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[命蓮寺の縁日]
今日は命蓮寺の縁日。
言っては悪いが、博麗神社の縁日よりも盛り上がりを見せている。
…まあ、博麗神社が盛り上がらないのは、妖怪やら妖精やらが出店を出している所為であろう…。
兎にも角にも、そんな命蓮寺の縁日に、涼花ちゃんは遊びに行きたいと言い出した。
涼花「ねぇ〜、行ってもいいでしょ〜?」
RYO「ん〜…行ってもいいけど…一人はな…」
涼花「だから、お兄ちゃんも一緒に行こうよ〜」
RYO「…行きたいのは山々だけどねぇ…今日は外せない用事があるからなぁ…」
涼花「…ゆゆ様?」
RYO「…何故、そんな不満そうに聞く?」
涼花「だって…最近、ゆゆ様の所にばっかり行って、わたしと遊んでくれないから…」
RYO「…そっか…ごめん、それは悪かったな…。でも、今日はゆゆ様の所じゃないんだ」
涼花「…じゃあ、どこに行くの?」
RYO「ちょっと、里の方にな…」
涼花「…何しに?」
RYO「睨むな睨むな。里の喫茶店で、慧音と会う約束をしてるんだ」
涼花「浮気者!」
RYO「ちょっ!?勘違いするな!…多分、涼花ちゃんの、寺子屋での授業態度についての話だと思う。こう見えても、涼花ちゃんの保護者であることに変わりはないから」
涼花「…でも、そう言う話は喫茶店ではしないよね?」
RYO「いや…私に言われてもなぁ…実際に話をしてみないことには…」
涼花「ふ〜ん…」
RYO「…まあ、そう不貞腐れるなって。行っちゃ駄目って言ってるわけでもないんだし」
涼花「……え?」
RYO「………」チラッ
弟「だが断る!」キリッ
RYO「まだ何も言ってないだろうに…涼花ちゃんの為を思って…な?頼むよ」
弟「だが断る!」キリッ
RYO「…お前は久々に魔理沙に会えるチャンスを無下にするつもりなんだな?」
弟「よ〜し、涼花ちゃん、一緒に行こうか」
涼花「ふぇ?う、うん…」
RYO(ちょろいな)
RYO「ちょい待ちちょい待ち。金も持たずに行く気か?」
弟「射的三回分+αで」
RYO「うぐっ…射的って以外と高いんだよな…二回分にしとけ」
弟「じゃあ、射的二回分とくじ引き二回分+α」
RYO「射的2.5回分+αだ」
弟「ちっ…しょうがないな」
RYO「涼花ちゃんは?」
涼花「ん〜…リンゴ飴+αで」
RYO「わかった。昼食はその中から買っていいから」
涼花「お兄ちゃんの分は?」
RYO「ん?いや、いいよ。後で何か作るから」
涼花「わかった」
弟「久々に魔理沙に会える!」
RYO(…まあ、魔理沙が縁日に現れるかどうかは知らんがな。こうでも言わないと、こいつは動かないからな…)
涼花「じゃあ、行ってくるね」
道中
弟(…それにしても、涼花ちゃんと出掛けることなんて、滅多に無かったな…いつもだったら、にぃにも一緒だったからな…)
涼花「……ん?なに?」
弟「ん?なんでも?」
涼花「ふ〜ん…」
弟「…………」テクテク
涼花「…………」テクテク
弟(会話が無ぇ…何か話題を…)
涼花「…ねぇ、弟君」
弟「ん?」
涼花「寺子屋中等部って、楽しい?」
弟「楽しいと言えば楽しい。…難しいけどね」
涼花「やっぱり難しいんだ」
弟「まあでも、たまに妹紅が来たりするから、やっぱり楽しいかな」
涼花「妹紅お姉ちゃんが?」
弟「臨時教師みたいな感じかな」
涼花「へぇ〜、そうなんだ。……ん?」
弟「…ん?どうした?」
涼花「こんな所にお地蔵様がいたんだ」
弟「あ、ほんとだ」
涼花「お供え物を置いていこ?」
弟「…何か持ってるの?お供え物になりそうなもの」
涼花「ん〜…あ、後で食べようと思ってたお団子があった」
弟「じゃあ、それでいいんじゃん?」
涼花「うん。じゃあ、ちょっといってくるから、待っててね」
弟「おう」
スター「……」コソコソ
弟「……?」
涼花「お待たせ」
弟「あ、ああ…」
涼花「…ん?どうしたの?」
弟「いや…多分、気のせい」
涼花「……?」
命蓮寺
涼花「やっぱり賑わってるね〜」
弟「そうだな…」ソワソワ
涼花「……魔理沙お姉ちゃん、来てるかな?」
