Innocence


if


もしこはるちゃんがビアンキファミリーと敵対するファミリーの人間だったら??ビアンキファミリーを潰すため、二人の弱点とかを探るために学園に、特進クラスに来たとしたら??引っ込み思案でかよわくて、白華時雨が好きな四葉心陽を演じていたとしたら??やだ最高だわ……
「全て嘘、だったんですね」ってこはるちゃんに銃を向ける白華時雨と「ええ。"引っ込み思案で白華先輩が好きな四葉心陽"なんて人物は存在しないのよ」ってこちらも銃を向けるこはるちゃん……
これそのまま敵対でもいいけど本当はこはるちゃんは時雨さんが本当に好きになってて、でもファミリーを裏切ることなんてできなくてこういう結末になったとしたら最高にしんどい。しかもその場合両片思いじゃん??お互いがお互いを想っているのに敵対するんだよ……(しんどい)
その場合最後に残るのはどっちだ?ってなったらきっと白華時雨なわけで。
最後のとき「ほんとは、本当は好きでした、白華先輩」って時雨さんが銃を撃つ直前に"いつのもの四葉心陽"の笑顔で言うこはるちゃん。それを見てハッとする白華時雨なんだけど撃ってしまったものはもう戻らなくて、銃弾はそのままこはるちゃんを貫く。そしてその笑顔のまま亡くなってるこはるちゃんを見て白華時雨は何を思うの……後悔?絶望??想い人を自らの手に掛けてしまったわけで………ウッifとはいえ白華時雨にまた辛いものを背負わせてしまった……ウッ……もっとはぴはぴなしぐこは考えて……
これこはるちゃんは決して白華時雨を苦しめようと思ったわけじゃなくて。本当は"白華時雨が好きな四葉心陽"が本当のこはるちゃんで、これを言ったら白華先輩を苦しめてしまうって思ってて。でも最後本当に死ぬんだなって思ったらぽろりと出ちゃったって感じ

- 8 -

*前次#


ページ: