化石
和彦とシンオウを旅した者。太古の時代を生きてきた、化石から復元されたポケモン達が中心のチーム。イッシュ、カロスで新たな仲間を増やし、現在は和彦の下で活動している。
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オムスター♂/クルセード

29歳/152p/長剣
ゆうかんな性格。低い身長と幼い顔立ちのお陰で外見からは年齢を推測することができない。現代社会に疎く天然染みた発言も多いが敵には容赦なく、打算で行動する側面もある。かつてはとある伝説ポケモンの近衛隊に属しており、分隊の隊長をつとめていた。アサフスとリニアはその時の部下。ザルの酒飲み。

「さあ今日は存分に飲め、私が奢ろう。……おや、皆さんも同席されますか?流石にこの人数では奢れませんなぁ」

アーマルド♂/アサフス

21歳/160p/大剣
がんばりやな性格。良く言えば平均的、悪く言えば地味。常識的なため、現代社会とずれている者が多い化石組の面々によく振り回されている。孤児出身でクルセードの元部下。同僚であり境遇の似ているリニアとは兄妹のような関係であり、今でも行動を共にすることが多い。かつてはグシャラトの好敵手だった。
シンオウに年上の男性の恋人がいる。通い妻よろしく洋館へと足繁く通っている。恋人、そしてその娘と過ごす時間が何よりも幸せで大切。

「ちょ、止めて下さいよ隊長!俺酒飲めないの知ってるでしょう!?」

ユレイドル♀/リニア
20歳/140p/古式銃/募集あり
むじゃきな性格。前向きな良い子だが、戦争孤児のために悲惨な幼少期を過ごしてきた。入隊後、直接の上司であるクルセードと同僚のアサフスに支えられ今のポジティブで明るい人柄が作られたが、過去の影響かさみしがりな一面も。恋愛経験が無いのと子供と間違えられるような容姿がコンプレックス。

「やったー奢りだーっ!たいちょー、私これ飲みたいです!」

プテラ♂/ティルス

25歳/172p/大弓
ようきな性格。表面上は優しげで社交的だが紅鎌以外は死滅しても構わないと思っている頭のネジが数本足りない男。精神を病んでいる。太古の時代、自分の父の義兄弟だった紅鎌に幼い頃から片想いをしていたが、大きくなるにつれてその想いが歪み、嫉妬のために自らの両親すら殺めた。
恋人は紅鎌。片時も離れていたくないし近寄る輩は始末してしまいたい。現代でも叔父と巡りあえたのは運命であり必然だと信じている。

「君がくたばろうがのたれ死のうが、俺には関係ない。興味すらもない」
「叔父貴、あの男は誰?何で俺に断り無く外へ行ったの?俺には貴方しかいないのにどうして、ねえ、貴方はわかってくれないんだ?」

カブトプス♂/紅鎌(コウレン)

38歳/156p/大鎌
のんきな性格。縁側でお茶を飲みのんびりするのが好きなおじいちゃん気質。本人に問題は全くないのだがティルスのせいで化石組の他面子とあまり親しくなれないのが難点。サラヴィスの社交性の無さをロケリスと心配しているが甥のせいであまり協力が出来ないのが申し訳ない。ティルスの父親と義兄弟。
恋人はティルス。元々憎からず想っていた若者の突然の暴挙に一時は憎しみと愛しさが混ざりとんでもないことになっていたが今では諦めて彼の重すぎる愛を受け止めている。

「そうだな……たまには、こういう酒の席も悪くない」
「ティルス、俺は……っいや、すまなかった。俺が、悪かった」

ラムパルド♂/グシャラト

23歳/165p/斧
やんちゃな性格。普段は能天気であっけらかんとしているがひとたび戦いとなると目の色が変わる戦闘狂。昔はとある伝説ポケモンの配下として活動していた。アサフスとはかつて敵同士であり好敵手だったが今では友人に。意外にも手先が器用で石細工を作るのが得意。趣味はアラベスクに自作のアクセサリーを贈る事。首に自害した時の傷が残っている。
恋人はアラベスク。太古の時代、幼い頃から常に行動を共にしており、隣にいるのが当たり前の存在。親友の延長線上。アラベルと呼んでいる。