弟「にぃにが言ってたんだから、居てもらわないと困る。と言うか、居なかったら文句言ってやる」
涼花(来てないと思うな…)
弟「お、金魚すくいだ」
村紗「やあ、RYOの弟君に涼花ちゃん」
涼花「やほー♪村紗お姉ちゃん♪」
村紗「やほー♪」
弟「村紗がやってんのか」
村紗「まぁね。ちょっとした小遣い稼ぎさ」
弟「へぇ〜」
村紗「どう?やってく?」
涼花「うん♪」
弟「リンゴ飴+αじゃ出来ないだろ?」
涼花「あ……」
村紗「ん?やらないの?」
涼花「…弟君…一回分だけ…」
弟「……そんな目をしてもダメだからな」
涼花「おねがい…」キラキラ
弟「ダメ!ぜったい!」
涼花「むぅ〜…」
弟「ほら、行くよ?」
涼花「金魚〜…」ズルズル
村紗「………」
涼花「むぅ〜…射的2.5回分貰ってるんだから、その0.5回分を金魚すくい代にしてくれればいいのにぃ〜…」
弟「だったら最初から金魚すくい代を貰っておけば良かったのに」
涼花「だって〜…金魚すくいがあるとは思わなかったから…」
弟「縁日なんだから、金魚すくいぐらいあるって思わなかったの?」
涼花「思わなかった…」
弟「…ならしょうがないか」
涼花「あ、射的があったよ」
弟「お、ほんとだ」
一輪「あら、RYOさんの弟君に涼花ちゃん」
弟「あれ?一輪が射的やってるんだ」
一輪「ええ」
弟「一輪お姉ちゃんもお小遣い稼ぎ?」
一輪「ええ…まあ…」
涼花「…?」
弟「とりあえず、二回分」
一輪「ありがとう。はい、一回三発、二回分で六発よ。しっかり狙ってね」
弟「よ〜し!……ん?あれって…AV?」
涼花「AVってなに?」
弟「アダルトビデオ。エロビデオって言った方が分かりやすい?」
涼花「エ、エロ…えぇ!?///」
弟「まぁ…出店の醍醐味だよなぁ…AVって。しかし…一輪の店にこう言うものがあるって…なんか意外だよなぁ…」
一輪「あ…それは…その…なんと言うか…///」
涼花「なんで、一輪お姉ちゃんのお店に…その…///」
弟「エロビデオって普通に言えば?どうせ毎日見てるんでしょ?そして毎日○○○○してるんでしょ?」
涼花「そっ!!そんなことしてないもん!!///」
弟「○○○○が何なのかを知ってるような言い方だねぇ」
涼花「あ…///」
弟「墓穴ったね…○○○○を知らなければ、○○○○ってなに?って聞くはずだしね。胡瓜とか使って毎日○○○○してるんでしょ?○○○○を○○○○に入れて○○○○したりしてるんでしょ?」ニヤニヤ
涼花「ぐすっ……ふえぇぇ……一輪お姉ちゃ〜ん……弟君がいじめるよぉ〜…」
一輪「弟君…言い過ぎですよ?涼花ちゃんが可哀想です!」
弟「そもそも、なんで一輪の店にAVがあるんだ?」
一輪「そ、それは…///」
弟「あれか?一輪のお古か?」
一輪「ち、違…///」
弟「どうせ一輪も、家で○○○○したりしてるんだろ?」
一輪「そんな事してません!!///」
弟「じゃあ、なんでAVがあるんだ?言ってみぃ〜?分かるように説明してみぃ〜?」ニヤニヤ
一輪「くっ……///」
弟「ほれほれ〜」ニヤニヤ
一輪「…ひ、拾い…ました…///」
弟「拾った?ほぉ〜、拾ったと…そう申すのか」
一輪「そ、そうよ///」
弟「それで見まくってたんだろ〜?見まくって○○○○しまくって一輪の○○○○も、涼花ちゃんの○○○○と同じで真っ黒なんだろ〜?どうせ道具使ってんだろ〜?涼花ちゃんと同じように〜」ニヤニヤ
一輪「う…うぅ…そ、そんな事…ありません…」
弟「どうだかなぁ〜、大人しい人ほど、影で意外と」
「マスタースパーク!!」
弟「ぎにゃあぁぁ!!」
魔理沙「…ったく…このセクハラ小僧が!!」
涼花「魔理沙お姉ちゃん!!」
魔理沙「まったく…涼花ちゃん、アイツが言ってることは基本無視すればいいんだよ。それから、一輪も一輪だぜ?あれぐらいなら胸張って言い返せないと、RYOの弟には勝てないぜ?曖昧な答えは付け入る隙を与えるだけだ」
一輪「ええ…。よく…わかったわ…」
弟「いっててて……流石に不意打ちは卑怯だぜ?」
魔理沙「うるさい。もう一発食らっとくか?」
弟「やってみ?華麗に避けてやんよ!」
魔理沙「ああそうかい…言ったな?後悔するなよ?ダブルスパーク!」
ピチューン!!
