涼花ちゃんストーリーまとめサイト(改)
本当にごめんなさい
この小説の作者であり、涼花ちゃんのお兄さんであるRYOは、博麗神社の庭で正座をさせられていました。
周りを取り囲むは、涼花ちゃんを含めた数名の幻想少女達。
彼女達はご立腹のようですが、いったい何があったのでしょうか?
紫「さて、RYOを捕まえることが出来たわけだし、そろそろ始めましょうか」
そう言った紫の表情は、氷のように冷たいものでした。
これから始まることは、RYOにとっては地獄となることでしょう。
なんと言っても、これはRYOの罪に対する罰なのですから。
霊夢「それじゃあ、まずは私からね。あんたはこの半年間、いったいどこで何をしていたの? …いいや、何にうつつを抜かしていたのかって聞いた方が良いかしら?」
RYO「そ、それは…」
霊夢「涼花ちゃんがどれだけ心配してたか、分かってるの?」
RYO「はい、それはもちろん…重々承知しております…」
霊夢「…小説を書く環境が変わったことは聞いていたけど、さすがにその環境にも慣れたはずでしょ?」
RYO「はい…」
霊夢「だったらどうして、こっちに来られないって状況になるのよ?」
一応解説しておきますと、RYOが涼花ちゃんストーリーを書くと言うことは、彼が幻想郷を訪れると言うことなのです。
それが半年もの間書かれていなかったと言うことは、彼は半年間、幻想郷を訪れなかったと言うことなのです。
霊夢はその事に対して怒っているようですね。
霊夢「あんたの仕事が大変なのも知ってる。部署?…が変わったってことも、涼花ちゃんから聞いてる。それでも、こっちに来る時間は作れたはずよね?」
RYO「はい、その通りです…」
霊夢「だったらどうして来なかったのよ?」
霊夢が語気を強めると、大きいはずのRYOの体がどんどん小さくなっていきます。
RYO「…理由を言ったら怒られそうな気がするのですが」
霊夢「言わなかったらもっと怒る」
RYO「わ、分かった、分かりました、言います。…ぶっちゃけ、ゲームにうつつを抜かしてしまい幻想郷に来られませんでした」
言い終わるのが早いか、霊夢はRYOの顔面に弾幕を放ちました。
ピチューン! と言う被弾音と共に、その場に倒れるRYO。
しかし今は、涼花ちゃんでさえも、彼を心配しようとはしませんでした。
霊夢「…呆れて物も言えないわ。まだまだ言い足りないけど、それはみんなに任せることにする」
そう言って霊夢は、縁側に腰を下ろしました。
被弾したRYOは永琳の治療によって、痛みが残る程度に回復させられました。
こんな状況が、これから延々と続くのです。
その事を理解したRYOは戦慄を覚えましたが、結局は彼が招いた結果なので自業自得と言うものです。
魔理沙「さて、次は私だな」
RYO「お、お手柔らかにお願いします」
魔理沙「それは無理な相談だな。…お前、こっちに来れなかった原因はゲームだけじゃないんだろ?そこのところ、正直に話してもらおうか」
魔理沙はパキパキと指をならし、RYOを威嚇します。
RYO「それは…」
魔理沙「正直に言えばマスタースパークで勘弁してやる。言わないのなら、顔面にファイナル撃ち込む」
RYO「どっちにしろマスパ確定じゃないですか!」
魔理沙「当たり前だろ。お前はそれだけのことをしたんだからな」
RYO「…分かりました、正直に話します。…実は『小説家になろう』とYouTubeへの投稿も始めてまして…。小説家になろうでは黒国遼、YouTubeではRYO(リオ)として投稿してますのでよろしければ」
魔理沙は至近距離からマスタースパークを放ちました。
全身黒焦げになったRYOでしたが、やっぱり永琳によって回復させられてしまいました。
魔理沙「…聞くところによると、小説家になろうもYouTubeも、投稿が滞ってるそうじゃないか。無計画に色々と手を出すものじゃないぜ?」
RYO「本当に、返す言葉もございません…」
魔理沙「涼花ちゃんストーリーは月一回の更新、YouTubeは週一回の更新なんだから、小説家になろうの投稿頻度を下げれば、こっちに来られるようになるよな?」
RYO「はい、その通りです…善処します…」
魔理沙「…とりあえず、私はこんなところだ」
魔理沙は霊夢の横に腰を下ろしました。
霊夢「あの程度で良いの?」
魔理沙「良いってことはないが、後は他の奴らに任せる。私が言うより効きそうだし、正直呆れ果てて怒る気も起きないんだよな」
幽々子「次は私ね」
幽々子はゆっくりと、RYOの前まで来ました。
何を言われるのか察したのか、RYOは滝のような汗を流しています。
幽々子「RYO…私が何を言いたいのか、分かっているわよね?」
必死に視線を反らそうとするRYOでしたが、それを阻止するかのように、幽々子はRYOの頬を両手を添えました。
RYOの表情は、恐怖そのものです。
幽々子「妖夢、プリズムリバー三姉妹、物部布都、ルーミア、光の三妖精。たまに河城にとり、古明地姉妹、霊夢と魔理沙もかしら?」
魔理沙「…なんだ?」
霊夢「…?」
幽々子「この子達はRYOが」
RYO「ストップ、ストーップ!」
魔理沙「なんだ、浮気か?」
霊夢「そう言うアレじゃないみたいね」
