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東方学園 3月


3月。それは別れの季節。
長らく続いた東方学園シリーズも、いよいよ最終回となります。


阿求「ついに、この時が来ました。長いようで、短い一年でしたね」
霊夢「そうね…過ぎてみれば、あっという間だったわ」
さとり「本当に、色々な事がありました」
映姫「……さあ、今期生徒会最後の仕事に取り掛かりましょう」

涼花「卒業式か…」
ゆーちゃん「なんだか、寂しくなるよね」
涼花「うん…」

菫子「…卒業か。実感湧かないな」


体育館では生徒一同が集まり、粛々と卒業式が執り行われました。
学生生活を振り返り、涙を流す生徒も…。
そして、卒業証書授与。
魅魔先生が生徒の名前を読み上げ、生徒は壇上に上がり、玄爺先生から卒業証書を受けとります。

卒業生からの感謝の言葉、在校生からの惜別の言葉。
感極まった生徒達は次々と涙を流しました。
そうして…ついに卒業式は閉幕しました。


体育館の外。
卒業式を終えた霊夢と魔理沙は、いつものように…しかし名残惜しそうに歩いていきます。


魔理沙「終わったな」
霊夢「ええ、そうね」
魔理沙「まさかお前が、あんな涙を流すなんてな」
霊夢「仕方がないじゃない…。それよりあんた、進路はどうするつもりなの?」
魔理沙「ああ…結局、親の仕事を手伝うことにしたよ。そう言う霊夢は?」
霊夢「私は神社があるからね。私も家を継ぐつもりよ」
魔理沙「…そっか」
涼花「霊夢お姉ちゃん! 魔理沙お姉ちゃん!」
ゆーちゃん「ちょっと、待ってください!」


涼花ちゃんとゆーちゃんは、誰にも何も言わずに去ろうとしていた霊夢と魔理沙を呼び止めました。


涼花「霊夢お姉ちゃん…どうして、何も言わずに行こうとするの…」
ゆーちゃん「魔理沙さん…ひどいですよ…」
霊夢「良いのよ…これで…」
魔理沙「…だな。最後は私達らしく、だぜ?」
ゆーちゃん「そんなこと言ったって…」
涼花「卒業生の居ない卒業式が早く終わったからって、生徒会の仕事をサボろうとしないで!」
ゆーちゃん「魔理沙さんも、部員の皆さんが待ってますよ!」


…そう、今期東方学園に、卒業生は一人も居ないのです。
予定より一時間早く式が終わった霊夢と魔理沙は、そそくさと帰ろうとしていたのでした。


四季映姫「いやはや…まさか最後に、とんでもない事をしでかすとは思いませんでしたよ」
霊夢「ゲッ…総生徒会長…」
ゆーちゃん「他の皆さんにも来てもらいましたからね!」


周りには在校生が集まり、霊夢と魔理沙を囲んでいます。


魔理沙「なんだよ…帰ってゆっくりしようと思ってたのに…」
霊夢「仕方がない、諦める…と見せかけて、逃げるわよ!」
魔理沙「おう♪」


…こうして、最後までドタバタな東方学園は幕を閉じるのでした。


終わり