涼花ちゃんストーリーまとめサイト(改)
Y-Virus
18禁ではないですがエロ注意です
霊夢「はぁ、はぁ…」
咲夜「待ちなさい霊夢…///」
霊夢「くっ…こっちにも…」
レミリア「霊夢…霊夢…///」
霊夢「なんで…こんな事になっちゃったのよ…」
美鈴「霊夢さん…抱いてください…///」
霊夢「…ここは危険ね…魔理沙は無事かしら?」
小悪魔「霊夢さん…霊夢さん…///」
霊夢「ああもう!鬱陶しいわね!とりあえず寝てなさい『夢想封印』!」
霊夢「はぁ……ちょっと力を入れすぎたけど…死んでないわよね?…こう言う事なら、永遠亭に行った方が良さそうね…あいつ等も無事なら良いけど…」
永遠亭
優曇華「あああぁぁぁ!!///」
霊夢「うわ……」
輝夜「あら霊夢…///」
霊夢「っ!?」
輝夜「貴女も…混ざりましょう?///」
てゐ「あは…霊夢だ…///」
霊夢「に、逃げないと…」
永琳「あら…逃がさないわよ…///」
霊夢「は、離して!」
永琳「貴女も…私達と…///」
霊夢「…あんたには色々と聞きたいことがあったけど仕方がない…二重結界!」
霊夢「はぁ、はぁ…咄嗟に入っちゃったけど…ここは…永琳の部屋かしら?」
霊夢「…ここならしばらくは持ちそうね…」
霊夢「…あいつらは何なの?普通の弾幕だと怯みもしないなんて…」
霊夢「そう言えば、ここは永琳の部屋だったわね…何かあいつらの事が書かれているものでもあれば…」
霊夢「……ん?これは何かしら?…『Y-Virusの生態及び人体に与える影響とその特性』…?とりあえず読んでみましょう」
Y-Virusの生態及び人体に与える影響とその特性
私はある日、ふと疑問に思った。私はいつから女性に対して恋愛感情以上のものを抱いてしまったのだろうか?
少なくとも、月に居た頃にはそんな感情は持っておらず、私は一般的な一女性として過ごしていた。
輝夜と一緒に地上へ堕ち、幻想郷へと辿り着いた頃から、私は輝夜や優曇華に対して情欲を抱くようになっていた。
同性であるにも関わらずだ。
優曇華や輝夜も同じ様に同性に好意を抱き始めていった。
もしかしたら、幻想郷の風土病のようなものなのかもしれない。そう考えた私は、被験体-μを使って検証を行うことにした。
この検証は秘密裏に行う為、被験体には健康診断だと偽って血液のサンプルを採取した。
被験体の血液を調べた結果、血中に見たこともないウィルス細胞が含まれている事がわかった。
次に私自身の血液を採取し、調べてみた。
すると、被験体から発見されたウィルス細胞と、全く同じものが見付かった。
しかし、これだけではまだ何も分からない。
やはり古くから幻想郷に住む者のサンプルも採取しなければ……
霊夢「…ここで途切れてる…けど、続きがありそうね」
ドンドンドン!
霊夢「っ!?」
永琳「霊夢…出てきて…一緒に堕ちましょう…///」
霊夢「に、逃げないと…ってこの部屋、窓が無いじゃない!」
永琳「優曇華…この扉を壊せたら…もっと激しくシてあげるわよ…///」
優曇華「はぁ…はぁ…分かりました師匠〜…///」
霊夢「…こうなったら、向こうが開けた瞬間に飛び出していくしかないわね…」
優曇華『いきますよ…』
霊夢「夢想封印・瞬!」
優曇華『ああぁぁん!///』
霊夢「今だ!」
霊夢「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」
???「霊夢」
霊夢「はっ!」
魔理沙「霊夢、私だ」
霊夢「ま、魔理沙!?貴女…」
魔理沙「シッ!大きな声を出すな。奴らにバレる」
霊夢「…よ、よかった〜…あんたが無事で…」
魔理沙「早苗と妖夢も無事だ。さあ行こう」
永遠亭 セーフルーム
早苗「霊夢さん!」
妖夢「よかった、無事だったんですね」
霊夢「妖夢、早苗…よく無事だったわね」
早苗「魔理沙さんに助けてもらったんです。あの時はありがとうございました」
魔理沙「なに、困ったときはお互い様だぜ」
霊夢「それより、あいつらは一体どうしちゃったのかしら?」
妖夢「分かりません…急に襲われて…」
早苗「周りではみんな…欲望の限りを尽くしていましたし…」
魔理沙「あいつ等の目的は、私達の体だ」
妖夢「………」
魔理沙「厳密に言うと、私達の体液を求めてると言った方がいいな」
早苗「た、体液…ですか?」
魔理沙「ああ、そうだ。何故かは分からんがな。そして、あいつ等の唾液には、あいつ等をあんな風にした何らかの原因が含まれている」
妖夢「…と言うと?」
