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[雑談] 間 行 : 1d100 (1D100) > 32

[メイン] 間 行 : 1d100 (1D100) > 89

[雑談] KP : 1d100 (1D100) > 78

[メイン] 間 行 :

[メイン] 間 行 : あ

[メイン] KP : じゃあ「最果てへの逃避行」はじめまーす!!

[メイン] KP : あなたは人々の行き交う道を、どこか上の空で歩いて いるだろう。

[メイン] KP : 心ここにあらずといった様子かもしれないし、他人に 肩をぶつけてしまうかもしれない。ぐるぐると思考が巡り、とても冷静とは言えない状況であることは確かだ。

[メイン] KP : 何故、これほどまでに心がざわめき、どうしようもない焦燥感に襲われているのか、あなたには嫌というほど心当たりがあるだろう。

[メイン] KP : ややおぼつかない足取りで歩みつつ、あなたはその原因とも言える三ヶ月前の出来事をぼんやりと想起することになる。

[メイン] 間 行 : 家の鍵なくしたか

[メイン] KP :


[メイン] KP : それは、分厚い雲に月の隠れた闇夜だった。

[メイン] KP : あなたは仕事か、用事の帰りか、帰路についていた。 静かで穏やかな夜。いつも通りの一日を終え、家に帰り、 眠りにつく。そしてまた代わり映えのない日々が始まる ――そのはずだった。

[メイン] 最上 柊一 : 「……行」

[メイン] KP : 背後で、声が響いた。

[メイン] KP : 冷たさを孕んだその声音に、あなたは一瞬背筋に寒気 が走る。恐る恐る振り返れば、暗闇の中で僅かな街灯に 照らされた人影が浮かび上がっていた。

[メイン] KP : あなたは突然の状況に困惑し、驚くが、すぐにその正体に気が付いて動きを止めることになるだろう。

[メイン] KP : それは、あなたのよく知る最上柊一だった。

[メイン] KP : 見慣れたいつもの顔、いつもの声、いつもの――彼。

[メイン] KP : しかしその表情をよく見てみればひどく強ばっており、どこか仄暗い、思い詰めたような表情をしているの が見える。

[メイン] KP : どうしたのかと不審に思ったあなたが無意識のうちに一歩近付いたと同時に、ぎらりと闇に煌めく何かが突き付けられた。

[メイン] 最上 柊一 : 「……なあ、頼む」

[メイン] KP : ぼそりと呟かれたその言葉を、あなたは果たして認識できただろうか。

[メイン] KP : 他でもなく最上柊一が持っているそれは、夜闇よりも黒く光る――拳銃。その銃口は、あなたの額に真っ直ぐ照 準を合わせられている。

[メイン] KP : その向こう側に見える彼の双眸には迷いがなく、明確な殺意があなたの頬を突き刺すだろう。

[メイン] 最上 柊一 : 「……頼むから、死んでくれ」

[メイン] KP : 親しい人間からの殺意を真正面から受け止めたあな たは SAN/C【0/1】

[メイン] 間 行 : CCB<=0 【SAN値チェック】 (1D100) > 50

[雑談] 間 行 : CCB<=55【SAN値チェック】

[雑談] 最上 柊一 : ccb<=55 (1D100<=55) > 62 > 失敗

[雑談] 間 行 : CCB<=55 【SAN値チェック】 (1D100<=55) > 53 > 成功

[メイン] KP : 何か少しRPがあればしておきます?

[メイン] 間 行 : 「あ〜…さすがに二週間帰らなかったのはまずかった?ごめんね柊一」

[メイン] 最上 柊一 : 「……今はそんなのどうでもいい」

[メイン] 間 行 : 「あれ?違った?え〜じゃあなに?おまえの高い酒飲んじゃったから?」

[メイン] 最上 柊一 : 「……違うよ」

[メイン] 最上 柊一 : 「……お前、人の話聞いてるか?」

[メイン] 間 行 : 「聞いてるよ。死んでほしいんでしょ?」

[メイン] 最上 柊一 : 「ああ」

[メイン] KP : 今拳銃突きつけられてるんですがそれは…

[メイン] 間 行 : 「俺が死んだら、おまえ生きていけんの?」

[メイン] 最上 柊一 : 「…………」

[メイン] 間 行 : タバコに火つけるね

[メイン] 最上 柊一 : 不意に雲が途切れ、月明かりが一瞬柊一の顔を照らした。 彼は辛そうに顔を顰め、それでもなお拳銃を下ろそうとはしない。

[メイン] KP : ではここで聞き耳をどうぞ!

