※温い18禁が混じりますご注意ください※




「あっ……、や…」
「…ここ好き?」
「……っ」

どうしてこうなったのか。重要書類を保管する倉庫に、書類を取りに来たのは1時間前になる。そこでたまたまサスケくんも捜し物をしていて、(25歳会のメンツでもあったし)一応話すことは話す仲なので一緒に探そうとなった。その後男女が入ってくる音がして、鍵が閉められた音。…そして始まる生温い声。

いやいやいやそんな漫画みたいなこと!!…なんて思ったが、うちの書庫は長細い形をしている。奥に人がいても正直分からない。そしてここに人がいるなんてほぼ有り得ないほど使用率は低い。…だからって嘘でしょ!?とサスケくんと顔を合わすも、出口に近いのは事を始めてしまった男女だし私達出られない。…え、終わるまでここに!?

サスケくんに手招きをされて、音を出さずに近付く。顎で差された先は、……え!?

「カ、カカシさん…!?」

しかも相手はこの間見た彼女じゃない。…いやいや突っ込みどころ多すぎて驚く声が大きくなってしまった。サスケくんは慌てて私の口を手で塞いでくれた。ごめん、驚きすぎてつい。と小声で謝罪した。…しかしどうするかこの状況。

「…どうする」
「……出られる選択肢ある?」
「………。」
「はぁ…最悪」
「頭悪すぎんだろアイツ…」
「……本当に…。」

まだ始まったばかりなので、後何分ここに閉じ込められればいいのか。さくっと終わらせてさくっと出て行って欲しい。…じゃないと気まずすぎる。なんでカカシさんの浮気エッチをサスケくんと聞かなければならないのか!…気まずい。気まずいの最上級。なぜ私達が息を殺して身を潜めなければならないんだろう…。

でもだんだんと息が上がる声と、それに伴う音が響いてきてこっちまで変な気分になってくる。…あぁもう勘弁してくれ。と耳を塞いでしゃがみ込んだ。すると同じ目線まできてくれたらしいサスケくんと目が合う。

「…、大丈夫か」
「……気が狂いそう」
「…」

でも踏ん張る、と言ってる最中だった。後頭部に回された手で引き寄せられたのは。…そのまま重なってしまったそれに驚いて咄嗟に目を瞑ってしまった。すぐに離れようと身を引くも後頭部に添えられた手のせいで少ししか離れられない。ただ、至近距離で視線が合うほどにしか。

「……サ、サスケくん…?」
「………、悪い」
「わ、悪いって思うなら…っ」
「…正気じゃねえ」
「!」

また引き寄せられてしまって、重なってしまう。啄むように何度も、何度も。合間に息が漏れてカカシさん達にバレてしまわないかの不安と、サスケくんの彼女への罪悪感に苛まれる。でも…史上最強に興奮している自分を殺したい。さっきまでカカシさん達をあれだけ批判していたのに。同じ事をしようとしているなんて。

「…悪いのはお前でも、俺でもない」
「……っ、待っ「アイツのせいだ」

サスケくんがスーツのジャケットを脱いで、それを私の後ろに投げ捨てた。行動が不明すぎて目が点の私は肩を押されて、その場に座り込んでしまう。そしてそのまま彼の服の上に押し倒される。…そんな気遣いに気付くのは、もっと後になるのだが。

私に跨ってネクタイを緩める姿は、意味分かんないぐらい興奮した。心臓が割れたかのように。…是非雰囲気のせいだと思いたい。だってサスケくんはそれでなくても色気の男なのに。そしてそんな男と、ダメなことをする快感を知ってしまえば後に戻れない。……でも、今更止める選択肢も、ない。

覆い被さってきた彼と唇を合わせながら、服の中に少し冷たい手が入ってくる。身体のラインを指でなぞるソレでさえエロくて困る。下着を剥がれる頃には、冷たかったはずの手は私の体温と重なっていた。

「…っ、ん」
「……バレるぞ」
「…!っ、じゃあ…」

キスして、と掠れる声で囁きながらサスケくんの首に両手を回した。そこから少し乱暴に、欲求に真っ直ぐに触ってきた。それがなんだか心地良いなんて私もどうかしてる。

「挿れるぞ」
「……っぁ、…だめ、」
「今更…よく言えたな」
「…っだっ…、…」

最後の文字は、大きくなって入ってきたそれの圧迫感で軽く飛んでいった。人の彼氏で、会社の倉庫で、しかも生で。…最悪な条件三連発だ。なのにそれが嬉しくて嬉しくて仕方ない。三大欲求、なんていうけれど結局性欲だろ。

倉庫で、こんな。あっちもこっちも欲欲欲。腐った人間だと自負するも…もう、死んでしまった。