MAIN|RANK|CLAP|Re:
銀の糸を絡めて


「は……ふ……」


「………♪」




ぐちぐちと白龍の口の中に突っ込んでいる指を動かす。



よだれをだらだら流しながらも、懸命に私の指を愛でる白龍がとても愛おしい。



白龍もとろんとした顔で私の指を見るけど、私もうっとりしながら白龍を見た。




「は…あ…んっ………」




ちろちろと舌を巧みに使って指を舐めたかと思えば、ちゅうっと、赤子みたいに強く吸う。




イタズラしたくなる、顔。





私はたまらなくなって指を乱暴に掻いた。



舌をぐちぐちと弄んだり、できる限り奥まで突っ込んだり。



そのたんびに白龍はかわいくぴくりと跳ねる。それがたまらない。





「は……あふ……、………?」




つうと、私は突っ込んでいた指を彼の口から出した。銀色の糸が私の指と彼の口とを繋いで、ぷつんと切れる。




「あーあ、指ふやけちゃった」




ちゅ、と、白龍の唾液がついた指を吸う。白龍を見ると、物欲しそうに指を凝視していた。



「あ……スイ……殿」



「んー?」




白龍が私に抱きついてきた。私はそれを受け止めて頭を撫でると、白龍は切なそうに私の目を見た。




「もっと、欲しいです。スイ殿が」




上目づかいなんて反則。そんなんでそんなこと言われると、もっといじめたくなるじゃない。





私は口から垂れている銀のそれを舐めとると、白龍の口の中にあるそれに吸い付いた。

- 9 -

Prev | MAIN | nexT


ページ:





[メールボックス]
ALICE+