[メイン] 間 行 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 88 > 失敗

[メイン] KP : では柊一が何かつぶやいたような気がしましたが、聞こえませんでしたね…

[メイン] KP : ふ、と目の前が暗くなる。あまりの出来事に意識が遠 のいたのかと思ったがそうではなく、再び雲が月を覆い隠したのだ。

[メイン] KP : はっと前を見てみれば、そこには既に誰もおらず、街灯の少ない長い路地が伸びているだけであった。

[メイン] KP : ――その夜を境に最上柊一は姿を消した。

[メイン] KP : 自宅や知人の家、職場などを訪れたとしてもその姿はなく、例え警察に相談したとしてもこれといった手掛かりは掴めない。

[メイン] KP : そして月日は流れ、三ヶ月が経過した。

[メイン] KP : 相変わらず柊一とは連絡がとれない。

[メイン] KP :


[メイン] KP : あなたは彼の確かな殺意の込められた視線と、突きつけられた銃口が忘れられず、嫌な胸騒ぎを抱えたまま日々を過ごしている。

[メイン] KP : 今日は休日。人波を避けるようにあなたは歩を進め、 自宅へと歩いていた。日常のピースが欠けてしまったような、形容しがたい違和感を胸の奥に仕舞い込みながら。

[メイン] KP : 「ここで速報です。昨夜未明、篠宮病院に強盗と思われる男が押し入り、薬品の一部や書類等を盗もうとした事件が発生しました。警察は犯人を全国指名手配し、防犯カメラの映像を公開しました」

[メイン] KP : ふと、耳に入ってきたのは、街頭テレビから流れてきたアナウンサーの声。

[メイン] KP : どうやら昼のニュース番組が放送されているらしい。 何気なく足を止めてそちらを見れば、大きく現代的な病院の外観と、やや荒らされた診療室が画面に映し出され ている。

[メイン] KP : そして画面が切り替わり、備え付けられた監視カメラの映像になる。どうやら深夜らしく、最低限のみ照らさ れたライトのみが煌々と光っていた。

[メイン] KP : そんな中、突然一 人の男が駆けていく。フードを深く被り、俯き気味で病 院から立ち去ろうとしているようだ。周囲を気にするような素振りを見せた拍子に、被っていたフードが捲れ、

男の顔が露わになる。

[メイン] KP : その顔を見て、あなたは思わず息を呑むだろう。
画面いっぱいに映し出されているそれは、紛れもなく、 あなたの前から姿を消した彼だったから。

[メイン] KP : 見間違いかもしれない、と、そんなあなたの気持ちを押し潰すかの如く、画面下部には最上柊一の名前と年齢が 公開される。罪状は強盗未遂で、逃亡の際には追ってき た病院職員を突き飛ばして数名怪我をさせたらしい。

[メイン] KP : あなたのよく知る柊一が指名手配されているという 信じ難い状況に SAN/C【0/1】

[メイン] 間 行 : CCB<=55 【SAN値チェック】 (1D100<=55) > 3 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 間 行 : 「ついにやらかしたなあいつ」

[メイン] KP : 放心状態か、困惑か、あるいはまた別の感情で揺れ動くか。

[メイン] KP : いずれにせよあなたは、柊一に会いに行くことはおろか、連絡をとることさえ出来ない。

[メイン] KP : ただ出来ることと言えば、鉛のように重く感じる両足を動かし、帰巣本能に従って自宅へ帰ることくらいだろ う。

[メイン] KP :

[メイン] KP : 気が付けば、すぐ目の前は柊一のマンション兼あなたの自宅だった。
どのようにして帰ってきたのかはあまり記憶がない。 それほどまでにあなたは柊一のことが気掛かりだった のかもしれない。

