−ホワイト−

梨央とイッシュを旅した者達。自警団として活動している。三つのチームにわかれているが、別段大きな区切りがあるわけではない。
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ジャローダ♂/リーチェ
17歳/187p/サーベル
ゆうかんな性格。白勢全体のリーダーであり、自警団の発案者である正義感の強い青年。仲間想いで人柄も良い、優しい若者だが悪行には厳しく時折融通がきかないところも。お人好しで誰かのためになるのなら喜んで自分を犠牲にする理想主義者。常に自分の力不足を懸念して努力を欠かさない。自然と相手を誉めちぎったり自覚なしで口説いたりする天然タラシ。旅組リーダー。
恋人はミュート。お互いに尊敬しあう精神的なお付き合いを望んでいたのだが執拗に身体を狙ってくるのには辟易気味。Aは行ったがそれ以上には抵抗がある模様。うぶな草食系。

「大丈夫だよ、後は僕達に任せて」
「み、ミュートっ!服を脱がせるのは止めてって言ったじゃないかっ!」

ミルホッグ♂/ミュート
29歳/171p/なし
なまいきな性格。貞操観念のうすい快楽主義者。相手を誘惑するような下品な発言が目立つ。好意を寄せる相手には献身的だが他人には冷たく、リーチェと梨央以外の扱いは雑。補助技には恵まれているが直接的な荒事に弱く、恵まれた能力を持っている種族への劣等感が強い。仲間内では南条やフォリアが苦手。旅組。
恋人はリーチェ。彼のためならばどんな汚いことにでも手を出す。その一環として肉体関係も迫る。将来的に捨てられることになっても構わないからその時の為に快楽の想い出だけは残しておきたい。

「馬ー鹿、無能な奴は存在する価値なんざねえんだよ。お前も……俺も、な」
「なぁ、リーチェ……大人の階段のぼってみようぜ?」

ギガイアス♂/ゼクト
18歳/195p/石剣
むじゃきな性格。飄々とした口振りで話す体格に恵まれた青年。ひねくれた言動ばかり目立つが根は真面目で聞き分けが良い。自分の体格や雰囲気に合わない為童心を顔に出すのが苦手。懐くと無邪気で幼い面も覗かせる。大の甘党。ボードゲームが得意であり誰かしら巻き込んで遊んでいる姿がしばしば目撃される。前髪で左目が隠れている。旅組。
兄はアルトビア。野生時代一方的に絶縁されたが兄の性格を理解している為あんまり気にしていない。遠くの地で元気でやっていることを知り満足。

「俺を動かしたいんならクッキーの詰め合わせくらい持って来てもらいませんとねぇ、割りにあいませんよ」
「元気そうで良かったが、ただ弟と同い年の少女に『アルト兄』と呼ばせて侍らせてるのはどうかと思うぞ」

シンボラー♂/ランシェル

9歳/139p/三ツ又の矛/募集あり
てれやな性格。内向的で無口。意志伝達を殆ど手振り身振りで行う。顔を見られるのが恥ずかしいようで常に口元をおおって顔を隠している。仲間以外には警戒心が強く、他人が近付くと仲間の背後に身を潜める。仲間全員から身内贔屓含めて可愛がられている弟(妹)分。女の子のような服装は梨央の趣味。本人はあまりよくわかっていないが、コルターナやバルドに可愛い服を見繕ってもらうのは大好き。物語を好み、暇な時はいつも絵本や児童文学を読んでいる。砂組。

「……、…………」

キリキザン♀/コルターナ
23歳/172p/戦斧/募集あり
さみしがりな性格。大和撫子を信条とする誠実な女性。しかし酒乱であり、酒の入っている時が素である。見た目以上に力があり、一撃の破壊力が大きい。酒乱モードでは破壊神と化す。怪談などお化けにまつわる話が苦手でゴーストタイプを認めていない。自警団とは別にミュージカル俳優として活躍している。さっちゃんとは良き好敵手だがゴーストタイプとは絶対に認めない。旅組。

「あらやだ、幽霊なんて存在しないのに何を仰るのかしら。……え、ゴーストタイプ?さあ、あたくしにはわかりかねますわね。貴方もそう思うでしょう、ね?(斧の刃先を相手の首もとに当てながら)」

