つぶやき
2019/01/21
タイトルは社畜拾いました。
同じ世界線でもいいし、トリップしてきた独歩を降谷妹が世話する話でもいい。
同じ世界線の方がややこしくなくて楽かな?
トリップものはオチが難しそうですね。
親友や先生のいる世界を簡単に諦める男ではないと思うし、やっぱり同じ世界線でも…そうなるとヒプノシスマイクの不思議設定が完全に無視されてしまいそう…むずかしい
「独歩さん、独歩さん」
響き渡るアラーム音の中、耳に馴染む優しい声が俺を呼ぶ。
「遅刻しちゃいますよ」
「っ!!!?」
その言葉に勢いよく起き上がれば、おはようございますと声がする。
「あ…おはよ、ございます」
ま、まぶしい。
困ったように微笑みながら俺に挨拶をしてくれた女神。
降谷雫。
あの日彼女に拾われてから、俺は夢のような日々を過ごしている…まぁ社畜なのは変わらないが。
「遅刻しちゃうと嫌味言われちゃいますもんね。起きれなそうな時は私が必ず起こしにきます」
ああ、やっぱり彼女は女神だ。
こんな俺に笑いかけてくれるだけでも天使なのに、俺を気遣ってくれるなんて…
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そんな感じで降谷妹のことを内心崇めている観音坂独歩。
一二三みたいにくだけて?気を許した関係を築いているのもいい。
お兄ちゃんみたいに降谷妹のことを可愛がってる姿を見て嫉妬する本物の兄とか。
以外妹みたいに接してる設定
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独歩さんは面倒見がいい。
彼には弟が居るらしく、その影響もあるのかもしれない。
そういえば彼も兄さんと同じ29歳だ。
「雫、また夜中まで特撮のブルーレイ観てただろ」
「観てた」
「隈できてるぞ」
ただでさえ色が白いから余計めだつな…と呟きながら私の目元を撫でる指先が心地よくて、気づけばその手を掴んでいたらしい。
「ごめん、こんなおっさんに触られるの、嫌だったよな」
「そうじゃなくて、気持ちよかったからつい」
ごめんね。とへらりと笑いながら言えば、彼はそういうとこだよ…と何故か項垂れてしまった。
「独歩さんも隈ひどいよ」
「…俺はいつもだから」
「でも今日はお休みでしょ?もっと寝てたらいいのに」
「雫と出かける約束してたんだから寝るわけないだろ」
そう言って頭に乗せられた手に思わず頭を擦り寄せれば、小さく笑ってよしよし、と撫でられる。
ああ、幸せだなって思う反面、そんな自分に対してほんの少しの嫌悪感。
「今日は米花町を色々見て回るんだろう?」
「うん。折角近くに越してきたし、通勤以外にも色々行ってみたくて。付き合わせちゃってごめんなさい」
「いいよ。俺も雫と出かけるのたのしみにしてたし」
「独歩さんは優しいなぁ」
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この流れでポアロに行く予定