[メイン] 内山京次郎 : 「間 行さん、ですか?」

[メイン] KP : あなたが玄関の前に立った途端、背後からそう呼ばれ、振り返った。

[メイン] 間 行 : 「…そうだけど?」

[メイン] KP : あなたが玄関の前に立った途端、背後からそう呼ば れ、振り返った。

[メイン] 内山京次郎 : 「少し最上柊一さんについてお話を聞きたいんですが……よろしいでしょうか」

[メイン] 内山京次郎 : そこにはやや強面な印象を受ける男性が数人立って いる。先ほど声を掛けてきた男が一歩近寄ってきて、そ の懐から取り出したのは警察手帳だった。

[メイン] 間 行 : 「話せることなんてないですよ。俺もあいつと会えてないんで」

[メイン] 内山京次郎 : 「ですが…最上はあなたと同居していたんでしょう?」

[メイン] 間 行 : 「まあ、そうですね」

[メイン] 間 行 : ヒモだけどな!

[メイン] 内山京次郎 : 「面識のあるあなたにお伺いしたいことがあるんです。……任意同行にご協力いただけますか」

[メイン] 間 行 : 「俺、今日はバイトあるんでここでじゃだめですかね」

[メイン] 間 行 : 「茶くらい出しますよ」

[メイン] 内山京次郎 : 「申し訳ありませんが、ここで出来る話ではなく…」

[メイン] 内山京次郎 : 男はそう言って少し周囲を見回した後、あなたに小声 でこう続ける。

[メイン] 内山京次郎 : 「実は、最上さんなんですが、ちょっと大きな事件の 容疑を掛けられておりまして。放っておけば何をするか 分からないというか…………可能であれば、最上さんと面識のあるあなたに話を聞きたいんです」

[メイン] 内山京次郎 : 「ここで話すことはできませんが、もしご協力頂けるのであれば、まだマスコミに流していない情報も共有します」

[メイン] 間 行 : 「あ〜…」

[メイン] KP : sccb<=5 心理学 (1D100<=5) > 43 > 失敗

[メイン] KP : では男の言うことを訝しみます。柊一が自分に何の話もなくそんなことするか〜?と思います

[メイン] 間 行 : 「はぁ…わかりました。行きます。電話だけさせてもらっても?」

[メイン] 内山京次郎 : 「ありがとうございます。では、車でお待ちしています」

[メイン] 間 行 : 「は〜い」

[メイン] KP : では店長に電話してあなたは警察の車に乗り込む。

[メイン] 内山京次郎 : 「本来ならば署でお話を聞くところですが、まだ昨夜の 事件の調査が終わっておらず……申し訳ないのですが、 篠宮病院までご同行願います。そこで事情聴取をさせて下さい」

[メイン] 間 行 : 「あぁ、最上がお薬盗んだとこですね」

[メイン] 内山京次郎 : 「まあ、そうですね」

[メイン] KP : そこは、ニュースでも見た大きくて清潔感のある病院 だった。

[メイン] KP : 白を基調とした待合室には多くの人が行き交い、患者の多さが伺える。しかしつい昨日の事件の関係か、病院には不釣り合いな雰囲気の人間が数人スーツを着て様 子を伺うように歩いていた。

[メイン] KP : 同行していた警察官の男は、「捜査状況を確認して参りますので、少しお待ち頂けますか」とあなたに声を掛け、少し離れたところでスーツの集団と何やら話を始め る。

[メイン] 間 行 : ドラマみたいだな

[メイン] KP : 「……つまりこれは、新種の伝染病、ということなのでしょうか」

[メイン] KP : あなたが警察官を待っていると、突如としてそんな声が反響した。反射的にそちらに視線を移せば、待合室の壁に備え付けられていたテレビで、コメンテーターが見解を述べているところだった。

[メイン] 天野影草 : 「その可能性が高いでしょう。この感染病は数年前から 世界各地で広まっていて、大した症状もなく、ゆっくり と呼吸器官がその機能を停止すると言われています。しかもその致死率はほぼ 100%だというのに、今のところ治療法もなにもない! 政府はもっと危機感を持つべ きなのです!」

[メイン] KP : 「お、落ち着いて下さい、天野教授。まだ確証のない噂ですので……」

[メイン] KP : 初老の男性が取り乱したように叫ぶのを、アナウンサ ーが困ったように宥めている。

[メイン] KP : ここでアイデアができます!

[メイン] 間 行 : CCB<=50 【アイデア】 (1D100<=50) > 90 > 失敗

[メイン] KP : では…何も思い出せませんでした…

[メイン] KP : 周囲を軽く見回すが、院内は昨夜の事件の面影が全く 感じられないほど静かだ。

[メイン] KP : 目星ができます!