青バスラオ♂/ハクティオ
45歳/165p/双剣
せっかちな性格。梨央に捕まる数十年前にとある遺跡の研究者と旅をしていた為か、古代史への関心が強い。遺跡を前にすると好奇心が抑えられず調査に入りたがることも。ノーランとは研究仲間。年長者で聞き上手、時々白勢面々の相談にのったりもする。酒をあおったコルターナに頭をかち割られない珍しい男。旅組。

「おっ、彼処の石碑中々良いな。見たところ二千年は経ってそうだが……おいおいお前ら、少しは俺の趣味にも付き合ってくれよ」

ゾロアーク♂/ディゼア
14歳/159p/なし/募集あり
さみしがりな性格。とあるブリーダーから譲り受けた少年。柔らかい物腰と優しい心根を仲間に愛されすっかりヒロインポジション。特に親友のルワリアに偏愛されている。自分から言い出しはしないが一人きりが苦手で構われたがり。中性的な服装や髪型はルワリアやコルターナにいじくられた結果。本人はもう少し男らしい格好をしたいと思っている。晴組。

「うん、大丈夫。僕なら平気……、……ごめん、嘘。本当は、さみしくて……もっと、一緒にいても良い?」

ウルガモス♀/ルワリア
14歳/157p/なし
おだやかな性格。とあるレンジャーから譲り受けた卵から産まれた少女。少々口が悪く皮肉屋な面を持ち合わせながらもおおらかで沸点は高い。しかしディゼアが絡むと一転、過保護な保護者と化す。彼に近づく男は全て燃やす覚悟。常日頃から立ち居振る舞いが堂々としていて男らしい。舞が下手なために鬼火を操る。晴組。

「失せろ俗物がっ!ゼアに近付く男共はこの私が燃やし尽くしてくれるわ!」

シビルドン♂/シャラク
28歳/183p/洋傘
ようきな性格。思春期頃の少年少女に罵られたい願望がある変態。ちょっと根が深いマゾ。鰻だけど犬志望。性癖が絡まなければ意外と常識的。趣味は絵画で主に水墨画を嗜んでいるが水彩や油彩にも関心がある。料理が得意。ツヴァイとは相性が悪く険悪。左目は自慰の一環として自らえぐった。現在は木製の義眼を嵌め込んでいる。砂組。

「何だお前さん、俺にサディスティックな美少女か美少年を紹介して……嘘ですすいません殺りにかからないでどうせなら美少女や美少年に殺されてえ!」

色リーフィア♂/カルミア

14歳/147p/なし/募集あり
やんちゃな性格。とあるトレーナーから譲り受けた少年。笑顔の下に鬼畜さをのぞかせる将来有望なドS。可愛らしい容姿だが無邪気に残酷で、人を傷付ける事に罪悪感を抱かない。特に陰気で不幸そうな年上の男性に興奮し、とてもいじめたくなるとのこと。特性上エリオと組むことが多い。晴組リーダー。

「よー、今日も陰気だなっ!……えーっ、嫌?でも俺はあんたのそういうところ、いじめがいがあって結構好きだけどなぁー」

キュウコン♂/エリオ

28歳/178p/本
せっかちな性格。とあるトレーナーから譲り受けた男。天性の晴れ男だが外出は嫌いで、室内で読書に浸っている。知識欲の強い文字中毒。実妹大好きなシスコンだったが絶縁状態になりショックで半月寝込んだ過去がある。日々分厚い鍵付き日記を持ち歩いており、中身を見た者は誰もいない。不本意ながらカルミアと組むことが多い。ロゼとは文通仲間。晴組。

「ふむ、貴様は小僧に用があるのか。ならば私は席を外すとしよう」

サザンドラ♂/フォリア

18歳/176p/チャクラム/募集あり
まじめな性格。とあるトレーナーから譲り受けた青年。愛称フォリちゃんもしくはフォリー。無表情系女装メイド。家事手伝いを進んで行うがユーモアと称し悪戯を仕込む癖がある。リーチェとは別のベクトルで正義感が強く、誰かのために何かを為すことが義務だと考えている。目が悪く、強い光などに弱い。また、色の識別もあまり出来ないようだ。晴組。