魔理沙「私もたまたま知ったんだが…パチュリーがアリスに襲われてたんだ。その時のパチュリーは、まだ自我があるようだったんだが…アリスに色んな所を舐められていたパチュリーが、みるみる欲情していって、終いにはあいつらと同じになっちまった」
霊夢「…唾液に含まれている可能性があるのならつまり、キスにも注意しなくちゃならないって事よね…」
魔理沙「そうなるな」
早苗「これから…どうしましょう…」
魔理沙「どうもこうも、ここだって安全とは言い切れないからな。多少危険を伴うが、私は原因を究明して、あいつ等を元に戻す方法を探すぜ。永遠亭にその答えがあるはずだ。それを見付ける為にも人手が必要なんだが…」
霊夢「私も行くわ。これが異変なら、解決するのが私の仕事だし」
早苗「…神奈子様と諏訪子様を元に戻せるのなら…」
妖夢「………」
魔理沙「ま、無理にとは言わない。外の方が危険だしな」
妖夢「…いえ、私も行きます。ここでただ、あの人達の仲間になるよりは…」
魔理沙「よし、決まりだな」
霊夢「じゃあ、早速行きましょう」
魔理沙「ちょっと待った」
霊夢「何よ?」
魔理沙「お前、こんな大勢で行く気か?まとまってたら、いざって時に逃げられないだろ?だからここからは、二手に別れて行動した方がいい」
霊夢「私は一人でも大丈夫よ。その方が動きやすいし」
魔理沙「…そうか。私も八卦炉やマスパがあるからな。火力的には私も一人で大丈夫だ。妖夢と早苗は二人で行動してくれ」
妖夢「分かりました」
早苗「霊夢さん、本当に一人で大丈夫ですか?」
霊夢「大丈夫よ、私を信用しなさい」
早苗「……分かりました。どうかお気をつけて」
魔理沙「集合場所はここにしよう。何も分からなくても、夜明けまでにここに戻ってこよう」
霊夢「分かったわ」
魔理沙「よし。それじゃあ…行くぞ?無事に合流できることを祈る」
霊夢サイド
優曇華「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…///」
霊夢「…私達を探してるみたいね…。ここは見つからないように行かなきゃ」
永琳の部屋
霊夢「やっぱりここが気になるわね…さっきの資料の続きでもあればいいんだけど…」
霊夢「………めぼしい資料は無い…か…」
霊夢「…ん?これは何かしら?赤い…宝石?三角形の宝石なんて珍しいわね。ま、一応持って行きましょう」
霊夢「…他にはもう何も無さそうね。……Y-Virus……ウィルスって言うくらいだから、薬品保管庫に行けば何か分かるかしら?」
永遠亭 東側廊下
妖怪兎「あ……あぁ……///」
霊夢(あいつらまで…数が多いし、厄介ね…仕方がない。スペルカード温存の為にも迂回しましょう)
永遠亭南側 薬品保管庫前
霊夢「…開かないわね。鍵穴は無いし、扉の横の機械も何なのかわからないし…無理にぶち破れそうにもない…さて、どうしましょうか…」
霊夢「…部屋を片っ端から調べる…面倒だけど、それしかないわね」
永遠亭北東 角部屋
霊夢「…ここで最後なんだけど…開かないか…」
霊夢「…ん?何かしらこの穴は」
霊夢「三角形の…穴…?」
霊夢「…まさか?」
カチャッ…
霊夢「…この宝石、鍵だったのね…なんて贅沢なことを」
永遠亭北東 角部屋内
霊夢「…あった。さっきの資料の続きかしら?」
file2
被験体-μ、λ、∃、Шとも、血中から同じウィルス細胞が見付かった。
やはりこれは、幻想郷特有のウィルスのようだ。
調べた結果、このウィルスは同性と言うより、ウィルスの保菌者同士が互いに惹かれあってしまうと言う特性があることが分かった。
しかし、このウィルスは酸素を取り込むと死滅してしまうという事も分かった。
私達はいつ、どこで、どのような経緯でこのウィルスを持ってしまったのだろうか?
もう少し詳しく調べてみる必要がある。
霊夢「なるほど…紫や魔理沙が妙にベタベタしてくると思ったら、そう言う事だったのね…。他の資料は……無さそうね」
霊夢「ん……この引き出しだけ開かないわね…鍵穴はないけど丸い穴が空いてるところをみると、ここにも宝石をはめればいいのかしら?」
霊夢「でも、丸い宝石なんか持ってないし…」
霊夢「…一度みんなと合流した方が良いかもね」
セーフルーム
霊夢「…まだ誰も…あら、何かしら?書き置き?」
ここへ戻ってきた者へ
どうやら永遠亭には地下室が有るらしい。
他の資料を調べた結果、その地下室に、今回の一件の答えがありそうだ。
そこで私は、一人でその場所へと行ってみようと思う。
本当なら皆と合流してからにしたかったが、この部屋ももう持ちそうにない。
もし無事で、この手紙が読めているのなら、地下に向かってほしい。
追伸 丸い宝石を見つけた。どうやらこれは鍵のようだ。誰かの役に立つことを願ってこの部屋に置いておく。
