【縁コウキ専用台本】です。
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【2人で初めて体を重ねた翌朝】
んー……(あくび)ふぁあ……もう朝、か。
あ……そっか、うん、そうだった……。
昨日は初めてコイツが俺の家に泊まってくれて……
あーっ、思い出すと顔がニヤける
こうして寝顔を見てると、俺達やっと結ばれたんだなって実感しちゃうなー。
【そんな中、彼女がゆっくりと目を覚ました】
あ、起きちゃった。
おはよう。
え、うん、寝顔を見てた。
大丈夫、大丈夫だって、寝顔も可愛かったってば。
もちろん昨夜の君はすごく可愛かった。
あの、さ、身体……つらくない?
俺……やっとお前に触れることが出来ると思ったら、すごく夢中になって余裕なくて……優しくしてあげられたか、ちょっと自信ない。
ん?「すごく優しくしてくれたよ」って……そっか、うん、そっかぁ、よかったー。
はは、ごめん、安心したら力抜けちゃった。
ねぇ、抱きしめさせて?
ぎゅー。
なんかさ、いつもしてるギューもいいけど、こういうベッドの中でのギューって特別な気がしない?
だってさ、身体が密着して一つになれてるって感じがする。
あっ、だめ、恥ずかしがって逃げようとしないで。
もう少しだけ、このまま抱き締めさせてよ。
だって今日は特別な朝なんだよ。
俺とお前が、ようやく結ばれた初めての朝。
すぐにベッドから出ちゃったら勿体ないでしょ。
【彼は彼女が愛おしくて堪らないと言った様子で、抱きしめ続ける】
好きだよ。
俺を受け入れてくれてありがとう。
ん?お前も俺が好きって?はは、俺もだーいすき。
たぶん、俺の方がいっぱい好きだよ。
え?お前も負けないって?
はは、そっかー。
なんかさ、良いよなこんな朝。
だらだらベッドで寝ながらまったり過ごすのって、最高な気分。
ほら、俺って平日は毎日仕事が忙しくて気が休まらなくて、慌ただしいからさ。
こんな風にゆっくり出来る時間って、俺にとってすごく大切で、その大切な時間にお前がいてくれると、幸せを感じる。
ずっと、俺の近くにいて欲しい。
お前が傍にいてくれたら、どんなにしんどくても頑張れるから。
【しばらくいちゃいちゃしてた彼らだったが、彼は時計を見てため息をついた】
あっ……と、もう9時?!
休みの日とは言え、流石に寝過ぎちゃったなー。
名残惜しいけど、そろそろ起きるか。
朝ごはん作るけど、簡単なものでいい?
【「私が作ろうか?」】
いやいや俺に任せてよ。
お前はベッドでゴロゴロしながら待ってて。
【彼はベッドから降り、キッチンに立つ。】
(調理してる音)
え?俺が料理作ってる姿がかっこいい?
はは、何言ってんの。
そんな事言われたら照れるでしょ。
あ、お前ってさ、目玉焼きには何かける?
ほらこれって結構、意見分かれるって聞かない?
俺?俺はねー。何もかけない!
はは、なんで笑うの?
(笑いながら)まぁあんな聞き方したら、何かかけるって思うよなごめんごめん。
でもさ、熱々のご飯の上に目玉焼き乗っけて食べるのって美味くない?
あー女の子はあまりしないのかな。
え?味噌汁のいい香りがしてきた?
俺いつも朝は和食なんだよね。
お前も一緒?はは、やっぱり俺達って気が合うなー。
なあ、朝食終えたら一緒にシャワーでも浴びる?
俺もお前も割と寝癖ついちゃてるし。
え?シャワーは別々が良い?はは、何恥ずかしがってんだよー。
昨日の夜全部見たんだから、今更恥ずかしがらなくたって……
あ、ごめんごめんごめんごめん!
もう言わない、うん、言わないから怒んないで。
(笑いながら)ほんと、可愛いよなお前って。
よーし、出来た。
さ、そろそろベッドから出ておいで。
一緒に朝ごはん、食べよう?
end