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※前ページ「冒頭2(magi)」から続く、先の展開のメモやネタをまとめたもの。
※一応トリップもの。
※夢主以外のオリキャラ(名前付き、変更不可)がいます。また、夢主の年齢や身長が明記されている部分があります。
※捏造、改変、独自設定などあり。
※夢主の名前変換は「名前」と「ナマエ」の部分で変更可。
※ここでは、アリモル要素はありません。アリババ×夢主が無理だという方はご注意くださいませ。
連載に使おうとしていたネタ詰めです。書きたいところだけで場面がよく飛ぶ。前ページの話が続いていたら、その後こういう展開予定だったという流れや設定が見れるだけです。仮に今後、この連載が形になろうものなら、盛大なネタバレの塊。きっと形になんてならないので、思い出としてまとめておきます。
【関係性メモ。キャラ→夢主】
アラジン→最初に出会って助けてくれた優しいお姉さん。地上に出てからの初めての(女子)友達。年上ではあるけど、夢主に言われたから呼び捨てで呼んでる。(何がとは言わないが)柔らかくて好き。
モルちゃん→初めてできた友達。同い年だし、身長も同じくらい。初めて会った時から自分に優しく接してくれる夢主に戸惑いながらも嫌ではなかった。アモンの迷宮崩壊の時に引っ張り出してくれたことはずっと心に残っていて、命の恩人かつかけがえのない大切な親友だと思っている。
アリババくん→最初の印象はあまり良くない。夢主のことを内心可愛いなと思いつつ、アラジンのブーデルへの珍行動に怒りが先行し二人を怒鳴る。「お前もだよ! 連れならちゃんと見張っとけ……!!」夢主の方もその勢いにびびって苦手意識がつくけど、砂漠ヒヤシンスから助けてもらってその意識もなくなる。助けてくれてありがとう、と言われた時の微笑みが忘れられない。最初に思わず強く当たってしまったことは地味に気にしている。
【出会い】
・しばらくの間、夢主の旅の目的は“人(クラリス)探し”。自分の中に彼女がいるだなんて想像もしていない。
・第0迷宮でルフの渦に巻き込まれた後。気がついたらどこぞの砂漠に落とされ、クラリスがいないことに焦る。さらに砂漠なんて行ったこともない地形に混乱している最中、出会ったのは原作一話の空腹アラジン。(アラジンは盗賊を倒した後のふらふらなところに遭遇)
「お、ねぃさん……たすけておくれ、」
「!?」
クラリスのことで後ろ髪を引かれながらも、命に関わるからとアラジンを優先し近くに見える町(ウータン)へ連れて行こうとする。しかし、お金がない。服装も何故か変わっており、持ち物も何一つない。そんな状態で一体何ができるのか。僅かな逡巡の内にアラジンが消え、ぎょっとしたところでライラとサアサの登場シーンへ。
・なんやかんやでライラとサアサが仲直り。
「ナマエさんはこれからどうするんだい?」
「私、人(クラリス)を探してるの。一緒にいたはずなんだけど、はぐれちゃったみたいで」
「そうだったんだね。当てはあるのかい?」
「ううん、全然……」
「じゃあ、僕と一緒に旅をしようよ! その人もどこかできっと見つかるよ」
申し訳なくて躊躇うものの、見知らぬ場所で一人は不安なので彼の手を取ることに。
「ねえ、ナマエさん……(もじもじ)僕達もう友達だよね?」
「? そうだね……?(なんでそんなに緊張してるんだろう?)呼び捨てでいいよ、私もアラジンって呼ぶね」
ぱあっと顔を輝かせて夢主に抱きつくアラジン。「ナマエーーっ!」ぐりぐりと胸に顔を埋める彼が至福の表情を浮かべていることには気づかず、そこまで嬉しかったのかな、可愛いなあと夢主はただ頭を撫でる。