霊夢「この癖のある字は魔理沙ね…無茶するんじゃないわよ…」
霊夢「これが宝石ね。緑の丸い宝石。これがあれば、角部屋の引き出しが開けられそうね」
北東 角部屋
霊夢「…ビンゴ。これで中が調べられるわね」
霊夢「金装飾の鍵…また贅沢なことを…」
霊夢「…資料もあったわね。さっきの続きではないみたいだけど…」
file5
あのウィルス細胞から作ったものが、まさかこの様な事態を生んでしまうとは…。
あれはまさに化け物…情欲の権化…何とか地下に封印する事は出来たが、いつまで持つか分からない。
あれが解き放たれれば幻想郷は…。
最悪の事態だけは何としてでも避けなければならない。
あのウィルスに手を出してしまった者としての責任を果たさなければ…。
霊夢「ここで終わってるわね。永琳…いったい、何をしていたの…」
霊夢「…地下に行くしかないわね。東側には何もなかったから、恐らく西側…早苗達が調べてる方ね。上手く合流できればいいけど…」
霊夢「…一応、さっきの宝石は持って行きましょう。鍵だと分かっていたから魔理沙も使ったんだろうし、他の場所で使えるかもしれないしね」
妖夢、早苗サイド
早苗「とりあえず、あの部屋から近い場所から探していきましょう」
妖夢「そうですね。ですが、永遠亭はそれなりに広い…部屋を一つ一つしらみつぶしと言うのは…」
早苗「あの、心当たりのある部屋が…」
妖夢「どこです?」
早苗「診察室と資料室です。魔理沙さんが言っていた通り、唾液によってあの人達のようになってしまうのであれば、病原菌、ウィルスの可能性が高いと思います。永琳さんはお医者様ですし、何かしらの収穫はあるかと…」
妖夢「ふむ…では、まずはここから近い診察室へ行ってみましょう」
診察室
妖夢「これは……?」
早苗「妖夢さん、資料がありました」
妖夢「私の方も、何やら怪しい物を見つけました」
早苗「怪しい物?」
妖夢「このベッドの下に有ったのですが…」
早苗「薬品の瓶…とはちょっと違うみたいですね…中身はありますが…何でしょう?」
妖夢「とりあえず、何かしらの手掛かりにはなりそうですね。早苗さんの資料と言うのは?」
早苗「ああ、これです」
file4
被験体-Wの経過は順調だ。
本人が快く、実験を引き受けてくれて大いに助かっている。
お陰で、Y-Virusの生態も分かってきた。
詳しい生態は別のファイルにまとめるとして、驚くべきはその万能性だった。
このウィルス、特殊な環境と条件さえ揃えば、保菌者の細胞のコピーを作り出すことも可能のようだ。
さらにそれを、別の臓器や部位に作り替えることも可能のようだ。
現在の経過から見ると、保菌者の細胞のコピーを作り出すことによる治癒能力の向上、血液生成、臓器生成、男性器生成、乳房の肥大等が確認されている。
これらは、Y-Virusが保菌者に適応し、その遺伝情報から新たな細胞を作り出しての結果である。
即ち、Y-Virusの細胞生成を応用すれば、医学の発展に大いに貢献できるのではないだろうか。
引き続き調査と実験を執り行い、随時データを集めなければ。
妖夢「Y-Virus……」
早苗「医学の発展と言っていますが、何やら危険な香りがしますね…」
妖夢「そうですね。もし、早苗さんの言っていた通り、ウィルスの仕業であるのなら、そのウィルスと言うのがY-Virusと言う事に…」
早苗「全ての答えは、ここにありそうですね」
妖夢「…急ぎましょう」
???「あら…どこへ行こうというのかしら?」
早苗「あ……」
永琳「ふふ…見ぃ〜つけた…///」
妖夢「…貴女にはこの一件について聞きたかったのですが…致し方ありません」
永琳「一緒に…堕ちましょう…///」
妖夢「…現世斬!」
資料室
早苗「はぁ、はぁ、あ、ありがとうございます」
妖夢「い、いえ……」
早苗「…永琳さんは仕方がなかったんです。貴女のせいではありません。さあ、早速調べましょう」
妖夢「あの、これは?」
早苗「ん?わぁ、綺麗…青い宝石ですね。サファイアかしら?真四角のカットなんて珍しいですね」
妖夢「でも、なんで資料室に?」
早苗「あ、何故でしょう…」
妖夢「…それは一応持って行くとして、他の場所を探しましょう」
妖夢「これは…さっきと似た資料ですね」
早苗「妖夢さん、少し違うけど、資料がありました」
妖夢「私の方も見つけましたよ」
早苗「では、妖夢さんの方から確認してみましょう」
file3
調査を開始してから1ヶ月…。ようやく、このウィルスの感染経路がわかった。
なんと言うことはない、幻想郷中に広がっていた、人体にとって全く害のないウィルス…それが、このウィルスの正体だった。