「現在私は皆様のお食事の準備をしている所で御座います。……一つだけ唐辛子が多い?これは『アタリ』で御座いますので、このままで宜しいのです」

色バンギラス♂/南条(ナンジョウ)
30歳/190p/石剣
わんぱくな性格。ゆったりとした口調や挙動のおかげでそうは感じないがかなり強引な性格。睡眠欲や食欲が旺盛でそれらの欲求にとても素直。冷血さを感じさせる程度には倫理観が欠けている。寒さにはあまり強くなく、夏場でも厚着。左目が薄い灰色、右目が濃い灰色のオッドアイなのだが微妙な違いの為仲間うちでも気づいている者は少数。学があるが理由は謎である。砂組リーダー。
息子は彦丸。血は繋がっておらず、最初は特性の相性の良さ故打算の上で行動を共にするようになったが、最近では実の息子のように可愛がっている。
片想われ相手は微糖さん宅ユコル君。彦丸とその想い人との関係を訊ねたりと交流を重ねる内に彼が自分に特別な感情を抱いていることに気付いた。エスカレートしていく彼の行動を否定することも拒むこともしない。彼のことをどう想っているのかは本人にも分かっていない様子。

「やぁ、何食べてるの?俺にも頂戴」
「彦ちゃんは勉強熱心だねぇ。まあ、その知恵に足下を掬われないように、ね」
「……やあ、久しぶり。良ければまた俺に付き合ってくれる?(あー、また喜んでる。俺みたいなのを好きになって、可哀想な子だなぁ。……本当に、可哀想だ)」

色ガブリアス♂/彦丸(ヒコマル)
12歳/150p/なし
れいせいな性格。非常に打算的な性格をしており、物事全てを算盤勘定。子供扱いすら計算の内。熱心な勉強家で知識が豊富であるが耳年増で頭でっかち。知識に乏しい者を見下し気味で、若くして人当たりが強い。心を許した仲間や実力を認めた者に対しては比較的聞き分けが良い。恵まれた体格に憧れている。砂組。
父は南条。当初は利用価値があると見なしていただけにすぎなかったが暫く行動を共にしている内に情が移ったらしく、今では親子同然の存在。生活力のない父親を支える良き息子となっている。
片想い相手は微糖さん宅リシエさん。一目惚れ以来会う度に口説き文句を並べ花束を贈ったりデートに誘ったりと熱心なアプローチをしかけている。今はまだ子供の初恋だが、リシエさんの様々な側面を見ていくうちに気持ちが成長していくと思われる。

「はっ、阿呆の相手をする気なんざ毛頭ありませんよ」
「頭脳でも力でも、きっとこの僕が親父殿を超えてみせますよ。……だから、それまでは生きてもらわないと困るんですよねぇ」
「これはこれはリシエさん、相変わらずお美しい!貴方の艶めかしい黒髪を見ているだけで僕ぁ幼いこの胸に大人びた劣情を……え、茶番は良い?」

シュバルゴ♀/バルド

27歳/165p/双槍
ゆうかんな性格。ねりまひめの従者の一人で、白い肌にブロンドの髪を持つ気品ある女騎士。その本性はいかなる敵も寄せ付けない烈女である。厳格な性格であり、いかなる些事であろうと他者を厳しく律する。その反面、子供には僅かに甘い。二児の母で、子育てに集中する為ねりまひめに付き添わずイッシュに残った。砂組。
父は篠山。肌の色も髪の色も全て母譲りの彼女だが、おおらかで懐の深い父を敬愛している。母に付き添って戦場に行くのだけは危険なので止めてほしい。
弟はバルガン。戦う度に傷を負う弟の未熟さに呆れながらも姉として成長を見守っている。弟に稽古をつけ鍛え直すのが一つの楽しみ。
夫はギルマー。何故結婚したのか周囲に不思議がられているが、夫婦仲は良好。夫には特に厳しく、叱りつけることもしばしば。彼の子育てにおける姿勢には一目置いており夫婦二人三脚で子供を心優しく強い子に育てて行きたいと願っている。

「そのような下品な振る舞いはお止めなさい。止めぬと言うなら、力ずくでも止めるまで」
「お父様、そう頻繁に戦地に赴くのはお止めください。我が子も爺が亡くなってはさみしがりましょう」
「姫様を護る為とはいえ、そのような大きな傷を負うとはなんと未熟な……来なさい、バルガン。私が鍛え直して差し上げます」
「全く、だらしのない……それでも我が夫ですか。この子達の手本となるようしっかりと励みなさい」


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