・キンッ! と甲高い音を響かせて、少女(モルさん)の足枷の鎖が切れた。不思議な現象に驚きつつも、足枷そのものを外せないかとアラジンに提案。「やってみるよ!」と大きく頷いた彼が再び笛を吹こうとして、アリババが止めに入る。「ちょ、待て待て待て! お前らまずいって!」「「??」」首を傾げる動作がシンクロする夢主とアラジン。
・砂漠ヒヤシンスにて。ブーデルのせいでアリババが押され、子供が落ちかける。母親含める全員が咄嗟に動けずにいる横を、夢主が飛び込む。息を飲むアリババ。女の子の手をギリギリで掴み力任せに引く、入れ違いになるように落下。
【迷宮アモン】
・治癒魔法の覚醒。アモンにて、傷を負う(?)アリババかアラジンを前に謎の声(クラリス)に導かれる。『ーーそれが、あなたの望み』「え?」『ならばその結果を強く信じ、“願って”ください。あなたの想いであれば、きっと“彼ら”に届くはずです……ーー』
【シンドリア】
・マハラガーンの夜にて。例の衣装を着ている夢主に抱きつくアラジンと、それを止めるアリババ。「うふふ……ナマエ〜〜」「おい、アラジンっ! なに羨ま……じゃない、駄目だろ!!」引き剥がされる。
・ヤムさんの魔法講座にて。元の世界には当然魔法なんてないので、どうやって使っているのか夢主は全くわかっておらず、魔法だという自覚も薄い。よって、それまでの治癒魔法は完全に感覚に頼っていたものである。迷宮アモンの時にクラリスから「願えばいい」とどこか(自分の中)から呼び掛けられ、本当にその通りにしていたし、できていたので命令式を送るという概念に対して首を傾げる。命令式を意識すると全く魔法が使えなくなり、できたところでものすごくしょぼい仕上がりとなる。代わりに“願う”ことで、その出来が嘘のような魔法を実現させられる。ヤム曰く、命令や演算をすっ飛ばして“結果”だけを弾き出しているそう。
【迷宮ザガン】
・泣き喚く白龍の一言。「うるさい、お人好し!!」「えっ」
・モルさんが瀕死(?)になった時に、必死に治癒魔法を施す。外傷はすぐに消えるものの、顔色は戻らない。焦るその場。
「っ……」
「ナマエ、無理しちゃだめだ……! 傷や疲労は治せたとしても、失った魔力を回復させるなんてできないよ」
「でも、このままじゃモルちゃんが、」
「助けるためにも早く迷宮を攻略して、モルさんを診てもらおう!」
ひどく無力だと思った。治癒魔法は唯一の特技と言っても過言ではなかったのに。必要な時に使えないなんて。ぎゅっと拳を握りしめる。
『ーーいいえ、あなたならできます』
「え……? あ、れ……この声」
『信じてください。“絶対にできる”と。祈ってください。あなたの描く最善の“願い”を。その想いが、その意志がある限り、“彼ら”は必ず応えてくれるでしょう』
前にも似たようなことを言われた。確か、迷宮アモンでぼろぼろになってしまった彼を救いたくて……。信じて、願え。脳内で響いた聞き覚えのある声と、そばで微かに感じるルフの気配。大丈夫、と背を押されたみたいな心地がして。そうだ、諦めちゃだめだ。抱えて運ぼうとしていたアリババくんを引き止める。
「どうした?」
「やっぱり、“今”じゃないと……この状態のモルちゃんがいつまで耐えられるかわからないから。この先の迷宮だって、もっと危険かもしれない。今、ここで繋ぎ止めないと……」
手遅れになってからでは遅い。「ナマエ殿……?」「だいじょうぶ……絶対、大丈夫だよ」必ず、助けるから。横たわる彼女の片手を両手で握る。どうか、ルフたち(みんな)。そっと目を伏せ、強く、強く“願う”。
ーーモルちゃんを助けてあげて。
途端に騒ぎ出すルフたち。「! ルフがモルさんに集まってくる……!?」「な、なんだこれ!? なんか光ってるぞ……!」「これは、一体……?」その光景はちょうど、アラジン(マギ)がルフから魔力を授かる時と酷似していた。
【マグノシュタット】
・依り代戦(?)