弟「………」プスプス
魔理沙「まったく…」
涼花「そう言えば魔理沙お姉ちゃん」
魔理沙「ん?」
涼花「なんでここにいるの?」
魔理沙「なんだ?私がここに居たらダメなのか?」
涼花「いや、そうは言ってないけど…いつもなら博麗神社にいるから、命蓮寺の縁日には来ないと思ったから」
魔理沙「何を言ってるんだ。楽しそうな所へは、たとえ地獄だろうと魔界だろうと率先して行く。それが私だぜ」
弟「ま、わしは魔理沙に会えたから、理由なんてどうでもいいんだけどね」ケロッ
魔理沙「ま、要は暇潰しだ」
涼花「ふ〜ん」
弟「無視すんな。無視すると揉むよ?」
魔理沙「出来るもんならやってみな。顔面にゼロ距離マスパを喰らいたければな」
弟「大丈夫!火傷で済む!」キリッ
魔理沙「だったら、ブレイジングスターで月まで運んでやるよ」
弟「魔理沙と星空デートですね、分かります」
魔理沙「ば、馬鹿っ…そんなんじゃないから…///」
弟(ツンデレ魔理沙もなかなか…)
一輪「で?結局、射的はどうするの?」
弟「もちろんやるよ」
魔理沙「よし、それじゃあ勝負しようぜ?」
弟「勝負?」
魔理沙「あのふもふも霊夢(ぬいぐるみ)を、先に撃ち落とせた方が勝ちだ」
弟「ふ〜ん…で?」
魔理沙「で?」
弟「勝ったら、何かくれるの?」
魔理沙「そうだな…負けた方が勝った方の言うことを一つだけ聞くってのはどうだ?」
弟「よし乗った!」
一輪「それじゃあ、弟君と同じ、二回分六発ね」
魔理沙「ああ、いいぜ」
涼花(…何だかんだ言って、二人とも仲良いんじゃ…)
一輪「それじゃあ…始め!」
魔理沙「そりゃっ!」ピシッ
弟「てゐっ!」ピシッ
魔理沙「とりゃっ!」ピシッ
弟「ちょいやっ!」ピシッ
魔理沙「せいっ!」ピシッ
弟「なんとー!」ピシッ
涼花(…ぬいぐるみとは言え、額にコルク弾を当てられてる霊夢お姉ちゃん…)
魔理沙「おりゃっ!」ピシッ
弟「わっふー!」ピシッ
一輪(…額にコルク弾が集中してるから、二人に悪意を感じる…)
魔理沙「うりゃっ」ピシッ
グラッ
魔理沙「しまった!」
弟「貰った!」ピシッ
グラグラ…
弟「なにっ!?」
魔理沙「ふふん♪この勝負、私の勝ちだぜっ!」ピシッ
グラァ…
魔理沙「よしっ!そのまま落ちろっ!」
グラ…グラ…
魔理沙「お、落ちない…?」
弟「今なら落とせる!てゐっ!」ピシッ
グラァ…
弟「よしっ!いけっ!」
グラ…グラ…
弟「なに……落ちない…」
魔理沙「おい一輪!倒れないように細工してないだろうな!」
一輪「そんな事してません。この勝負、引き分けです」
魔理沙「…まあ、しょうがない」
弟「くそっ…魔理沙にあんな事やこんな事をするチャンスだったのにっ!」
魔理沙「あんな事やこんな事って…一つだけだって言っただろ?」
弟「あんな事をすれば魔理沙がその気になってこんな事までできるはず!」
魔理沙「出来るか!!」
弟「で?結局なんで、AVがあるんだ?」
魔理沙「ああ、それは確かに気になる所だな。やっぱ、一輪のお古なのか?」
一輪「だから違いますって!!」
魔理沙「どうだかなぁ」
一輪「貴女はどっちの味方なんですかっ!」
魔理沙「面白そうな事は率先してやるのが私だ。故に、面白そうなことをしてる奴の味方に付くのは当然の理だぜ☆」
弟「やっぱり毎晩○○○○やりまくってたんじゃねぇの?」ニヤニヤ
一輪「くっ…」
魔理沙「言い返せないのは認めたって証拠だぜ?涼花ちゃんもな」
涼花「な、なんでわたし…?」