空気中にあるこのウィルスを体内に取り込むと、このウィルスは細胞を餌にして時間をかけて変異を始める。
この時点ではまだ害はない。だが、摂取した細胞内にY染色体が含まれていれと、このウィルスは更なる変異を、時間をかけてゆっくりと行う。
実害はほとんどないが、先に記したとおり、保菌者同士が惹かれあってしまう。
これからはこのウィルスを、採取した者のコードから取って『Y-Virus』と名付けよう。
さて、もう少し詳しくY-Virusを調べるためにも、被験体を手に入れたいところだ。
手頃な被験体でも居れば良いが…。
数日後、都合の良さそうな被験体が見付かった。
この被験体を『W』とし、調査を続行していこう。
早苗「…ここまでみたいですね」
妖夢「被験体-W…いったい、誰だったのでしょう?」
早苗「そのヒントが、こっちの資料に書いてあると思うんです」
妖夢「これは?」
早苗「被験体のコードです。Wと言うのは暗号みたいですね」
被験体コード
μ=U
∃=E
Ш=M
λ=Y
§=S
γ=Y
∽=S
Я=R
W=M
妖夢「被験体-WはM…つまり?」
早苗「もしかしたら、名前の頭文字かもしれませんよ?」
妖夢「なるほど…」
早苗「………」
妖夢「……恐らく、私と同じ考えですね?」
早苗「…もしかしたら、知らず知らずの内に被験体にされていたのかもしれない…そう考えると…」
妖夢「私達も……」
早苗「………」
妖夢「…一刻の猶予もなさそうですね。他の部屋も調べましょう」
永遠亭南西 角部屋前
妖夢「ん…あれ?開かない…鍵穴も見当たりませんね…」
早苗「あ、待ってください、横に穴が空いてますよ」
妖夢「…四角い穴ですね。これが鍵穴でしょうか?でも、四角いものなんて…」
早苗「…もしかしたら、さっきの宝石が?」
カチャッ
早苗「これが鍵でしたか…なんでこんな事を…」
妖夢「それほどまでに隠しておきたい物があるとか?」
早苗「…中を調べてみましょう」
南西角部屋
妖夢「これは…メモ書きのようですね」
メモ
被験体-μ 5/4
被験体-∃ 5/6
被験体-Ш 5/9
被験体-λ 5/11
被験体-§ 6/15
被験体-γ 7/3
被験体-∽ 7/4
被験体-Я 8/7
被験体-W 8/11
廻った日を追い、廻った月に従いて紋を捧げよ
妖夢「………?」
早苗「何かの暗号でしょうか?」
妖夢「そう考えるのが妥当でしょうね。このメモも持って行きましょう」
早苗「他は…あら?この引き出し、鍵がかかってますね…でも、鍵なんて無かったし…」
妖夢「西側はこの部屋が最後ですし、一度あの部屋に戻りましょうか」
早苗「そうですね」
セーフルーム
早苗「…まだ、誰も来てないみたいですね」
妖夢「いや、書き置きがありますよ」
ここへ戻ってきた者へ
どうやら永遠亭には地下室が有るらしい。
他の資料を調べた結果、その地下室に、今回の一件の答えがありそうだ。
そこで私は、一人でその場所へと行ってみようと思う。
本当なら皆と合流してからにしたかったが、この部屋ももう持ちそうにない。
もし無事で、この手紙が読めているのなら、地下に向かってほしい。
追伸 丸い宝石を見つけた。どうやらこれは鍵のようだ。誰かの役に立つことを願ってこの部屋に置いておく。
早苗「宝石…どこにもありませんね」
妖夢「誰かが持って行ったのでしょう」
早苗「そもそも誰の書き置きでしょうか?」
妖夢「分かりませんが…地下ですか…私達も行ってみましょう」
早苗「でも、地下への入り口なんて…」
妖夢「恐らく東側でしょう。上手くいけば霊夢さんと合流できるかもしれません」
永遠亭南側 薬品保管庫前
早苗「…ん?妖夢さん、ちょっと待ってください」
妖夢「どうしました?」
早苗「この部屋…」
妖夢「薬品保管庫ですか」
早苗「少し調べてみませんか?何かしらの収穫があるかもしれませんし」
妖夢「しかし…今は一刻も早く…」
早苗「では、私はここを調べますから、妖夢さんは先に東側に行ってください」
妖夢「…ひとりで大丈夫ですか?」
早苗「私なら大丈夫です」
妖夢「……分かりました。くれぐれも気をつけてください」
早苗「さて……やはり開きませんか。隣の端末…これでしょうね」
パスコードを入力してください
早苗「………さっきのメモかしら?…廻った日を追い、廻った月に従いて紋を捧げよ……これってもしかして……」
μ∃Шλ§γ∽ЯW_
パスコード照合中
…………………………_
ERROR!
早苗「あら?これで合ってると思ったのだけれど……ああ、なるほど」
UEMYSYSRM_
パスコード照合中
…………………………_
UNLOCK!
