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▽無題

生きてます私!
夏ってなんであんなに人を殺しにかかる忙しさなんでしょうね。
追記は降谷妹幼児化ネタと赤井妹幼児化ネタです。


◯降谷妹幼児化
お兄ちゃんよりもひーくんにべったりなニコニコ笑顔の愛らしき幼女。
にこーって笑って見上げながら両腕を伸ばして抱っこのおねだりをする(ただしひーくん限定)
お兄ちゃんは血涙流してんじゃねぇかな。
二人の知る妹の幼児期はあまり笑わない大人びた子供だったので新鮮でたまらない。
そして甘やかしたくてたまらない。
実は兄よりもひーくんの方が妹甘やかしていた。
一応叱ったり注意したりしっかりしたお兄ちゃんでいたかったので頑張っていた降谷兄と、兄の知らないところで甘やかしていたひーくん。
兄がだめならひーくんだ!って賢い妹は知っている。

ーーーー
「んっ」

にこーっと子供らしく愛らしさを全開で俺に腕を伸ばすのば、何故か幼くなってしまった幼馴染の妹。
兄であるゼロよりも俺に懐いているのは気のせいではない。
絶対的信頼とおねだりが含まれたまんまるい瞳が俺だけを見つめている。
そして横からは射殺さんとばかりに俺を見つめる兄の視線。

「雫、お兄ちゃんにおねだりしないのか?」
「やあ!ひーくんがいい!ひーくんすきだもん!」

無垢な笑顔で一刀両断した残酷な幼女にそれを溺愛している兄は膝から崩れ落ちた。
ああそうだよな、こんなにも愛想がよくて人懐っこい雫に喜んで甘やかし放題だったもんなゼロ…
俺が居なければ雫もゼロにベタ甘らしいが、何故か俺がいると俺にべったりになるらしい。

「あのねっ、おおきくなったら「おっといけない、それは流石にゼロが死ぬ」

良からぬフラグが立つのを阻止しようと口を塞げば、横からは俺の可愛い妹に何してんだという恨めしげな視線。
そして目の前の幼女からはなんで?と純粋な疑問の視線。
一体どうしろっていうんだ。

「あー…とりあえず三人で何か食べに行こうか?」
「いく!」

見事に話題を晒すことに成功したらしい。
手を離せばキラキラ瞳を輝かせて答える姿は普段のものとなんら変わりはない。

「小さくなっても食べるの好きなんだなぁ」
「そういえば昔も食べてる時だけは嬉しそうだったな」
「少し空気が和らいでたもんな」

ほんの微かに緩む口元に安心していたと言ったなら、大きな雫は一体どんな顔をするのだろうか。

「しずくはひーくんのおひざのうえね!」
「はいはい、お姫様の仰せにままに。なんてな」

ーーーーーーーー


◯幼児化赤井妹
幼児期も変わらず暴虐武人。
好き勝手するけどお兄ちゃんズと妹の方が大きいので圧倒的体格差で負ける。
それが悔しくてたまらない。
でも妹に抱っこで拘束されるのはご褒美。

ーーーーーーーー
「stop!」
「んっ」

ぴしゃり。
流暢な英語で放たれた声に思わず体がぴたりと止まる。
なんだこれ。

「good girl」

長い足を数は動かして私の元へやってきたいけ好かない男はよくできましたと私の頭を撫で始める。
おい待て。

「私は犬じゃねえ!!!」
「まるで犬の躾だね」
「秀吉テメェ夜道には気をつけろよ」
「野犬かよ…」
「犬じゃねえ!」

クソ兄貴と私のやりとりを見て笑う秀吉だが、お前マジで覚えとけよ。絶対倍返しだからな。この辱めはテメェにぶつけてやるからな。

「ほら、そんな吠えてばっかいたら本当に犬になっちゃうぞ?」
「はーなーせー!お前まで私を犬扱いする気か!」
「be quiet」
「テメーは永久に黙ってろクソ兄貴」

むにっ、と人の頬をつねって真顔で指示出しをしてくるクソ兄貴にどうか永遠の眠りが訪れますように。

「もう!ふたりばっかズルいよ!僕だって姉さんを可愛がりたいのに!」
「ねぇ真純、お姉ちゃん喜んだらいいのか悲しんだらいいのか複雑。でも抱っこして!!!」

これ全然可愛がられてねぇから。
完全に嫌がらせだから。
なので真純に癒されないとお姉ちゃんはストレスで死んでしまう。

「ほら、兄さん達より僕がいいってさ!僕にも貸してよ」
「お前に預けるのちょっと不安なんだけどなぁ」
「幼児の抱き方が分かるのか?」
「なんだよもう!人を末っ子だからって!」

まぁそうだよな、私達は下がいるから抱っこ慣れてるけど、真純末っ子だもんな。
ちっちゃい子を抱っこなんてしたことあるんだろうか。

「え、まってまって真純ちゃんその抱き方はお姉ちゃんどっかもげちゃう!」
「ほら言わんこっちゃない」
「なんかすげーふにゃふにゃしてて抱き辛いよこれ!」
「やめてやれ。将来使い物にならなくなる。貸せ」
「おいこらそれはお前の駒としてか?ぜってー手伝わねぇからな!」
「まだバレていない悪行を母さんにバラされたい、と」
「嘘ですごめんなさいお兄ちゃんの抱っこでいいです」

遠回しにお前を殺すと言われているのと同じだろそれ。
結局クソ兄貴の腕の中へとすっぽりと収まってしまったのが腑に落ちない。
腑に落ちない、が。

「姉さんもううとうとしてる」
「幼児になると更に兄さんに敵わなくなるんだな。素直に屈してる」

おいこら秀吉テメェ誰が誰に屈してるだボケ。
本当はそう言ってやりたかったのにぼやける意識のせいでそれは叶わなかった。
くそう、別にクソ兄貴の腕の中が気持ちいいからじゃない。
幼児になったせいだ。
そう自分に言い訳をして、心地よい微睡みに意識を手放した。

ーーーー
長男だし赤井さんは幼児をあやすの得意そうというか、抱っこして寝かしつけるのうまそうという偏見。

2019/08/29(23:43)


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※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
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