つぶやき

JK語を理解する兄に信じられないものを見るような目を向ける降谷妹

「…ねぇ、あれ何語？お姉さんには一切理解できないんだけどコナンくんわかる？」
「あぁ、女子高生のお姉さん達がよく使ってるやつだよね。なんとなく分かるかなって感じかな」
「あむぴは分かるけどさ、まじ卍ってなに？地図記号？卍ってお姉さんには理解できないんだけど。なにに対しても言ってんじゃん意味は？」
「特に意味はないらしいよ？」
「なんで安室さんは理解できてんの？あの人アラサーだよね？なんでJK語を理解できてんの？ちょっと引く…」
「…そんなこと言って大丈夫？」
「多分だけどさ、ネットで検索したと思うよあの人。なんだかんだで負けず嫌いだしプライド高いし、初めて聞いた時内心は？何語だ？とか思ってるよ絶対」
「…ネットでJK語を検索する安室さんって想像できない」
「そりゃあ安室透ならね。中の人は絶対してるって」
「中の人…」
「強ち間違いではないよ」
「まぁそうだろうけど…ってすっごい笑顔でこっち見てるけど大丈夫？」
「大丈夫、絡まれる前に帰るから」

「そんなつれないこと言わないでくださいよ」
「うわきた」
「雫さん、顔、顔と声に出てるよ」
「出してるんだもん当たり前だよ」
「さっきから二人で仲良く何を話してたんですか？」
「さて、私はそろそろ帰ろうかな。またねコナンくん」
「まぁまぁ、折角ですし僕ともお話ししてくださいよ」
「まじ卍」
「！！？」
「あれ、こういう使い方じゃなかったっけ？」
「僕に聞かれても」
「JCのコナンくんなら分かるかなって」

オチはない

安室透と降谷零のギャップにたまに引いてしまう妹が居てもいいと思う。
え、なにそのキャピキャピ感。あざとっ、にいさんあざとい。
嘘でしょ兄さん自分がアラサーって自覚ある？大丈夫？って安室透を見て思う妹。