[メイン] 間 行 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 79 > 失敗

[メイン] KP : では喫煙所は見つかりましたがそれ以外のことは見つけられませんでした

[メイン] KP : では喫煙所に向かう途中、聞き耳ができます

[メイン] 間 行 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 100 > 致命的失敗

[メイン] KP : では…何も聞こえませんね…

[メイン] 間 行 : 1d10 (1D10) > 2

[メイン] 間 行 : CCB<=55 【SAN値チェック】 (1D100<=55) > 21 > 成功

[メイン] KP : じゃあ柊一にレイプされた時のことを思い出しましたがなんともありませんでした

[メイン] KP : ついでに喫煙所人がいっぱいでした(ファンブル)

[メイン] KP : 刑事さん多いからね…

[メイン] KP : 喫煙所帰ってくる時にもう一回聞き耳してみよっか

[メイン] 間 行 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 43 > 成功

[メイン] KP : ナース同士がこそこそと会話しているのが聞こえてくる。
「ねえ、ちょっと聞いた? 昨日の事件」
「聞いた聞いた。怖いよねえ、研究資料を盗むために忍び込んだんでしょ?」
「しかもアレらしいよ。最近話題の、例の伝染病につい ての極秘資料だとか」
「え〜、あんなのただの都市伝説だってば」
そんなことを言いながら彼女たちは遠くへ歩いて行ってしまう。

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「ねえねえ、お兄さんってもしかして…"行"さん?」

[メイン] 間 行 : 「…違うよ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「違うの?柊一さんが言ってた特徴とよく似てるんだけどなあ〜」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 年齢は 10 歳頃だろうか、病衣を着た痩せ型の少年は、 あなたと目が合うと嬉しそうに微笑んだ。 彼はそのまま周囲を見回すと、あなたを真っ直ぐに見上 げ、口を開く。

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「青髪青目、いつもだらしない服ばっか着てて、煙草臭いって」

[メイン] 間 行 : 「…はぁ???」

[メイン] 間 行 : 「え、何あいつそんなこと言ってんの?見ず知らずのガキに???」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「やっぱり"行"じゃん」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 少年は楽しそうに笑ってますね

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「ここで何してるの?お兄さんも病気?肺炎?」

[メイン] 間 行 : クソガキって思う

[メイン] 間 行 : 「…柊一探してるお巡りさんのお手伝いしてんのぉ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「へえ〜、すごいじゃん」

[メイン] KP : 「すばる君!」

[メイン] KP : 突然遠くから聞こえた声。
そちらを向けば、焦ったようにこちらへ駆けてくるナ ース姿の女性が数人見えた。

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「あーあ、時間切れ。ほんとつまんないの」
口を尖らせてそんな呟きを漏らしたすばるは、悪戯を思いついたような笑顔を浮かべると、小さな体で背伸びをし、小声であなたに囁く。

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「ねえ行さん、あとで僕の病室来てよ。A棟の405号室。そこでいろいろお話したいな」

[メイン] 尾ノ崎すばる : すばるは目を細め、迫ってくるナースたちに一瞥をくれた後、またあなたに視線を戻した。

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「……柊一さんのこと、知りたいでしょ?」

[メイン] KP : 患者の名を呼ぶアナウンス、人々の話し声、足音―― 雑踏。
そんな中で、あなたの鼓膜を確かに揺らしたその聞き覚えのある名前。

[メイン] KP : 「ちょっとすばる君、また病室抜け出して! 今日は検査があるって言ったでしょう!」

[メイン] KP : ナースがすばるを叱るように叫び、彼の手を掴む。 それに対してすばるは、大して抵抗もせずに退屈そうな顔のまま、ほぼ引っ張られるようにして待合室から離れていく。

