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▽無題

Dr.ワトソンな主人公がコナンの世界で召還されました。
FGOコラボだけど知らなくても読めるはず…

※Dr.ワトソンを捏造しています
※捏造盛りだくさん
※ホームズさん召還してからこの人絶対性格悪いって、絶対そうだって!と何故かホームズさんが喋る度にテンション上がっていたので、そんなホームズにこきつかわれていたワトソンが主人公

ーーーーー

Dr.ワトソン(二十代前半)
男装の麗人
基本的にスーツに白衣に白手袋のスマートな服装?
線の細い優男風の見た目で、物腰柔らかな言葉遣い。
だがしかし、対ホームズ時は荒くなったり冷たい口調になる。
「相棒?友人?とんでもない!奴はそこらの犯罪者よりもタチが悪い」
でも皮肉を込めて我が友と呼ぶこともあり。
コナンドイルは偉大なる我が父と呼んでいる。
「この薬中めさっさとくたばれ」
「あのモルヒネ野郎」
「コカイン中毒で死ね」
以上が対ホームズ時のワトソンさん。
素直に友人の体が心配だから止めろとは言えない。
捜査でこき使われまくり、いつも振り回されてきた。本気で嫌いなわけではなく、まぁ、腐ってても結ばれてしまった縁は仕方ないからね。と「そこまで言うのにどうしてDr.はホームズに付き合っていたの?」と聞くコナン君に語る日がくるといいね。
「相変わらず君も素直じゃないな」とはホームズ談。
多分ホームズが召還されたら
「マスター!その令呪を使う時がきましたよ!今こそ令呪に命じるのです、ホームズよ自害せよと!さあ!今すぐこの薬中に消滅を!!」
「ふむ、君は相変わらずようだね」
勿論コナンが全力で阻止した。
「嫌いなもの?…そうですね、この世にある全ての物には意味があり、無駄など存在しないので…強いて挙げるとしたら無能なスコットヤードとあの薬中、とだけ」
スコットヤードが無能だからホームズの出番となり、ホームズの出番となったら当たり前のようにこき使われるからどっちも嫌いです。っていう。
あえて薬中って言ったのは薬物やめないクソ野郎がって意味が含まれている。


マスター(7)
魔術の存在すらフィクションとされるコナンの世界の小学一年生の男の子。
体が弱く、学校を休みがち。
裕福な家庭に生まれたが、強盗が入り一家全員殺害さる中、何故か令呪が宿りDr.ワトソンを召還。
「成る程、平和と言われる国と言えど犯罪者は存在するというわけか。よろしい、見つけた命はこの私が救おう。さあ我がマスター、このしがない医師、ワトソンにどうぞご命令を」
みたいな長ったらしい召還台詞で現れる。
マスターは魔力量が豊富なので基本的には実体化しながらマスターの世話をやく。
学校等、保護者同伴できない場所では霊体化。
聖杯戦争はない。
「私が召還された意味があるとするのなら、きっと目の前の患者を救えということなのでしょう」
マスターの病気を治すことを目的に留まっている。
ひょんなことからホームズまで召還してしまい、毎日ホームズに噛み付くワトソンとかもいいけど、多分現場にホームズ居たらコナン君大感激じゃ…一緒に捜査してそう。

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「困ったな、私の専門は謎解きではなく治療なんだけれど」

そう言って現れたのは、白衣を纏った優男だった。

「一体どこから…」
「初めましてボウヤ。私のことは気軽にDr.と呼んでね」
「ドクター!はやく、たすけて、ひとが、人が死んじゃうよぉ!」
「ええ、任せてください。先ずは治療を致しましょう」

ヒール。
男が一言唱えると、淡い光が被害者の体を包み込む。
…なにが、起きているんだ?

「大丈夫、もう泣く必要はありませんよ我がマスター。私を一体誰とお思いですか?」

Dr.ワトソン!と少年が元気よく答える声によくできました。と微笑みながら頭を撫でる男。
…Dr.ワトソンだと?

「おや、どうやら君は信じて居ないようだ」
「あのね、Dr.は本物のDr.だよ?あのホームズに振り回されたっていつも話を聞かせてくれるんだ!」
「ホームズって、まさかあのホームズ?」
「そう、我が偉大なる父によって生み出された我が友、それがあのやく…ホームズだ」

信じがたいその言葉を真実と知るのは、彼の口から語られる物語を聞かされてからだった。

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流石は我が偉大なる父。
この世にシャーロキアンなどという熱狂的ファンを生み出すのだから、やはり我が父は偉大だ。

「ねぇ、もっとホームズの話を聞かせてよ!」

きらきら輝く瞳で身を乗り上げる少年、我が父と同じコナンを名乗る彼のその名は偽名だ。
相手の正体をしることのできるこの能力をあの薬中が知れば、それはもうこき使われたことだろう。
喜ばしいのはあの薬中が召還されなかったことと、聖杯戦争がないことくらいだろうか。
兎にも角にも、あの日の出会いから縁が結ばれてしまったこの少年は、今日も飽きもせずに我が友の話をねだりに来る。
…まぁマスターが喜んでいるのなら、私は幾らでもあの男について語ろう。
しかしながらあの薬中に憧れる者へ彼への批判なんて語れるわけもなく、私は彼の輝かしき姿のみを思い浮かべながら語るのだ。