早苗「ビンゴ♪」
薬品保管庫内
早苗「こ…これって…!」
妖夢「………」
霊夢サイド
永遠亭南西 角部屋前
霊夢「あら、早苗達が開けたのかしら?宝石が付いたままだわ。とりあえず回収しておきましょう」
角部屋内
霊夢「…やっぱり回収されてるっぽいわね」
霊夢「ん?この引き出し、開かないわね。鍵穴は…ある。金装飾の鍵穴…ってことは?」
カチャッ…
霊夢「ここの鍵か…」
ゴゴゴゴゴ……
霊夢「な、なに!?」
霊夢「か、隠し階段?また大袈裟な…」
霊夢「……降りるか……早苗達を探すか……」
霊夢「はぁ…まったく……悩んでたって仕方がないのに…とりあえず降りて、地下を調べてみますか」
永遠亭地下空洞
霊夢「…大袈裟な装置の割に、地下は洞窟っぽいわね…」
霊夢「そう言えば、さっきから奴らの姿が見えない…なんか、いやな予感がする…」
霊夢「……重々しい扉…この先に『化け物』が?…流石に警戒しましょう…」
永遠亭地下研究施設 通路
霊夢「……それっぽい影は無し……」
霊夢「ここは…金属で出来た通路?部屋自体は少ないみたいだけど…」
霊夢「とりあえず、端から調べますか」
サンプル保管庫
霊夢「…ここは?」
霊夢「硝子の筒に、変な色の液体が入ってるわね。見るからに怪しいけど…」
霊夢「他には……資料か…これで何枚目かしら…」
ウィルスサンプルの観察結果
サンプルα
培養開始
二日後、全ウィルスの死滅を確認
サンプルβ
培養開始
一週間後、全ウィルスの死滅を確認
サンプルγ
培養開始
三日後、一部ウィルスの細胞分裂を確認
四日後、全ウィルスの死滅を確認
サンプルΩ
培養開始
三時間後、一部ウィルスの変異及び宿主の細胞生成を確認
一週間後、全ウィルスの活性化を確認
引き続き観察対象として培養を続行
霊夢「……ここまでくると、流石に危ない資料になってくるのね…この硝子の筒に入ってる液体がウィルスかしら?」
霊夢「…流石にこれを持って行く気にはならないわね…他の部屋を調べましょう」
生体実験室
霊夢「うっ!?酷い臭い…あまり長居はしたくないわね…」
「あ……うぅ……」
霊夢「っ!?」
「た……たす……け……て……」
霊夢「……誰かいるの?」
阿求「誰か……助けて……」
霊夢「あ、阿求…あんた…」
阿求「れ……霊夢…さん……たす……けて……」
霊夢「…誰にやられたの?」
阿求「ば……化け物が……」
霊夢「化け物……」
阿求「霊夢…さん……助けて……私、あの人達と……同じに……なりたくない……」
霊夢「……ごめん、もう…手遅れだわ……」
阿求「そんな……あうっ!?///」
霊夢「…必ず、あんた達を助ける方法を探し出すから……」
阿求「あっ……あっ……あああぁぁぁ!!///」
生体実験室前
霊夢「……………」
霊夢「他を…探しましょう……早く、助ける方法を探さないと……」
「霊夢…よくここまで来れたものだ…」
霊夢「あ、あんたは…」
早苗サイド
薬品保管庫内
早苗「薬品保管庫そのものが、地下へ続く階段になっていたとはね…」
永遠亭地下研究施設 廊下
早苗「まさか、永遠亭の地下がこんなに近代的だったなんて…。そう言えば、月は地上より文明が発達してると聞いたことがありますし…だとすれば、ここの構造も納得ですね」
早苗「さて……」
サンプル保管庫前
早苗「サンプル保管庫……Y-Virusのサンプルでもあるのかしら…」
早苗「…………………」
早苗「どれも実験段階のサンプル…これじゃあ駄目ね…それに、培養中のものを持って行っても…」
早苗「…他を当たりますか」
永遠亭地下空洞
早苗「…こっちは地上に繋がってるみたいね。霊夢さんもここから…?と言うことは、近くに居るかもしれないわね」
「う……うぅ……」
早苗「だ、誰?」
星「く……不覚……」
早苗「あ、貴女は確か命蓮寺の…」
星「ん……あ、貴女は…守矢の巫女…」
早苗「どうしたんですか、その傷は…」
星「誰かに後ろから突き落とされて…気が付いたらこの有り様で…」
早苗「貴女は…他の方とは違うのですね?」
星「ええ…人間の里が大変な事になっていると聞いて、調査に来たのですが…まさかここまでとは…」
早苗「え?…星さんの所には感染者は居ないのですか?」
星「…この周辺にのみ、これは広がっている。その中心部を調べに来たのに、まさかアイツに落とされるなんて…」
早苗「アイツ…?」
星「ぐっ!?」
早苗「し、星さん!?」
星「……思った以上に、ダメージが大きかったみたいね…妖怪でなければ死んでいたところよ…」
早苗「待っててください。今、治療できる物を…」
星「ま、待って、守矢の巫女…私は大丈夫。…それより、他に正常な者は…?」
早苗「霊夢さんと魔理沙さん、それから妖夢さんです。私と妖夢さんは、魔理沙さんに助けられて…」
星「そう…か…。ならば、貴女に伝えなければならない事がある」
早苗「な、何でしょう?」
星「…貴女達を…裏切る存在が潜んでいる…」
早苗「裏切る…それはいったい?」
星「それは………うぐっ!?」
早苗「星さん?…星さん!」
早苗「…気を失ってる…」
早苗「私達を裏切る……俄には信じがたい事ですが…」
早苗「……念のために用心しておきましょう」
地下牢前
早苗「地下牢…?何故、こんな物まで…」
「早苗さん」
早苗「わぁっ!?」
妖夢「シーッ…」
早苗「よ、妖夢さん?脅かさないでくださいよ…」
妖夢「ごめんなさい。それより早苗さん、先に地下に来ていたのですね」
早苗「ええ。薬品保管庫が地下への入り口になっていたので」
妖夢「そうでしたか」
早苗「妖夢さんはどうやって地下へ?」
妖夢「西側の角部屋が、地下への入り口になっていたので、そこから降りてきました」