幽々子「で、最近ではアリスにまで」
アリス「…ああ、もしかしてアレの事かしら?」
RYO「待ってくださいお願いします!その事だけはマジで勘弁してください!」
幽々子「元々RYOは幽霊キャラが好きな傾向があったから、プリズムリバー三姉妹や物部布都までは多目に見てたけど…私を相手にしなくて良いとは一言も言っていないわ。それとも、私に飽きたのかしらね?」
RYO「そ、そんなことはありません!信じてください!反省してますから!何でも言うこと聞きますから!」
幽々子「妖夢」
妖夢「はい、なんでしょう?」
幽々子「切り刻みなさい」
妖夢「分かりました」
大変エグい光景なのでお見せできません。
しばらくお待ちください。
RYO「………」
幽々子「殺されなかっただけマシだと思いなさい?」
そう言い放つと、幽々子はきびすを返し、霊夢の隣に座りました。
幽々子「まったく」
魔理沙「で、結局なんの話だったんだ?」
幽々子「それは…」
幽々子は魔理沙の隣に来て、そっと耳打ちをしました。
すると魔理沙の顔がみるみる赤くなっていきます。
魔理沙「そ、そう言う話だったのかよ…」
永琳「次は私」
霊夢「永琳からRYOに?接点が少ないように思うんだけど」
永琳「私は医者として、RYOに忠告しておきたいことがあるの」
永琳はカルテを取り出しました。
するとRYOの表情が青ざめていきます。
永琳「RYO。最近貴方は、どうも不摂生な生活が続いているようね。運動不足に食生活の乱れ、それに伴う体脂肪の増加」
RYO「やめてください!聞きたくないです!」
永琳「聞かなくとも現実は変わらないわ。優曇華、彼の腕を押さえなさい」
優曇華「了解です」
必死に耳を塞ぐRYOの腕を、優曇華が押さえ付けました。
抵抗を見せるRYOですが、ただの人間が妖怪パワーに敵うはずもありません。
永琳「続けるわ。貴方、健康診断の結果が届いているにも関わらず、それを確認してすらいないわね?まずは結果をちゃんと確認して、生活習慣の改善に取り組みなさい」
RYO「………」
永琳「分かりましたね?」
RYO「は、はい……」
永琳「…それでは、栄養剤でにんにく注射でも打っておきましょうか」
RYO「ち、注射!?」
説明しましょう。
RYOは注射が大の苦手なのです。
RYO「他の痛いことだったら何でも受けます!どんなに苦い薬でも飲みます!なので注射だけは本当に勘弁してください!」
優曇華「子供みたいに暴れないでください。それに、動いたら痛いですよ?」
永琳「優曇華、しっかり押さえてなさい」
RYO「ま、待て!マジで待ってくださいお願いぃったぁ!」
ブスリ!…と言う音が聞こえそうな勢いで、永琳はRYOの腕に針を指しました。
しばらくして、にんにく注射も終わりましたが、RYOは終始、顔を背けていました。
本当に注射が苦手なようです。
永琳「まったく、少しは反省しなさい」
RYO「…………はい」
魔理沙「注射が嫌いとか子供か」
紫「かなり堪えたみたいだけど、貴方に言いたいことはまだあるのよ」
RYO「な、なんでしょう…?」
紫「貴方、これだけの仕打ちを受けておきながら、まだ謝罪の言葉すら無いじゃない。私達を、舐めてるのかしら?」
魔理沙「……そう言えばそうだな。ごめんの一言もなかった」
紫「それとも、謝る気は無いってことなのかしら?」
紫はRYOを見据えています。
その目はまさに妖怪の目です。
RYO「謝罪の弁を述べる前に制裁を受けていると思うのですが…」
紫「あら、貴方は私達のせいで謝罪が出来なかったと。そう言いたいのかしら?」
RYO「ととと、とんでもない!ごめんなさい!反省してます!もうしません!」
紫「私達に謝罪しても意味がないでしょ?貴方を許すか許さないかは、涼花ちゃんが決めることなのだから」
RYOは恐る恐る涼花ちゃんの方を見ます。
涼花ちゃんの表情は穏やかですが、その奥底に湛えている怒りは隠れていませんでした。
つまり、ぶちギレです。
涼花「お兄ちゃん」
RYO「り、涼花ちゃん…」
涼花「私がどれだけ怒ってるか、分かってるよね?」
殺意のこもった視線に当てられたRYOは、それはもう見事な土下座を披露しました。
RYO「本当に!ほんっっっとうにごめんなさい!」
涼花「紫お姉さん」
紫「うん?」
涼花ちゃん「やっちゃって♪」
紫「任されたわ♪」
RYO「ま、待って涼花ちゃん!ちょ、紫!なに物騒なものを…ま、待て待て待て待て!そんなの使ったら、いくら私でも」
魔理沙「…あれで生きてるんだから、人の体って不思議だな」
霊夢「自業自得よ。これでRYOも懲りれば良いんだけど」
魔理沙「少なくとも反省はしただろう。もししてなかったらマスタースパークだけどな」
霊夢「私だって、全身に針を刺しまくってるところよ。ところで、涼花ちゃんはどこに行ったの?」
魔理沙「涼花ちゃんなら、ゆーちゃんのところへ行ったみたいだぜ。RYOの見舞に行かない辺り、相当怒ってるようだな」
霊夢「怒ってると言うより呆れたんでしょ」
魔理沙「そうかもしれないな」
その後しばらく、涼花ちゃんが口を利いてくれないと言う地獄を味わうRYOなのでした。
終わり