[メイン] KP : 彼は顔だけであなたの方を振り返り、笑みを浮かべ、 そのまま姿を消した。

[メイン] KP : あなたは再び独り残される。
まだ刑事たちは捜査をしているらしく、あなたの方に注意を向けている者はいない。

[メイン] 間 行 : 「あいつ、友達いなさすぎてガキにまで手出したのかな…」

[メイン] 間 行 : 「…仕方ない、行くか〜」

[メイン] KP : あなたはりんごジュースとココアを手に、すばるの病室へ向かう。
扉の前には「尾ノ崎すばる」と書かれたプレートがある。

[メイン] KP : 数回ノックをすれば、「どうぞー」と中から声がした。 先ほど聞いたばかりの少年の声だ。

[メイン] 尾ノ崎すばる : 扉を開けて中に入れば、そこにはベッドに横になったすばるの姿があった。あなたの姿を見ると、嬉しそうに笑顔になり、「来てくれた」と声を漏らすだろう。

[メイン] KP : 外の明るい光が窓から差し込み、室内を照らしてはい るものの、不自然なほどに白い壁と医療器具、ほのかに 漂うアルコールの匂いが、どこか無機質で空虚な雰囲気 を醸し出していた。

[メイン] 間 行 : 「きてあげたよ」

[メイン] 間 行 : リンゴジュースさしだす

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「嬉しいなあ、僕いっつも退屈してるから」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「ありがとう。でもりんごジュースって僕のこと舐めてる?僕、ブラックコーヒー余裕で飲めるよ」

[メイン] 間 行 : 「何なのおまえ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「ふふ、病院生活が長いからさ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : なんだかんだ言いつつもりんごジュース飲んでるよ

[メイン] 間 行 : 「お子ちゃまはそれで十分でしょ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「”行”もおこちゃまだって聞いてるけど?」

[メイン] 間 行 : 「…」

[メイン] 間 行 : 静かにキレる

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「おいしそうなココアだね?」

[メイン] 間 行 : 「うるせえわ」

[メイン] 間 行 : 「で?柊一のこと教えてくれる?」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「ああ、そうだね。でもその前に一つ聞きたいんだけどさ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : すばるは上体を起こし目 を細めた。
彼の顔からは、先ほどまで浮かべられていた軽薄そう な笑顔は消え、やや真剣な面持ちであなたを真っ直ぐに 見つめている。

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「もしも、この世界とあなたの大切な人の命、天秤にかけられたとして……行さんはどっちを選ぶ?」

[メイン] 間 行 : 「柊一」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「あはは、即答だ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「……まあ、この答えに正解はないと思うから、その時思ったように行動するのがいいのかもね」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「変なこと聞いてゴメンゴメン!」

[メイン] 間 行 : 「お爺ちゃんみたいだなおまえ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「よく達観してるって言われるよ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「それじゃあ早速本題に……って言いたいところなんだけど」

[メイン] 尾ノ崎すばる : そこで言葉を止め、ちらりと扉の方−−その向こう側を見つめるように視線を移した。

[メイン] KP : 聞き耳ができます!

[メイン] 間 行 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 33 > 成功

[メイン] KP : 少し焦ったような足音が遠くからこちらに近づいて くるのが聞こえる。

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「邪魔が入っちゃいそうだなあ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「それじゃあ、一つだけ僕から大事な忠告」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「これから行さんに出される食べ物、飲み物には気を付けたほうがいいよ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「勧められても口に入れちゃダメ。……柊一さんの行動を無駄にしたくなかったらね」

[メイン] 間 行 : 「…暗殺でもされる感じ?」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「そうかも?」

[メイン] 間 行 : 「こわ〜い」

[メイン] KP : あなたがその言葉を聞いた瞬間、慌ただしいノックの音と共に、スーツ姿の男が数人病室へと入ってきた。 よく見ると、あなたをここの病院に連れてきた刑事達 である。

[メイン] 内山京次郎 : 「間さん! よかった、こちらでしたか。お待たせして申し訳ありません。事情聴取の準備が整いましたので、どうぞ応接室へ」

[メイン] 内山京次郎 : 男はそう言うと、あなたを病室の外へと促した。

[メイン] 尾ノ崎すばる : すばるに視線を向けるのであれば、先ほどまでの大人びた表情はどこへやら、「お兄さん、ばいばーい!」と無邪気な笑顔で手を振ってきている。

[メイン] 間 行 : 「はぁい。…じゃあね、すばる」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「お、名前知ってんじゃん」とドアが閉まる直前にほくそえんでいましたね

[メイン] KP : あなたが病室を出ると、「こちらです」と男達に連れ られ、エスカレーターに乗ることだろう。 最上階の 15 階のボタンを押した彼は、続けてあなたに 話しかける。