早苗「そうですか。ところで……」
星「…貴女達を…裏切る存在が潜んでいる…」
早苗「………」
妖夢「…早苗さん?」
早苗「あ、いえ…何でもありません…」
妖夢「……?」
早苗「ああ、そうだ。ここへ来る途中に、誰かに会いませんでしたか?」
妖夢「う〜ん……あの方達以外には、誰にも会っていませんね」
早苗「そう…ですか…」
妖夢「?」
早苗「と、とりあえず、ここに霊夢さんと魔理沙さんが居るはずですから、手分けして探しましょう」
妖夢「分かりました。では私は、奥の部屋から探してきます。早苗さんはこちら側からお願いします」
早苗「分かりました…」
早苗「…まさか妖夢さんが?」
早苗「……………」
早苗「…とりあえず、ここから調べましょう」
地下牢内
早苗「……誰かが入っていた形跡はありませんね」
地下牢最奥
早苗「ん?…ここだけやけに厳重な扉ですね…」
「その声は早苗?早苗なの?」
早苗「れ、霊夢さん!?何でこんな所に…」
霊夢「私としたことが不意をつかれて…気が付いたらこの中に…」
早苗「いったい誰に…?」
霊夢「顔は見えなかったわ…」
早苗「その扉、開きそうですか?」
霊夢「無理ね…色々と試してみたけど…この扉をぶち破るどころか傷一つ付けられなかったわ…」
早苗「分かりました。では、こちら側に何か無いか調べてみますね」
霊夢「とは言っても、鍵穴すら無いし…どうやって開けたら…」
早苗「……ありましたよ」
霊夢「え?」
早苗「壁と同じ模様のカバーが付けてあったので分かりづらかったんですが…そこに端末がありました」
霊夢「端末?」
早苗「そこの鍵を開けるための装置です」
霊夢「よ、良かった…なら早く」
早苗「……そうしたいのは山々なのですが…」
霊夢「な、なに?」
早苗「三角、丸、四角の三つの穴が空いているのです。どうやら、ここに宝石をはめ込まないと、端末が起動しないみたいです」
霊夢「宝石…」
早苗「でも、宝石は使ってそのままにしてしまって…一度取りに戻ります」
霊夢「待ちなさい」
早苗「は、はい?」
霊夢「宝石って、これの事でしょ?」
早苗「え?な、なんで?」
霊夢「念のために、一度使った宝石は外して持っておいたの。何かに使うと思ってね。あんた達が使った場所の宝石も回収しておいたから、これで大丈夫なはずよ?」
早苗「ありがとうございます。……はい、はまりました」
霊夢「それじゃあ、早く出して」
早苗「待っててくださいね。確か…」
霊夢「…さ、早苗!後ろ!」
早苗「え…?」
???
早苗「う…う〜ん……」
「全く…もう少し手加減してやれよ。死んでたら元も子もないんだからな」
「死んでないから問題ないだろう」
「はぁ……。いいか?こいつは貴重な実験体なんだからな。今度からは丁寧に扱えよ?」
「…善処する」
早苗「え……あ……い、いたた……」
魔理沙「目が覚めたか。…にしても、霊夢も早苗も、よくここまで来れたものだ」
妖夢「わざとここまで誘い込んでおいて良く言う…」
魔理沙「何の事だかな。私は、お前も含め全滅してほしかったのだがな。…さて」
早苗「………」
魔理沙「妖夢、早苗の縄を解け。これから新型のデータを採取する」
妖夢「…分かった」
早苗「…貴女達はいったい…」
魔理沙「あ?ここまで来たんだ。資料の一つや二つは目を通したはずだろ?…まあいい、教えてやる」
妖夢「………」
魔理沙「私こそが、永琳の行っていたウィルス実験の被験体-Wだ」
早苗「なっ……」
魔理沙「あいつの実験で色々な事が分かってな。私は唯一、あのウィルスの利点のみを取り込むことが出来たんだ」
早苗「利点…?」
魔理沙「生成に特化したY-virus。その性能のみを引き出した再生能力。ま、半不老不死ってところだな」
妖夢「………」
魔理沙「それだけじゃない。魔力の生成によって、今の私は魔神クラスの魔力を得るに至った。身体能力も妖怪以上だ。そして、私はウィルスに感染しない。他の奴らのY-virusの感染確率は100%…の筈だった。…なのに…」
早苗「…?」
魔理沙「まさかお前達に、ウィルスに対する抗体があったとはな…」
早苗「私に…?」
魔理沙「そうさ。だからこそ、お前達をここに誘い込んで、感染者からの二次感染を狙ったんだ。感染者は濃度が高いからな。なのに…なんでお前達は無事なんだよ…」
早苗「そ、そんな事を言われても…」
魔理沙「…まあいいさ。お前達さえ居なければ、私は幻想郷の覇権を握ることが出来る…」
妖夢「その前に魔理沙…約束は守れ」
魔理沙「約束?何の事だ?」
妖夢「とぼけるな。早苗を連れてきたらワクチンを渡すと言う約束だろう?」
魔理沙「ああ、そう言えばそうだったな。ほら、これがY-virusのワクチンだ」
妖夢「………」
魔理沙「おっと手が滑った」
妖夢「!!」
パリン
魔理沙「はっはっは!割れちまったなぁ」
妖夢「き、貴様!」
早苗「酷い…」
魔理沙「おいおい、怒るなよ。今のはワクチンじゃない」
妖夢「なに?」
魔理沙「ほら、よく見てみな」
妖夢「……ゲホッゲホッ!こ、これは!?」
魔理沙「Y-virusさ。それも、高濃度のな。Y-virusの弱点は酸素。それさえ無ければウィルスは生存できる。つまり別の物質と結合させガス状にし、酸素と結合しないようにすれば…」
妖夢「ゲホッゲホッ!く…くそ……うぅ……///」
魔理沙「空気感染も可能なんだよ」
妖夢「あ……あぁ……///」
魔理沙「高濃度のウィルスだ。いくら抗体を持っていようが関係ないな。体がついていかず、暫く気を失うだろう。だが、心配するな。目を覚ましたとき、お前はこの世の物とは思えない快楽の虜になっているだろう」
妖夢「………」
魔理沙「おやすみ妖夢」
早苗「妖夢さん…」
