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▼2017/06/29:無題
星屑第二部始動
始まりました第二部。
ある程度流れは決まったので、これ書いてる時点で大分心臓が痛いですが頑張ります(笑)
想太さんのいかないでという曲をBGMにリピートしまくりながら、兄にもう会わないと言われた時の降谷妹について考えていたのですが、半端なく切なかった…
キスしてそのまま去った兄ですが、連絡はたまにしていて、そんな中、ある日突然電話口にもう会わないって言われる妹…唯一お兄ちゃんと関われる手段が電話だったのに、連絡もしないとか続けざまに言われちゃうわけですよ。
もしくは去っていった後にようやく繋がった電話でいきなり言われたとかでもありですね。どちらにせよ切ない。
警察学校の兄と大学生の妹の生活環境の距離は平気だけど、その言葉で精神的な距離までできてしまったと思って辛かったはず。
勿論お兄ちゃんも辛い。辛いから逃げたんですけどね。
「いかないで、おいていかないで」って本当は言いたいのに、こわくて言えなかった妹。
辛くて怖くて寂しくて、本当は泣きたいけど、自分が兄を傷つけたから兄は去っていって、自分が間違えたから嫌われたんだって思ってるから、悪いのは自分だから泣いちゃだめ、泣いちゃだめって必死にたえたんじゃないかなと。
で、唯くんと電話した時にぼろ泣きか、泣くの我慢しながら話してる妹。
直ぐにでも駆けつけて抱きしめてやりたいけど、それは自分の役目じゃないとただ静かに話を聞いてあげる唯くん。
いつだって妹が求めるのは兄だから、兄じゃなきゃ泣き止ますことはできない。
ゼロじゃなきゃだめなんだ。ってなって、なんやかんやありつつとりあえずお兄ちゃんを一発ぶん殴りに行く唯くん。
因みに妹にちゃんと話をして、一発ぶん殴ってやれって言った人だったり。
降谷兄妹に一度ちゃんと話をしろ。とそれぞれに言ってなんとかすれ違いを正そうとしていた。
なんだかんだでお前ら両思いなんだから。って分かってるのは二人をずっと見て来た唯くんだけだったっていう。
でもそれは二人が自分で気づかなきゃいけないことだから、だからちゃんと話をしろと言い続けて来た。
再会するまでの10年近く、兄も幼馴染も側から居なくなった妹は妹で色々あったんじゃないかなと。
せ、せつねぇ…
あと双子設定で双子が妹を異性として見るパターンでも零は同じことやらかす。
気持ちはわかるから口にはしないけど、透はそれを馬鹿だなぁ。って思っている。
そんなことしたって妹が苦しむだけなのにって。
あとお互い苦しいじゃないか。と。
透の場合は苦しむなら僕だけでいいって思って隠し通す。
透は自分の気持ちを誤魔化すのも隠すのも嘘つくのも得意だから、不器用な零と違って一人で抱えて我慢できる。
口では好きとは言うけれど、本当の気持ちは隠すし伝えない。
零はそういう面は不器用だから、抱えきれなくて何かの拍子で妹に伝えて去って行くパターン。
それからずっと側に居たのは透。
勿論透は零が何してるかどこにいるか知ってる。
妹は星屑本編と同じで知らないし、同じ展開で再会を果たす。
唯一違うのは、安室透を名乗ってる店員が零だって確信していること。
多分透のフリしちゃうんじゃないかな。
妹の前でよく透が零のフリをする事はあっても、零が弟のフリをした事は一度もなかったから、それを拒絶と勘違いする妹。
多分家帰ってから透に泣きつく。
大丈夫だよ。って優しく宥めながら内心ちょっと怒ってる透兄ちゃん。
自分はよく兄のフリしてた癖に、この件に関しては普通に腹立ってる。
そんな真似してまで側に居るつもりなら、二度とお前に関わらせねぇ。とか思ってそう。
「僕の妹を泣かすの、やめてもらえません?」
透はどこまでも煽りまくるよ!!!
「自分で自分の気持ちにケリつけれない女々しい男がどの面下げて雫と顔合わせてるんですか?逃げた癖に」
「じゃあお前は一生自分を誤魔化しながら雫の側に居続けるつもりなのか?」
「雫が求めるのなら、僕は一生兄のままでいい。雫が笑って暮らせるのなら、僕は一生彼女の兄で居る。側に居れるのなら、兄のままで構わない」
抱く気持ちはどちらも同じなのに、出した答えは違う。
零は未だに迷ってる。
でも透もどこかで僕を見て、あんな風に消えたやつのことなんて忘れていいんだよ。って思ってるから切ない。
好きな人の為なら我慢できる男、それが降谷透。
好きだから抑えていたものが溢れてしまった降谷零。
多分透の方が我慢強いというか、耐え性がある。
零は一度手を出したらずるずるいっちゃいそう。
多分双子設定は恋愛要素なしか、唯くんオチが一番丸く収まる。
あと余談ですが、幼少期の透は好きな子程いじめちゃうタイプだったのでいつも妹にちょっかいだしては零にブチギレられてる。
ここまで設定練ったら双子だけで連載書けそう…(笑)