「岸くん」
「んー?」
「背中、一発叩いてくれない?」
「は?」

キラキラ輝くスポットライト。
煌びやかなステージ。
たくさんの歓声。

見慣れたはずの大好きな景色が、
こんなにも恐ろしく見えるのは、どうしてだろう。

「足、震えちゃって、」
「………」
「あはは、このままだと、歩き方も分かんない」

そもそも歩くって、どうするんだっけ。

極度の緊張で固まってしまった体は、とても熱いはずなのに、
冷え切っていた。

指先が凍えて、氷みたいだ。










「手、貸して」
「手?」
「うん」

目の前に差し出された大きな手に、自分の手を重ねる。

「目瞑って」
「、はい」
「深呼吸して」
「ん、」
「そのまま」

重なった手が、ゆっくりと包まれる。

「大丈夫」
「……」
「お前には、俺たちがいる」
「………」
「怖くない」
「………うん」
「ぜってー大丈夫だから」
「うん、」

包まれた手が、温かくなる。
指先から、じわじわ戻る手の感覚にホッとした。










「なにしてん、二人で」
「ん?おまじないかけてた」
「おまじない?」
「そ。なあ?〇〇」

わたしがこの世界に足を踏み入れた時から、
ずっとこうして笑ってくれた彼の言葉は、何よりの励みになる。


そうだ。一人じゃない。
わたしには、みんながいる。

グッと強く握り返された手に、力を込める。


「一緒に、頑張るから」
「岸くん、」
「よろしくな、〇〇」


これが、わたし達の始まり。















King & Princeがデビュー組唯一の男女混合。
事務所自体が男性のみという解釈をぶっ壊しているので、
特別お話に出したりはしませんが、
女の子も事務所に数人いるという世界線。
※都合の良い歪曲です

主人公
2010年10日 スカウト入所
97年 10月10日生まれ
イメージカラーは純白
人見知り
食べるの大好き
たまに衣装のデザイン担当

ジュニア時代はどこのグループにも所存していない。
ただ、イベントや舞台で
当時のKING、Princeと同じ現場になることは多かった。
ダンスは苦手。











岸くん
多分一番信頼してる人。
昔はずっと引っ付いてた。大好き。

ジン
良き理解者。大親友。
一緒にいるとふざけがち。大好き。

紫耀
お兄ちゃんで大親友。
何かとすぐ頼る。大好き。


可愛い可愛いれぇん。
一生イジりたい。大好き。

海ちゃん
可愛い可愛い弟の海ちゃん。
最近少し生意気になってきた。大好き。

いわち
大親友。
顔が好き。一生大好き。