「さあ、俺と仕合おうぜ!」
「アラベル、後ろは任せた!」

トリデプス♂/アラベスク

23歳/154p/戈と盾
れいせいな性格。思考の整理が上手く客観的な発言が多いが、その実譲れないことがあるとテコでも動かない頑固さと熱血さを持つ。奴隷出身のためかハングリー精神に満ちている。判断基準は主にグシャラトの為になるかならないか。自身よりもグシャラトを優先して行動する傾向が強い。趣味はグシャラトから貰ったアクセサリーを整理すること。
恋人はグシャラト。太古の時代、幼い頃から常に行動を共にしており、隣にいるのが当たり前の存在。親友の延長線上。かつて先に逝かれたのがトラウマ。

「貴様、中々やるな。グシャラトが喜びそうだ」
「当たり前だ。……俺はもう二度と、お前の側を離れないぞ」

アーケオス♂/サラヴィス

18歳/157p/金槌
しんちょうな性格。卵から孵った現代っ子。自己評価が低く卑屈でネクラ。己の存在が周囲の人を不快にさせていると思い込んでいる、ある意味自意識過剰な若者。特に疲れている時にネガティブな自己没頭が多く、親友のロケリスに手助けされることもしばしば。元気な時は前向きになってみようと奮起するが上手くいった試しはない。小柄ながらも力持ち。

「も、もう駄目だ俺みたいなクズなんてこの世にいちゃいけないんだ、死んだ方が社会の為なんだ……っ!」

アバゴーラ♂/ロケリス

18歳/161p/双剣/募集あり
てれやな性格。卵から孵った現代っ子。無愛想で無表情だが気さくで話しやすい。誉められると恥ずかしさで顔が赤くなり、海中にダイビングして暫く引きこもる癖がある。小柄な若者だが堂々として風格があり、頼られることが多い。視力がとても悪く、眼鏡がないと凶悪な人相になる。幼馴染のサラヴィスをなだめる役目。

「……いや、少なくとも俺はそう思ってない。お前の良い所も俺は沢山知ってるから」

ガチゴラス♂/レックス・T(テュランノス)
28歳/178p/大剣
すなおな性格。威圧的な面貌からは想像もつかないほど温和で謙虚で友好的で良心的。とても良い人。意外に表情豊かで隙も多く天然染みている。人たらしの才があるが自覚は無く、自分に向けられている好意には鈍い。かつては大国の王であり、国史上最も版図を広げた有能な為政者。隣国の王子だったサルガドとも関わりが深かった。
片想われ相手はサルガド。本来は10歳差だったが死去のタイミングが異なる為現代では同い年に。彼の想いには気付いておらず、雰囲気の変わった彼をとても心配している。

「浮かぬ顔をしているな……私でよければ子細を聞くがどうだろうか、何か君の力になれるかもしれぬ」
「言いたくないのならば無理には聞くまい。……が、サルガド王子……私のいない間、貴公に何があったのか……出来ることなら知りたいのだ」

アマルルガ♂/サルガド

28歳/170p/なし
ひかえめな性格。体が弱く、雑踏等空気の濁った環境が苦手。内向的な性格で他者を嘲り否定することは無いが、一度だけ頭に血がのぼったことがある。その際、人が変わったように冷酷かつ苛烈な言動を行った。若かりし頃はレックスの下で生きることに希望を抱いていたが、その望みはレックスの死により歪んだ方向へと向かい、凄惨な大事件を引き起こしたようだ。
片想い相手はレックス・T。もう会えないと思っていた想い人との会合に喜ぶ気持ちと、彼の死後に行ったとある過ちによる後ろめたさで苦しんでいる。

「ゴホッ、……ああ、すみません。今日は調子がよかったはずなのですが」
「……申し訳ありません、テュランノス王。ですが、私は……どうしても、己の罪を貴方に懺悔することができないのです」

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