ガキに混ざって遊ぶなんて馬鹿らしい。
 そう言って面倒くさそうに溜息を吐いていたくせに、現在の彼はそのガキに混ざって元気にかっ蹴り回っている。

「結局男はいつまで経ってもガキなんだね」
「そうね」

 木陰で哀ちゃんと二人、サッカーをする子供達を見守る。やれやれと呆れながら見ていると件の人物がゴールを決めた。よっしゃ! と楽しそうに笑っている。

「今の見たか!?」
「……見てた見てた」

 真夏の熱い太陽にも負けず輝く貴方からは目が離せませんよってね。
 隣に座る哀ちゃんが「あーあつい」と鬱陶しそうに溢した声が居た堪れなかった。






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