魔理沙「さて、次はお前だ。こっちへ来な」
??? 培養タンク前
早苗「こ、これは…」
魔理沙「どうだ?美しいだろう。これこそが、Y-virusの…私達の研究の結晶さ」
ヤマメ?「………」
早苗「ヤ、ヤマメさん…」
魔理沙「こいつはヤマメであってヤマメではない。Y-virusの生成能力から生み出した、言わばクローンってところだな。製造コードからTYPE-Yと名付けた。ヤマメの能力は、Y-virusを幻想郷中に散布するには最適だった」
早苗「こんな物まで作って、いったい何を…」
魔理沙「さっきも言ったはずだ。幻想郷の覇権を握るってな。仮にコイツを使って幻想郷中にウィルスを散布したところで、紫や四季映姫のような奴らに効く可能性は極めて低い。更に、奴らの能力でウィルスそのものが無かった事にでもされたら元も子もない。そこで、ウィルスのある能力を特化させて投与し、高濃度のウィルスで培養したら、面白い事が起こった」
早苗「………」
魔理沙「コイツは背部に新たな器官を生成し、そこから触手状の細胞塊を自在に操ることが出来た。更に双成も…まあこっちは見れば分かるな。つまり、どういう事かわかるか?…コイツは、相手を犯す事に特化した化け物なのさ。コイツの分泌液は全て超高濃度のウィルス…たとえ犯されなくても、コイツの体液を少量でも接種してしまえば、私でも感染してしまうだろうな」
早苗「………」
魔理沙「更にコイツは、Y-virusの再生能力も有している。つまりだ…コイツが量産出来れば、もう誰も私達を止めることは出来なくなる。ウィルスは幻想郷中に蔓延し、皆が快楽の虜になっていく。そして快楽に堕ちた幻想郷を、私が支配するんだ。幻想郷のパワーバランスのリセットと掌握。どうだ?素晴らしいだろ?」
早苗「そんな…そんな事の為に…」
魔理沙「さあ、お喋りはここまでだ。TYPE-Yよ!好きなだけ暴れるが良い…」
早苗「くっ…」
TYPE-Y「………」
魔理沙「…ん?どうした?」
TYPE-Y「あ……はぁ……はは……ははは…………あははははははははははははぁ!!」
魔理沙「な、なんだ!?」
TYPE-Y「はぁ……魔理沙……魔理沙魔理沙魔理沙魔理沙魔理沙魔理沙魔理沙!」
魔理沙「なっ!?や、やめろ!!」
TYPE-Y「あはははは!○○○して○○○して○○○してあげるわ!」
魔理沙「い、いや……いやああぁぁぁ!!」
早苗「う……酷い……」
魔理沙「うぁ……あぁ……」
TYPE-Y「あはぁ……もう壊れちゃったんだ……じゃあもういらない」
早苗「魔理沙さんの自業自得とは言え、酷すぎる……」
TYPE-Y「まあいいや……まだまだ玩具はたくさん居るから……」
早苗「……怖い……でも……」
TYPE-Y「あなたは……簡単に壊れないでね?」
早苗「やるしか……ない……」
TYPE-Y「あなたは……○○○して○○○して○○○にしてあげる」
早苗「秘術『グレイソーマタージ』!!」
TYPE-Y「……………」
早苗「はぁ……はぁ……か、勝った……?」
早苗「い、急いでここから出なきゃ……」
永遠亭地下研究施設 通路
早苗「こ、ここはさっきの…」
早苗「そうだ、霊夢さんを助けなきゃ」
地下牢最奥
早苗「霊夢さん!」
霊夢「早苗!無事だったのね?」
早苗「なんとか…。今、扉を開けます!」
霊夢「助かったわ…」
早苗「さあ、急いでここから脱出しましょう!」
霊夢「待ちなさい!ウィルスを何とかするのが先よ」
早苗「で、でも、ワクチンがどこにあるのか…」
霊夢「それは大丈夫、私に付いてきなさい」
サンプル保管庫
霊夢「確か……有った、これよ」
早苗「霊夢さん、どうしてサンプルの場所が?」
霊夢「気を失う前に、あいつらの会話が聞こえたのよ。ワクチンはサンプル保管庫の青い薬品だって」
早苗「そうでしたか。でも、これさえあれば」
霊夢「駄目よ」
早苗「え?」
霊夢「考えてもみなさい、こんな少量で何ができるの?」
早苗「た、確かに…」
霊夢「…そう言えばあいつら、里にウィルスを散布するのに機械を使ったとか言ってたわね…」
早苗「じ、じゃあ、それにワクチンを使えば」
霊夢「何とかなるかも知れないわね。探しましょう」
永遠亭地下施設 生体実験室
霊夢「残るはここか……」
早苗「早く調べましょう」
霊夢「待って」
早苗「?」
霊夢「その部屋には…感染した阿求が居るの」
早苗「阿求さんが…?」
霊夢「……私が見つけた時には、もう手遅れだった……」
早苗「霊夢さん……」
霊夢「………」
早苗「…阿求さんの為にも、幻想郷の皆さんの為にも、この悪夢を終わらせましょう」
霊夢「……そうね」
生体実験室内
TYPE-Y「あら、遅かったわね」
霊夢「な、何よこいつは!?」
早苗「そんな…さっき倒した筈なのに…」
TYPE-Y「あの程度で私を止めることは出来ないわ」
霊夢「あんた…ここに居た阿求はどうしたのよ!」
TYPE-Y「阿求?…ああ、もしかして、これのこと?」
阿求「………」
霊夢「阿求!」
TYPE-Y「あはは!なかなか良かったわよこの娘」
霊夢「……あんた、楽に死ねるとは思わない事ね」
TYPE-Y「おお怖い。まあ私の目的は、この邪魔な機械を壊すことだからね、今は見逃してあげるわ」
霊夢「そうはさせないわ!夢想封印!」
TYPE-Y「ッ!!」
霊夢「はああぁぁぁ!!」
早苗「れ、霊夢さん、落ち着いて!機械にも当たってしまいます!」
霊夢「大丈夫よ、ちゃんと狙ったから。ま、あれを食らえば流石に」
TYPE-Y「もう、先に犯してほしいのならそう言えばいいのに」
霊夢「なっ!?」
TYPE-Y「でも安心して。二人同時に可愛がってあげる」
霊夢(…早苗)
早苗(霊夢さん?)