本当は、ずっと罪悪感があったのだろう。私をこちらの世界に呼んでしまったことも、私を“疑似的な金属器(依代)”として現世に留まっていることも。ごめんなさい。もっと早く気持ちを伝えるべきだった。気にしなくていい、と言ってあげられたらよかった。現状に戸惑う段階はとうに過ぎている。だって、彼女の存在は自分にとって、こんなにも心強い味方なのだから。
「私……クラリスのことが好きだよ。今までも、これからも」
たくさん、たくさん助けられてきた。だから、今度は私が力になる。なんて、そう言えたならとても格好いいのだけれど……あいにく私にはそこまでの力はない。でも、彼女ならーー。
「私一人じゃ何もできないけど、クラリスと一緒ならなんだってできる気がするの」
「ナマエ……? そう言ってくださるのは嬉しいですが、私に実体はないのですよ。協力などしたくても、とても……」
かつて“始まりの神子”と呼ばれた、一番最初の魔法使い。ルフに愛された少女。噂で語り継がれるしかない第0迷宮という曖昧な概念は、私が“観測したために存在が確立した”。つまり、クラリスは間違いなくこの世界に“いる”。
「大丈夫。私が器になる」
「え……?」
「よくわからないけど、私達は同じ魂なんでしょう? 迷宮と呼ばれる場所にいたあなたなら、ジンと似たような力が使えてもおかしくないんじゃないかな」
「わ、私で魔装をすると言うのですか!? できるわけ……っ」
「あ、別に魔装じゃなくてもいいの。もし入れ代われたなら、魔法を使い慣れたクラリスの方が上手く立ち回れるだろうなって」
軽い調子で言うと一瞬だけ呆気に取られ、深く息を吐き出すクラリス。片手で頭を抱える。
「……突拍子もないことを思い付きましたね。それが例えば可能だったとして、あなたにどんな影響があるか未知数でしょうに」
「そんなのはやってみればわかることだよ。私は今、何もしないでこの世界が終わるのを見たくないの」
お願い。無力な私にクラリスの力を貸してほしい。そうしてーー。
「今度こそ、あなたの大切な世界を守ろう。私にできることなら何でもするから」
「!」
まるで陽だまりのような、優しく柔らかな微笑み。こちらに手を差し出す自分ととてもよく似た彼女は、けれどもこんなにも眩しい存在なのかとクラリスは目を細めた。
・アリババくんがアモンさんを呼び出す際に紡いでいた言葉。それから、他のジンとの契約者達を思い起こす。厳密にはジンそのものではないけれど、あの不思議な空間に居たあなたの力を引き出すには、きっとそれと似たような形式が必要なのだと思う。
だから、考えてみたの。クラリスをぴったりと表現できるような代名詞を。いつも優しくて温かくてまっすぐで、私にとっての、そして誰かにとっての希望(ひかり)だと思ったからーー。
「ーー……仁愛と光明を司りし概念よ。我が魂を糧に、我が身を依代として、願わくばその姿を現さんことを」
一つ一つの言葉に心からの“願い”を込める。とは言え、ジンの詠唱を元に勝手に創り上げたそれらに、一体どれほどの効力があるのかはわからなかった。しかし、ふと胸の前で祈るように組んだ両手がじんわりと温かくなって。閉じていた瞳を薄らと開くと、片手の甲にくっきりと八芒星が浮かび上がっていた。それを見た瞬間に本能的に正解だと確信し、同時に何かに引っ張られるように意識が遠のいていく。
深く、深く。真っ暗な海の中に沈むみたいな感覚。不思議と恐怖はなかった。消えゆく意識の中で、向こうからクラリスがやってくるのが見えた。すれ違う際、彼女が私の手を取り八芒星を指先で撫ぜる。その表情は優しく、少し困ったようで。無茶をしますね、とそう言われている気がした。そうして、彼女と“位置を入れ代えた”のを最後に、私の意識は完全に眠りに落ちていった。
・ラストのソロモンの知恵には参加せず、自らの力で意識内へと干渉するクラリス。堕転した者を還す方法はない、みたいな会話にさらりと入り込む。
「……いいえ、そうとは限りません」
「!?」
「どこかにその方法はきっとあるはず。例え無かったとしても、その時は創り出してしまえば良いのです」
「え!? ナマエ、じゃないよね……? クラリスさんかい? どうしてここに……」
驚くアラジンと困ったように笑むクラリス。
「あなた様のお力は、畏れ多くも私のものと似ているようです」
「え……?」
「ありとあらゆるものと“対話”すること。それが私の……“この世界の神”によって授けられた特性です」
【ハニババからの生還と再会】
・目の前に現れたアリババに反射的に抱きついた夢主が泣き喚く。
「生きてる? ほんとに……?」
「っうお、……え?」
ナマエが抱きついてる、誰に、俺に?? え? 隙間なく密着する体、伝わる体温、何かが込み上げてくる。顔が熱い。どうしよう。ふらつく視線と行き場を失った両手が空を彷徨う。
「ナマエ……?」
「っ……ぐす、」
とりあえず呼びかけてみるが、逆効果だった。より強まる抱擁。柔らかな体がさらに密着度を増す。無意識なのかナマエが首元に擦り寄るせいで、その髪が肌をくすぐってくる。
「(のわあぁぁ……!)」
心からの叫びだった。口元を片手で塞ぎ、おそらく赤いだろう顔を隠す。た、確かに願ってもない展開だけども! こ、このままじゃなんかやばい。なんか、なんか……よくわからんけどもう一回死にそう!!(最終的には、心配かけちまったんだなって嬉しさ半分申し訳なさ半分で結局両腕で抱きしめる)
ネタ詰め(magi)