魔理沙「いやぁ、色んな噂が絶えないからなぁ、涼花ちゃんは」
涼花「うぐっ…」
魔理沙「ほらな?言い返せないだろ?」
涼花「……ぐすっ」
弟「ま、色んな噂が絶えないのは魔理沙も同じだけどね」
魔理沙「は?何の事だ?」
弟「ほら、アリスとかパチェとかにとりとか…手を出しまくってるって聞くぜ?」
魔理沙「そんな事は断じて無い!」
弟「いや、火の無い所に煙は立たんぜ?」
魔理沙「そんなのは噂の一人歩きだろ?噂ってのは何倍にも膨れ上がって伝わるものだ。そんな噂、信じる方がどうかしてるぜ?」
弟「それ言ったら、涼花ちゃんに対して噂が絶えないとか言えんよなぁ?」
魔理沙「それは勿論の事だが、涼花ちゃんの場合は真実だからなぁ」
涼花「そんな事ないもん!噂は噂だもん!」
魔理沙「嘘は良くないぜ?」
涼花「嘘じゃないもん!」
弟「そのわりには知りすぎだよなぁ、色んな事を…」
シュッ!
弟「ふにゃっ!?なっ、なんだこれ!?」
RYO「ただの霧吹きの水だよ」
弟「はぁ!?なんでにぃにが居るんだよ!」
慧音「私もいるぞ」
魔理沙「お?なんだRYO、幽々子から慧音に乗り換えてデートか?」
RYO「魔理沙こそ、遂に男に走ったか?」
魔理沙「いつから私は女好きになったんだ?」
RYO「元からだろ?そう言う噂も良く聞く」
魔理沙「いや、火の無い所に煙は立たんぜ?それでも立った噂は根も葉もないものだ」
RYO「根も葉もないか……だったら魔理沙は、霊夢やアリス、パチェやにとりの事が嫌いなんだな?」
魔理沙「なんでそうなる?」
RYO「どうなんだ?嫌いなのか?」
魔理沙「いや…嫌いではないが…」
RYO「つまり好きなんだろ?博麗神社や紅魔館に入り浸ってるしな。それだけで噂は立つんだ。火の無い所に煙は立たない」
魔理沙「くっ…くそっ…」
RYO「そしてお前は…霧吹きで顔に水をかけられると大人しくなるからなぁ」霧吹きを向ける
弟「おまっ…マジでやめろよ…わしは顔に水がかかるのマジで嫌なんだから…」
RYO「てゐっ!」シュッ
弟「ふゃっ!」
涼花「…で、わたし達が空気になる前に聞くけど…」
弟「十分空気…」
RYO「いいからお前は少し黙っとけ」霧吹きを向ける
弟「ひ、卑怯だぞ!」顔を手で覆う
RYO「で?なに?涼花ちゃん」
涼花「あ、うん……なんで、お兄ちゃんと慧音先生がここに居るの?」
RYO「話しも一段落したし、慧音も教師として、縁日の見回りをしたいって言ってたから一緒に来たんだ」
慧音「そうしたら、問題児が問題行動を起こしていたと…」
弟「問題行動なんて起こしてませ〜ん」
慧音「店の人と涼花ちゃんを責め立てていることを、問題行動と言わずに何と言うんだ?」
一輪「…………」
弟「問題になります?」
慧音「十分なりうるだろう…。お前の日頃の授業態度と、人を責め立てることについて、今日はRYOと話し合っていたんだ。まったく……これはRYOの教育がなっていないからだぞ?」
RYO「それは認める。ただ、この性格に関しては教育云々ではないと思うんだ」
慧音「まあ、性格は簡単には治らんからな…」
RYO「……さて一輪。私の弟が迷惑をかけて、悪かったな」
一輪「もう……こんな事はこれっきりにしてくださいね?」
慧音「…私は見回りに行くが…RYOはどうする?」
RYO「このままこいつ等と、もう少し縁日を堪能しますよ」
慧音「そうか。RYOが居るから大丈夫だとは思うが…くれぐれも、先程のようなことが起こらないようにな」
