日本酒を飲みながら鍋を囲った。気分よくなった私たちは色んなことを話した。彼の意外な一面を知ることができて、私はますます彼を好きになってしまった。
さて、と彼は急に真面目な顔をして私の顔をじいっと見つめてきたかと思えば、にこっと甘く、やわらかな顔で笑った。


「なまえさん」

「はい」

「あなたのことが好きなんです」

「…え」

「だから、いいですよね?」

「な、何をで…きゃあっ!」


そろりと脚をいやらしい手つきで撫でられ、思わず私は悲鳴をあげてしまった。
彼は私の反応を見て、嬉しそうに笑いながら再び好きなんですと告白してきた。つつつ、と爪先から付け根の方へと指が伸びてきて思わずごくりと息を飲んだ。相変わらず彼は穏やかな笑みを浮かべている。すかーとの中に手が侵入してきて遂に堪えられなくなった私は声を出す。
くすくすと彼は笑って立ち上がり、私の方へと来て、ベッドに連れて行かれた。


「いっぱい鳴いて下さいね」

「あ、あの…」

「ずっと前から好きでした」

「ん、ふ…っ」


啄むようなキスをたくさんされて、舌を入れられ、互いを味わうように絡めた。裸になって、確認し合うように彼と抱き合う。彼はベッドでは穏やかに笑わず、真剣な顔をして愛を静かに囁いてきた。
事を終えて、彼の胸に頭を乗せると髪を優しく撫でられた。あぁ、気持ちいい。彼のキスもセックスも最高としか言いようがなかった。とても満たされるもの。


「…なまえさん」

「ん…」

「そろそろ聞かせてはくれませんか?」

「何をですか?」

「愛の言葉、を」

「さっき十分言ったじゃないですか…」

「喘ぎ声混じりもいいですが、正式に」

「…好きですよ」

「よかった。これで晴れて両想いです」


ぎゅうっと抱き締められ、脚をまたいやらしく撫でられた。まるで愛撫のよう。脚を撫でていた指がまた侵入してきて、いやらしい音を立てながら、乱される。


「やぁ、んっ…」

「鳴かせたいとずっと思ってました」

「んぁ、あなたは身体目的なの…?」

「まさか。ずーっと好きでしたよ?」

「あ、あぁ…っ」


その夜、一晩中私は彼に乱されていた。何度も繋がって、何度も脚をいやらしく舌先で優しく舐められた。気持ちよすぎておかしくなりそうだ。溺れてしまう。
翌日、喘ぎすぎて声が枯れ、腰が立たなくなった私を彼は嬉しそうに見ていた。首筋、胸、そして脚は彼が残した赤い痕でいっぱいだ。彼は脚フェチなのかな。


「ねぇ、照星さん」

「朝からしたいんですか?淫乱ですね」

「な!ち、違う!」

「違うんですか?」

「うっ…」

「今日は休みです。たくさん、しましょう?」

「…はい」


企むようにニヤリと笑う彼は私が知っている司書の照星さんでは最早なかった。
詐欺ね、これは。それでも、そんな彼も愛しいと思うのは、惚れている証拠だ。あなたが好き。だから、もっと愛して。言うや否や、彼は熱いキスをしてきた。そして、溶けそうなほど彼に愛された。





私も好きです。だから、好きにして?
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