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▼2018/03/24:無題


欠片に一つ

お待たせしたました!
ネタではちょくちょく書いてましたが、ようやく表の作品を更新できました…!
いちゃいちゃする降谷兄妹でございます!!!!
兄の前では存分に可愛くなってくれて構わんよ!!というか可愛く書きたい親心(笑)


あと今回の更新とは全く関係ないんですが、以前ネタで上げたことがあるようなないような…以下はそんなネタの話。
降谷妹ネタ派生で、前世の記憶なしで物心つく前かついた頃位に誘拐か迷子かなんかになってジン妹になってるネタとかも実はあったり。
組織に潜入したら探しても見つからなかった妹が居て衝撃を受ける降谷兄とかね。
めっちゃ仲のいい黒澤兄妹(ただし歪んでいる)をじわじわと目の当たりにする実の兄とかどうですかね。
多分ジンさんは手放す気はない。

以下はなんとなく思いついた文章。
名前変換機能はないので雫で固定してあります。

ーーーー
記憶の奥底に眠っている。
にーしゃん。
つたない言葉で必死に腕を伸ばして呼びかければ、その兄はとても優しい声で私の名前を呼んだ。
どんな声だったかなんてもうわからないくらい昔の話。
そうして私にその腕を伸ばして抱きしめてくれたのは、本当にあの兄だったのだろうか。

「雫」

無機質なようでどこか優しさを含むその声に呼ばれて振り返れば、黒に包まれた兄が居た。

「兄さん」

キラキラ輝いて見える綺麗な髪は女の私よりも手入れが行き届いているんじゃないかと思うほどだ。
だというのにその目は視線だけで人を殺せそうなほど鋭い。

「任務だ」

それだけ呟いて踵を返したその背に慌てて声をかける。

「兄さん!」

記憶の奥底にあるいつかの私と同じように呼びかけても、腕を伸ばしても、兄さんは決してそれを取ろうとはしない。

「さっさとしろ」

でも、必ず足を止めて私が来るのを待っていてくれるんだ。
置いていかないでと掴む腕を振り払う事もなく、ただ一言行くぞ。と呟くだけの冷たいともとれるその一言が、私は嬉しくて仕方ないのだ。

「うん。兄さんが居るならどこへでも行くよ」

置いていかれない限り、見捨てられない限り、待っててくれる兄がいる限り、私は幼い頃と同じように必死に腕を伸ばすのだろう。


そんな黒澤兄妹を目の当たりにする実の兄降谷零とかね。切ないよねー!!!!
まぁこの降谷さんは任務優先なんだろうけど、葛藤は凄まじいんだろうな。
安室透は苦手だけどバーボンは別にきらいじゃない妹とか。
ふとした瞬間腕を伸ばしちゃう妹とかね!!
でも全く違和感がないからその異変に気付きもしない妹とか。

とりあえずメリバな話が書きたいんですがこれだとあれか、黒澤兄妹としてメリバな結末を迎えそう。
メリーバッドエンドもいいなって最近思ってるので、一個くらいハピエンで終わらない話を書いてみたいです。
決して病んでるとかじゃないです!!(笑)




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