弟「は〜い…」
RYO「さて、小腹も空いたし、リンゴ飴でも買ってやろうか?」
魔理沙「私は賛成だぜ」
RYO「誰が魔理沙に買ってやると言った…リンゴ飴代ぐらい、自分で出せよ…」
魔理沙「だが断る!」キリッ
RYO「しかし、私の財布と相談した結果、魔理沙にリンゴ飴を買ってやるだけの金はないそうだ」
魔理沙「その財布、私と相談させろ」財布を奪い取る
RYO「あっ!こらっ!!」
魔理沙「ふむ……RYOの財布と相談した結果、私の分のリンゴ飴は買えるって言ってるぜ?」
RYO「財布返せ」財布を奪い返す
弟「買ってあげればいいじゃんか」
涼花「そうだよ」
RYO「……はぁ……仕方がない……」
魔理沙「やったぜ♪」
弟(無邪気に喜んでる魔理沙可愛い)
魔理沙「じゃ、早速行こうぜ♪」
ナズーリン「やあ、いらっしゃい」
RYO「リンゴ飴はナズーリンがやってたのか」
ナズ「まぁね」
涼花「やほー♪ナズーリンお姉ちゃん♪」
ナズ「やあ、涼花ちゃん。」
子ネズミ's「チューチュー」
涼花「うぐ……」
ナズ「まだ、ネズミは苦手かい?」
涼花「う、うん…少し…」
弟「あら、子連れ?」
ナズ「君は毎度毎度…本っっっっっ当に馬鹿だなぁ。私の子供な訳無いじゃないか」
弟「馬鹿じゃない、阿呆だ。じゃなくて…それ、どう見たって子連れだろ?子連れ以外に何だって言うん?わしの記憶が正しければ、ナズはシングルマザーのはずだぜ」
ナズ「…君は自分の記憶を捏造しているのか?」
弟「いやいや、事実だろ?子ネズミってことは親がいるはず。使役するなら子ネズミじゃなくて親ネズミなんじゃね?」
RYO「…お前、いい加減にしろよ?さっき慧音に言われたばかりだろう」霧吹きを向ける
弟「いや、これは問題行動ではないからね?」顔を手で覆う
ナズ「…リンゴ飴売らないから」
魔理沙「おい、謝れよ。リンゴ飴食えなくなってしまうじゃないか」
弟「はぁ!?わしか!?」
魔理沙「お前しかいないだろうが!さっさと謝れ!」
涼花(本当に食べたいんだね…)
弟「ちぇ……わかったよ……。本当に、ごめんなさい……からの?w」
RYO「………」霧吹きを向ける
魔理沙「………」ミニ八卦炉を向ける
弟「…無言はやめようか…怖いから…」両手を挙げる
涼花「………」
この後、ちゃんと謝り、リンゴ飴を購入しました。
魔理沙「ナズーリンがやってる店だから、正直どうかと思ってたが…普通に美味いな」カジカジ
涼花「そうだね。普通に美味しいね」カジカジ
RYO「………」リンゴ飴をかじりながら弟に霧吹きを向ける
弟「…いつまで向けてる気だよ…」カジカジ
RYO「こうにしておけば、お前は大人しいからな」カジカジ
魔理沙「…それにしても、なんでお前は、水が顔にかかるのが嫌いなんだ?猫かお前は」カジカジ
弟「なんでかねぇ…水だけじゃなくて、顔に何かが触れるのが嫌なんだよな…」
魔理沙「ふ〜ん…じゃあ、キスもできないな」
弟「それは別」
魔理沙「いやいや、それはおかしいだろ」
弟「いやいや、おかしくない。キスだったら我慢するし」
魔理沙「我慢できるのか?霧吹きで駄目なくせに」
弟「じゃあ、試してみるか?」
魔理沙「その手には乗らないぜ☆」
弟「ちっ…」
魔理沙「まあ、その……頼み方次第では、してやらんことも……」
弟「え?なに?」
魔理沙「なんでもねぇよ!マスタースパーク!」
弟「ぎにゃあぁ!!」
涼花(この二人は…仲が良い…のかな?)