霊夢(私があいつを引き付ける。その間に、あんたはワクチンを)
早苗(で、でも…)
霊夢(ここで二人共やられたら、誰が幻想郷を救うのよ)
早苗(……分かりました)
霊夢(合図したら、機械まで走ってワクチンを使うのよ?)
早苗(はい!)
霊夢「ほら、こっちよ化け物!」
TYPE-Y「先にしてほしいのね?良いわ、まずはあなたから」
霊夢(……あの触手、厄介ね。上手く引き付けないと)
早苗(霊夢さん、負けないで)
霊夢「くっ、これも効かないか…」
TYPE-Y「ほら、もっと抵抗してみせて?その方が燃えるから」
霊夢(…よし、早苗から大分離れたわね。後は…)
TYPE-Y「捕まえた」
霊夢「あっ!」
TYPE-Y「さあ、どう料理してあげようかしら?」
霊夢「今よ早苗!」
TYPE-Y「え?」
早苗「はい!」
TYPE-Y「し、しまった!」
ワクチンのセットを確認
これより、ワクチンを散布します
早苗「よし!」
TYPE-Y「あ……あぐぅ……」
霊夢「ワクチンが効いてる…?今なら!八方龍殺陣!」
TYPE-Y「うがあぁぁぁ!」
早苗「はぁ…はぁ…」
霊夢「良くやったわね」
早苗「は、はい…」
霊夢「これで、幻想郷も元に戻るでしょう」
早苗「正直…疲れました…」
霊夢「そうね、温泉にでも浸かって、ゆっくり休みたいわ…」
早苗「じゃあ、帰りましょう」
霊夢「そうね」
TYPE-Y「う……うぁ……」
霊夢「ん?」
TYPE-Y「貴 様 等 全 員 犯 し て や る !」
霊夢「早苗!」
早苗「はい!」
霊夢&早苗「二重大結界!!」
TYPE-Y「ぐがあぁぁぁ!」
霊夢「今度こそ終わりね」
早苗「はい」
霊夢「とりあえず今回の事は、ウィルスの存在も含めて、慧音に無かったことにしてもらった方が良さそうね」
早苗「そうですね」
永遠亭 地上
霊夢「あら、もう朝になってたのね」
早苗「そうですね。でもなんだか…あれが一夜の出来事だったなんて…正直、何日も過ぎてしまったような気分です」
霊夢「そうね。さあ、最後の一仕事よ」
早苗「え?まだ何かあるんですか?」
霊夢「気絶してる奴らを起こして、後始末をするのよ。そこら辺、色んな汁で酷い臭いだから」
早苗「た、確かに…」
霊夢「それじゃあ、さっさと終わらせて、温泉に行きましょう」
早苗「はい!」
守矢神社 早苗の部屋
早苗「ん……朝……?」
霊気入れ(テレビ)「YOU ARE DEAD」
早苗「あらら…ゾンビハザードやってて寝落ちしちゃったのね……」
早苗「……ん?……え?……ええぇ!?い、今までのって、全部夢!?」
神奈子「早苗、朝から五月蠅いぞ?」
早苗「い、今の声…神奈子様…?ほ、ほんとに夢…だったんだ……よかったぁ……」
早苗「……ま、まあ…あんなウィルスが本当に有るわけ無いわよね。何だか…寝てたのに疲れた…神奈子様達には悪いけど、二度寝しよ♪」
コロコロ…
早苗「ん?何かしら?」
早苗「これ…あの時拾った薬品…?」
早苗「……いやいやいやいや!あれは夢だったんだから、ここに有るはずがないわ!」
早苗「……後で処分しておかないと…」
永遠亭 ウィルス研究室
永琳「これは…新種のウィルス?……凄い。これがあれば、医学は大いに発展するわ!これは、採取した者の名前から、Y-virusと名付けましょう!」
THE END