反転したってラヴィンユー


この話の夢主の設定で反転ネタ

「吸血鬼とても嫌い! 特にドから始まってクで終わる四文字の呪われて乾涸びた人間みたいなミイラおじさん無理!」
「ンゲー! 絶対許さんあの純朴無能!」
 あの子はこの混沌に巻き込まれてなきゃいいんだが、と思った矢先に出会してしまった。大丈夫かと聞くより先に襲いかかってきた罵倒でのアンサーに論無く砂になる。おっのれあのサイコ。全て解決したらゴリラの筋トレに付き合わせてやる。そう決意を固めている間もずっと「いちいち気取った仕草するの腹立つ」「低い声ぞわぞわしておぞましい」「指が動く枝みたいでグロい」だのといったトゲトゲしい雑言が放たれていた。
「ん? でも待てよ……?」
「なに? 気だるげな半目で見ないで、不愉快」
 再生しながら考える。反転ってことは、つまり今のは全部……。
「ほーうほうほうほう?」
「殴りたいそのニヤケ面」
「いやいやお気になさらず。もっと言ってどうぞ?」
「畏怖とウザ履き違え万年黒マント季節感の概念までご臨終オジサン」
「ごめんやっぱ手心下さい」

 >>back
 >>HOME