「本日のゲスト、King & Princeの平野紫耀さんと、△△〇〇さんでーす!」
「あっ、、、」
『え、ちょっと紫耀っ笑』
「わあ!ごめんごめん!」
オープニングの呼び込みで、何故かビクッと肩を揺らす紫耀に追突された。
「えぇ!大丈夫ですか?笑 どうしました?」
「いや、あの意外と早く呼び込みがあったので、油断してました」
「凄い勢いで△△さんにぶつかってましたね笑」
『はい笑 オープニングから事故に遭うとは思いませんでした』
「ごめんって!痛かった?大丈夫?」
『ふふ、大丈夫だよ笑』
本気で心配そうにわたしを気遣う紫耀の姿を見て、仲良いですねぇ、と女性司会者さんが笑ってくれる。
今日は、もうすぐ発売するアルバムの宣伝の為、紫耀と二人でお買い物のロケ。
しばらくお互い別々の仕事だった為、会うのは久しぶりだが、相変わらずの天然っぷりだった。
「さあ、それではまず△△さんのリクエストから…………浴衣を着て歩きたい!」
『はい!今一番やりたい事です!』
「アンケートによると、お仕事で着る機会はあっても、やはりそれを着てゆっくりお出掛けが出来ないと」
『そうですね。有難い事に、撮影では何度か着させていただいてるんですけど、着て撮って、はい終わりって感じなので。どうしても、こう、満喫したくて』
「ですよね、伺いました。そこでそんな△△さんの為に、今回は浴衣の一日レンタルを行っているこちらのお店をご紹介したいと思います!」
『凄い!この中から選んで良いんですか!』
「はい!どうぞお好きな物をお選びください!」
浴衣のレンタルを行っているお店に入り、たくさん並んだ色とりどりの中から気になった物を手に取る。
『わ、これ可愛い』
「でもまた白だよ?せっかくなんだから普段と違う色着れば?」
『ん〜』
「ほら、こっちの青いのとか大人っぽくて可愛くない?」
『わ、ほんとだ。青とか普段着ないからいいかも』
「今日大人っぽい感じでいく?」
『ん〜 でも可愛いのも見たい』
「ならこっちの水色っぽいのは?」
「なんだかこうして見てるとお二人、本当にカップルみたいですね」
「皆様お待たせいたしました!それでは、登場していただきましょう!King & Prince△△〇〇さんと、平野紫耀さんでーす!」
「こちらのお店では、通常プランの他にカップル専用のプランも用意しているということで、せっかくなので、平野さんにも着替えていただきました!」
「はい、なんかそうなりましたね笑」
「どうです?普段なかなかこういった機会も無いと思いますが」
「そうですね。選んでる時も楽しかったし、やっぱりテンションは上がりますね」
「浴衣も、なんと今回はお互いに選ばれたということで、」
『はい、選ばせていただきました』
「しかも平野さんに至っては、途中から髪飾りやアクセサリーまで全部選んでましたよね?」
「はい。なんかもう、選び出したら止まらなくなっちゃって、笑」
『最終的に全部紫耀任せになっちゃいました笑』
浴衣は、白地に赤いお花がいくつかプリントされた大人っぽいもの。
そして、それに似合うよう店員さんにも相談してくれた緩いまとめ髪に、可愛らしい簪。
選んでもらった側としては、これ以上ないほどの素敵な仕上がりになったと思う。
「せっかくなので、今日は一日その格好で、お店を回って行きましょう!」
「しかし凄いですねぇ、さすがにKing & Princeのお二人が浴衣を着て歩いていると周りからの視線が、笑」