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こんななんでもない文字を書いて形にすることは、そんなに特別なことではない。本職だった元彼に「その程度のこと、」と言われた時、それでも悲しかったことを記憶している。
どれだけ理解が出来なくても、一度も泣いたことはない。自分の手で出来るまで、理解が出来るまで必死に調べて噛み砕いて自分の物にする瞬間が楽しいと感じ続けた。
自分がされて違和感があったことはしないように。自分がされて嬉しかったことは、それがどれだけ甘く優しくてもするように。「どうせ誰かからキツく当たられるんだ、私一人が甘やかすくらいどうでも良いでしょ」と、そんな感じで。