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九東　祐月

くとう・ゆづき。
１９９３年９月１１日生まれの乙女座。現在２５歳。

一応受け。偶然拾われた漣と共に暮らしている。職業はモデルをしているが、事務所がたまにしか仕事は引き受けない方針。純粋に祐月を気遣っているのと、希少度を高めることでがっぽり稼ぐ作戦のため。基本は家で家事をしたり本を読んでいる。
外見があまりにも美しすぎる人。その美は現世を超え、妖的と喩えられることも。だが素の性格は案外マイペース。漣にはちょっと素っ気ないところもあるが、関係性への信頼あってこその態度である。

漣とはなんだかよくわからない関係。漣に拾われる前も様々な人間の元を彷徨し愛人のような関係を結んでは失踪していたが、なぜか漣の元からは離れることを想像できないらしい。彼のほんの少しの脆さを愛しく思いながらも、自分をまるごと受け入れてくれる彼に少しずつ心境を変化させている。

元々はちいさな島の良家の末っ子長男。三人の姉と近親相姦関係にあり、姉弟の関係を超えて愛し合っていた。しかし地震被害により姉と故郷を亡くし、一人生き残る。親戚の家に引き取られるも、自傷や自殺未遂を繰り返していたため関係は良くなかった。義務教育終了を機に家を飛び出し、自分を求めてくる人間に奉仕することを生きがいとしようとした。しかし継続的な関係を結ぶことを恐れ、しばしばその人の元を立ち去りまた別の人間に奉仕していた。漣に出会ったのは、そうした生活に心身が限界を迎えようとしていた頃であった。

好きな食べ物はチーズケーキ。
コーヒーか紅茶かだと紅茶。茶葉も最近こだわるようになってきた。