涼花ちゃんストーリーまとめサイト(改)


ありがとうのことば


「3月9日って、何の日か知ってる?」
「何の日なの?」
「3と9の語呂合わせで39(サンキュー)の日、つまり『ありがとう』の日なんだって」
「へぇ〜」
「でも、ありがとうなんて、なかなか言えないよね」
「そうだね、改めて言うと恥ずかしいかも」
「言われる方もね」
「でも、良い意味の日なんだね」
「そうだね」



霊夢「ありがとう……か……」


博麗神社


魔理沙「よ、今日もお茶をいただきに来たぜ♪」

魔理沙「……あれ?留守か?」

魔理沙「なんだよ…今日はサンキューの日だから、霊夢に一言伝えておこうと思ったのに」
霊夢「誰に何を伝えるって?」
魔理沙「れ、霊夢!?なんだ…居るなら居るって言えよ…」
霊夢「里に買い物に行ってて、今帰ってきたところよ。それより、何を伝えるって?」
魔理沙「ああ、その……今日は何の日か知ってるか?」
霊夢「う〜ん……あいつの誕生日?」
魔理沙「それもあるが…今日はサンキューの日らしいぜ」
霊夢「ふ〜ん。それで?」
魔理沙「それで?とか言うなよ、分かってるだろ?」
霊夢「さあ?何の事かしらね」
魔理沙「狡いぜ……つまりだな、その……霊夢には、なんだかんだで世話になってるからな…だから……霊夢、いつもありがとな」
霊夢「なんでその言葉を詰まらせるかな」
魔理沙「仕方がないぜ、恥ずかしいんだから。それより、今度は霊夢の番だぜ」
霊夢「は?なんでそうなるのよ?」
魔理沙「お前もこの恥ずかしさを味わうべきだ」
霊夢「主旨変わってるわよ……まあ、そうね……魔理沙、特に感謝することもないけどありがとう」
魔理沙「何かしらあるだろ…」
霊夢「何かあった?」
魔理沙「………」
霊夢「………」
魔理沙「無いな」
霊夢「ほらね?」
魔理沙「うぅ…ま、まああれだ、言われて嫌ではないが、やっぱり恥ずかしいな」
霊夢「そうね」
魔理沙「そう言えば、あいつの誕生日なわけだが、どうする?」
霊夢「どうもこうもないわね、いつも通りよ」
魔理沙「愛を囁かないのか?」
霊夢「何故そうなるのよ…それは暴食亡霊の仕事でしょ」
魔理沙「ん〜…じゃ、いつも通りってことで」


白玉楼


妖夢「幽々子様」
幽々子「どうしたの?私はあの人の誕生日の準備で忙しいのよ」
妖夢「客人がお見えになられましたが」
幽々子「だれ?」
涼花「こんにちは」
幽々子「あら」


幽々子「それで、わざわざ白玉楼まで来て、どうしたの?」
涼花「幽々子様、今日が何の日か知ってる?」
幽々子「貴女のお兄さんのお誕生日でしょ?」
涼花「うん、それもそうなんだけど」
幽々子「?」
涼花「今日はね、ありがとうの日なんだよ」
幽々子「ありがとうの日?」
涼花「3と9の語呂合わせでサンキューの日なんだって。だから、幽々子様に感謝の気持ちを」
幽々子「私に?」
涼花「お兄ちゃんの好きな人になってくれて、ありがとう」
幽々子「…あ、改めてそう言われると照れるわね…」
涼花「それから」
幽々子「うん?」
涼花「幻想郷に来て、まだ右も左も分からないわたしたちを面倒みてくれて、ありがとう」
幽々子「私はここでの生き方を教えただけ。感謝されるようなことはしてないのだけれどね」
涼花「でも、幽々子様が居なかったらわたしたちは……本当にありがとう。それじゃあ、伝えたいことも伝えられたし、わたしもお誕生日の準備があるから行ってみるね。じゃあね♪」


幽々子「…ふふ♪あの人は本当に、良い妹を持ったわね」


涼花ちゃん達の家


涼花「お兄ちゃん、お誕生日おめでとう♪」
RYO「ありがとう」
涼花「それから」
RYO「ん?」
涼花「いままでありがとう。お兄ちゃんには本当に感謝してるんだ」
RYO「涼花ちゃん」
涼花「だから、日頃の感謝を込めて」


ありがとう


涼花「…なんだか、お別れの言葉みたいになっちゃったね…でも、もう私はどこへも行かないから。前みたいに、心配させるようなことはしないから。だからお兄ちゃんも…」
RYO「うん?」
涼花「これからも、わたしの好きなお兄ちゃんでいてね♪」
RYO「…ああ、約束するよ」
涼花「えへへ♪」




紫「ありがとうの日……感謝の日……あいつが優しすぎるのは、そう言う日に生まれたからなのかしらね?」
幽々子「あの人がその日に生まれたのも、偶然ではないのかもね。そして、私が惹かれたのも……」
紫「自分で言ってて恥ずかしくない?」
幽々子「あら、何を恥ずかしがる必要があるのかしら?」
紫「このバカップル」
幽々子「貴女も意中の人を見付ければ、分かるようになるわ」
紫「分かりたくないわ。今が楽しいからね」
幽々子「貴女らしいわね。そんな貴女を好きになってしまったのだけれど…」
紫「あら、浮気?」
幽々子「友人としてよ。……紫」
紫「うん?」
幽々子「貴女には本当にお世話になったわ。感謝してもしきれない。今まで本当にありがとう」
紫「幽々子…」
幽々子「これからも、私の尊い友人でいてください」
紫「こちらこそ、喜んで」


RYO「それじゃあ私からも。涼花ちゃん、今までありがとう。これからもよろしく」
涼花「うん♪」
RYO「それから……」

私の友人と呼べる皆様
私を支えてくれた皆様
そして、読んでくださっている全ての読者様に


ありがとう


これからもよろしくお願いします


終わり