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女とバレた時。

「少年、君に一つ面白い話をしよう。世界は幾つも存在し、その存在する世界の数だけ逸話が存在する。たとえばかの有名なアーサー王。彼の性別を君はしっているかな?」

そう言って物語を語るときのように質問を投げかけた彼、いや、彼女の言葉に答える。

「男、だけどまさか…」
「そう、流石は小さき我が父。勿論とある世界で彼は男であり、そしてまた別の世界で彼女は少女だった。つまりDr.ワトソンが女であっても何ら不思議な事ではない」

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我がマスターは体が弱い。
生まれながらにしての虚弱体質。
それが帝丹小学校へ転校し、少年探偵団というなつかしい響きを持つ子供達と関わるようになってからは健康への道を歩んでいる。
体力も徐々についてきているようだし、ここ最近は学校を休む事もなくなった。
やはり人との縁というものは良くも悪くも影響を与えるものだ。
だからこそ、私はあの薬中と結ばれたとうに腐りきった縁でさえ切れなかったのだろう。
彼の健康は医師であるこの私がいる限り、絶対に害するわけにはいかないのだから。
…まぁそんな私の意思を知ってか知らずか薬物にてを出すあの馬鹿は一生治らないだろうけど。
だったら悪名高きあのお茶目なアラフィフの方がまだマシだ。

「一緒には行かれないんですか?」

ああ、マスターの笑顔が今日もまぶしい、と子供達と戯れるマスターを眺めていると、眼鏡の優男が声をかけてきた。
沖矢昴と名乗るこの青年もまた、姿名前を偽る者の一人だった。
そういえば喫茶店にいるあの男もまた名を偽る者の一人だったな。
どうやらこの世界にも平和とかけ離れた人間は存在するらしい。

「ええ、どうにも体力仕事には不向きなもので。マスターの危機であればすぐに駆けつけるのでどうぞ貴方は子供達と共に行ってください」

遊園地といういかにも子供が喜びそうな施設ではマスター以外の子供たちも実に楽しそうに過ごしていた。
この広い施設を歩き回させるのはやや不安でもあったが、あの笑顔を見ては止める事などできまい。
どうかマスター、貴方が幸福で平穏な日々を過ごせますように。

「ドクター!」
「マスター、お友達と遊んでらっしゃったのでしょう?戻ってきてよろしかったのですか?」

ふとこちらに駆けてきたマスターを抱きとめれば、きらきらと眩しい笑顔が私を見上げた。

「だからだよ!ドクターも一緒に遊ぼう?」
「…本当に、貴方という人はまるで陽だまりのようにあたたかい人だ」
「ドクター?」
「いえ、お気になさらず。それでは沖矢さんと共に私もご一緒致しましょう」

握った手の暖かさに、心が暖まるのを感じた。
この身が消滅するその時まで、私は彼を護り続けよう。


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何故かホームズが召還された。

「あいにくだが此処には我が友の好きなコカインもなければモルヒネもない。おまけに暇潰しに使った遊び道具の拳銃もない。さっさと退屈で死ぬんだなこの薬中め!」
「なに、気にすることはない。そんな物よりも面白いものがあるからな」
「新たな薬物へ手を出す気か?」
「ふむ、君は相変わらずようだ。安心したまえ、また君をこき使えると思えば退屈等とは程遠いさ」
「マスターやっぱり令呪使いましょう!!!」

「いや、駄目だから!直ぐホームズ消そうとするのやめろよな!」

つい彼女のマスターが答えるより先に口を出していた。
だって仕方ないだろう、事あるごとにあのホームズを消そうとするワトソンが悪い。
だってまだ俺ホームズが生で推理するとこ見てねぇし。

「…我が偉大なる父のファンだからであって決してお前が凄いわけじゃない。勘違いするなよ薬物探偵」
「君のような人間をファザコン、と言うんだったか」

唯一彼女を止められる少年は、にこにこと楽しげにこの光景を眺めているだけだった。
…あいっかわらずマイペースというか天然というか。
まぁだからこそ、彼女はこのマスターと慕う少年から目が離せないんだろうけど。

ーーーーーー
「さあ、我が友よ。君はこれをどう見る?」
「…遺体の状況を見るに頭部への衝撃によって死亡したのは間違いないだろうね。ただ不思議なのはこの胸部の打撲だ。死因を特定するのは私の専門だが、推理は君の専門だ。此処から先は君がやってくれよホームズ」
「勿論。君の頭で謎解きができるとは思っていないさ」
「ああ本当に、君のそのスカした顔にはクソ喰らえ!と吐き捨てたい衝動にかられるね」

ホームズとワトソンの協力シーン!とちょっと感動してたのに、いつもの調子で突っかかるワトソンに複雑な気持ちになるシャーロキアンとかね。

「さて、小さな探偵くん、君の見解を聞こうか」

ってコナンと推理して欲しい。
それを眺めながら「さあマスター、お家に帰りましょうか」っていって「まぁ待ちたまえ。君のその頭でもわかるよう推理しようじゃないか」ってホームズが声かけていつもの如く突っかかるワトソン。
二人とも仲良しなんだね!ってズレた発言するマスターと、苦笑いのコナン。
警察の方々は声かけるタイミング失ってそう。

考えれば考える程、恐らく私だけが楽しいネタでしたね(笑)
お付き合いいただきありがとうございます!

2017/08/06(23:36)


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※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
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