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▽無題

降谷兄妹の幸せ家族計画
と思わせて風見さんのストレスチェック

組織壊滅後の風見さんは、徹夜続いた上司がいきなり机に頭打ち付けて嫁と娘が可愛すぎて辛いとか言い出したり、娘が嫁に行くとか言い出したらどうしよう!?って半泣きで泣きついてきたり、愚痴に見せかけた惚気聞かされたりで胃痛がマッハだと思う。
あと娘は産まれて数ヶ月。
お父さんは気が早い。
多分降谷さんのことを見る目がちょっと変わる。
でもちゃんと上司として尊敬しているよ!

以下は結婚済で娘が生まれたばかりの設定。
ーーーー

巨大な組織への潜入も終え、漸く公安の降谷零へと戻った上司は、自分にも人並みの幸せと言うものを手に入れれたのだと幸せそうに笑って居たのを思い出す。
そして現在の上司はと言うと

「どうしよう風見、娘が嫁に行くと言い出したら」
「まだ産まれて間もないんですから大丈夫ですよ」
「何故そう言いきれるんだ!」
「降谷さん寝てないから疲れてるんですよ。仮眠室行ってきてください」

というか行ってほしい。切実に。
普段はキリッとしたかっこいい上司なのに、徹夜か続くとまれにポンコツになることがある。
結婚後も酷かったが、ご息女が生まれてからは更に悪化した。
彼の溺愛する妻がこんな夫の姿を見たらなんというのだろうか。
…あの奥方のことだ、笑いながら適当にあしらうか、そのまま慰めるのだろう。
もしくはそこから仲睦まじく2人の世界が広げるか、だな。
結局のところ、無自覚に惚気けるのはこの上司だけではないということだ。
仲良きことは美しきかなとはよく言ったものだ。
…物事には限度というものもあるが。
そんなことを思いながら、風見は胃が痛むのを感じた。
いっそ彼には1度帰宅してもらった方がいいのではないか。
そう思うくらいにはこの惨状から逃れたかった。

「…降谷さん、あとは自分たちの方でもできるので、貴方は1度ご帰宅されてはどうでしょう」
「しかしまだ書類が…」
「それ位自分たちがやりますよ」

むしろ帰ってくれた方が捗る気すらした。
徹夜続きでまともに頭が働かなくなっているのは目に見えて分かるし、いくらなんでも愛する家族の元へ何日も帰せないというのは部下としても心苦しかった。
あれだけの大仕事をやってのけたのだから、纏まった休みが与えられてもいいものの、それでもこうして激務を重ねる上司に少しでも安らぎを得て欲しかった。

「すまない。後は頼んだ」

本人もその方が効率がいいと判断したのか、そう告げて帰る背中を見送った。

ーーーーー
でもほぼ毎日惚気は聞かされてる
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妹は結婚を機に退職していそう。
なんだかんだでやればできる子だから家事もそれなりにやってる。
エプロン付けてる後ろ姿とか見て幸せだなぁ。って幸せを噛み締めながらちょっぴり涙を滲ませつつ嫁を抱きしめる降谷零とかね。
絶対あったかい家庭だと思う。
小さな手で人差し指を握る産まれたばかりの娘に号泣して嫁にありがとうってお礼を言う降谷さんとかね。
もう絶対幸せになってくれよなって感じですよね。
基本は零さん呼び。たまに零くん。
2人っきりの時や甘えたい時は兄さん。
…おや、結婚後の妹が無自覚にあざといぞ…?
多分男の子も産む。
娘の初恋が沖矢昴とかだとおいしい。
パパと結婚する!は絶対に言われない。
沖矢昴に先越されてて欲しい。
号泣する旦那を慰める嫁。
多分結婚後というか、子供産まれたら立場逆転すると思う。
まるで子供が3人いるみたいだ。って思ってる嫁。

2017/07/07(00:58)


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※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
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