魔理沙「ふぃ〜、楽しかったぜぇ」
涼花「わたしも♪」
弟「わしは疲れた…」
RYO「…………」
魔理沙「RYO、どうした?元気がないな」
RYO「あのなぁ…焼きそばやらたこ焼きやら…結局全額出した私の身にもなれと…」
魔理沙「いいじゃないか。さっきの仕返しだぜ♪それに、私は楽しめたしな☆」
RYO「はぁ…今月の食費が……」
魔理沙「さぁて、命蓮寺の縁日も堪能できたし、私は帰るぜ」
弟「じゃあ、わしも魔理沙と帰ろうかな」
魔理沙「お前は自分の家があるだろう」
弟「泊めて?」
魔理沙「だが断るぜ」
弟「たまにはいいじゃんか〜」
魔理沙「いや、真面目に嫌だ。お前、変な所触るし…」
RYO「お前いつの間に…」
涼花「弟君……」
弟「いやいや、真面目に言って変な所は触ってないからね?」
魔理沙「ほら、私の脇腹つまんできたり、へそに指入れてきたり、胸まで触ろうとしてきたんだぜ?」
RYO「お前…」霧吹きを向ける
涼花「弟君…」軽蔑の眼差し
弟「いや、だって…夏の暑い日に薄着をしてたら、誰だってそう言う事するだろ?」
RYO「しない」
涼花「同じく…」
弟「…にぃになんか、ゆゆ様に同じことしてるくせに…」
RYO「しないし、したことないし…」
弟「どうだか…」
RYO「そもそも、脇腹プニプニなんかしたら、相手に失礼だろうが」
弟「いやいや、脇腹は防御が薄いからこそ…」
魔理沙「……なぁ、帰っていいか?」
RYO「ん?まだ居たんだ」
魔理沙「………�」ミニ八卦炉を向ける
RYO「…冗談だ、そんな怒るなよ」
魔理沙「…ま、いっか。じゃあな、楽しかったぜ」
涼花「じゃあね〜♪」
RYO「…さて、じゃあ我々も…」
慧音「お〜い」
涼花「あ、慧音先生」
RYO「見回りご苦労様です」
慧音「うむ。お前の弟以外は大人しいものだったぞ。皆、純粋に縁日を楽しんでいた」
弟「わしだって純粋に楽しんでましたよ」
慧音「お前は……はぁ…まあいい…明日はみっちり説教だ」
弟「なぜですか!納得いきませんよ!」
RYO「…諦めろ、日頃の行いのせいなんだから」
弟「それが納得いかねぇと」
慧音「…ああ、そうだ。RYO、後日話したいことがあるから、適当に時間を作ってくれないか?」
RYO「え?ええ…いいですよ」
慧音「ありがとう。それじゃあ、私はそろそろ帰るぞ」
涼花「さようなら」
慧音「ああ、また明日」
RYO「さて、帰ろうか」
弟「…この浮気者めが」
RYO「なんだ?いきなり」
弟「だって、慧音先生が言ってたじゃん。また話したいことがあるって」
RYO「いや、だからって、そう言う話じゃないだろ」弟「分からんぜぇ?」
RYO「いや…そもそも私にはゆゆ様がいるし…」
弟「だから浮気だと」
RYO「それはないから」
弟「どうだか…」
涼花(…わたしが言うのもなんだけど、今回わたし、あんまり絡んでない…)
終わり
この暴走っぷりが、弟君のデフォです