過去に集会上映されたり映画視聴されたテープを借りて(教育職員に言う)見る事が出来る

部屋の中でだらだら過ごしても職員に注意される事もありません
(職員の見回りは点検の時しか来ません)
用事がある時は、内線電話が報知器変わりです

刑務所の懲役生活の中で(刑務所毎に処遇と扱いが全く違います)とりあえずのその当時の山形刑務所内で最高優遇を受けたのではないでしょうかと思います




路地裏の刑務所情報