[メイン] 内山京次郎 : 「ここの病院と提携している研究機関の代表が、あなたとお話ししたいそうです。なんでも最上が盗もうとしていたのが、そこの研究資料だったとのことで、彼のことを詳しく聞きたいんだとか」

[メイン] 内山京次郎 : そんな言葉を聞きつつ、あなたは歩みを進める。

[メイン] 内山京次郎 : やがて『応接室』と書かれた扉を男が開けると、そこ には一人の男が座っていた。整えられた黒髪と白衣、眼 鏡をした真面目そうな男だ。
彼はあなたを見るなり、立ち上がってお辞儀をす る。

[メイン] 内山京次郎 : 「はじめまして。研究機関“Aspida(アスピダ)”の代表 をしております、内山京次郎と申します」 そんな挨拶をした彼は、あなたを正面の椅子に促す。

[メイン] 間 行 : 「はじめまして」

[メイン] 内山京次郎 : 「はじめまして。突然申し訳ございません。今回の事件のことがどうにも気になりまして……というのも、うちの研究内容は本来極秘のはずですので、その情報を盗み出そうとした最上の足取りが知りたいんです」

[メイン] 内山京次郎 : 内山のその言葉に、刑事の男も頷いて補足する。

[メイン] 内山京次郎 : 「結果的に盗まれる前に阻止できたようですが、複製したものを持ち出した可能性も捨てきれません。彼が身寄 りにしそうな人や場所など、心当たりはありません か?」

[メイン] 間 行 : 「足取りっつっても、俺も数ヶ月会ってないですよ」

[メイン] 内山京次郎 : [

[メイン] 内山京次郎 : 「それ以前の情報で構いません」

[メイン] 間 行 : 「う〜ん…俺かな?」

[メイン] 間 行 : 「でも、俺の前からも消えてるんでマジでわかんないですね」

[メイン] 内山京次郎 : 内山です

[メイン] 内山京次郎 : 「……そうですか」

[メイン] 間 行 : 「具体的に最上は何したんですか」

[メイン] 刑事 : 「うちの極秘研究資料を強盗しようとし、その際に止めようとした者を何人も突き飛ばした傷害罪…それから」

[メイン] 刑事 : 刑事と内山は一瞬顔を見合わせ、少し言いにくそうな表情になった。が、やがて躊躇いつつ口を開く。

[メイン] 刑事 : 「ショックを受けられるかもしれませんが、……最上の容疑は強盗未遂だけではありません」

[メイン] 間 行 : 「…殺した?」

[メイン] 刑事 : 「彼にはーーテロを企てた疑いがあります。それもかなり大規模で……その範囲は日本だけでなく、世界中に及びます」

[メイン] 間 行 : 「そっちか〜」

[メイン] 刑事 : 「実際に殺めてはいませんが、彼の行動が今後多くの人間の命を奪う結果となる可能性があります」

[メイン] 間 行 : 「(そんなに病んでたのかな)」

[メイン] 刑事 : 「彼には自制心がありません。世界がどうなっても構わないと言わんばかりで、研究資料を盗もうとしたのも自分の計画のためです」

[メイン] KP : 自身の親しい人物が、とんでもなく大規模な事件の 疑いを掛けられていることに SANC【0/1】

[メイン] 間 行 : CCB<=55 【SAN値チェック】 (1D100<=55) > 88 > 失敗

[メイン] system : [ 間 行 ] SAN : 55 → 54

[メイン] 間 行 : 「…言ってくれればよかったのに」

[メイン] 間 行 : 「おたくの会社についてお伺いしても?」

[メイン] 内山京次郎 : 「主に医療関係の研究を行う民間の機関です。国の枠組 みに囚われることなくワクチンの開発、病原菌のメカニ ズムの解析などを主に行っています」

[メイン] 間 行 : 「最近噂の肺炎?についても?」

[メイン] 内山京次郎 : 「ああ、今流行していると噂のあれですか。……我々の方でも研究を進めてはいましたが、その存在の真偽すら不明です。そういえば、どこかの教授がまたデタラメなことをテレビでべらべら喋っていましたね」

[メイン] 内山京次郎 : 内山はそう説明し、やや困ったように肩をすくめた。

[メイン] KP : じゃあここでアイデアどうぞ!

[メイン] 間 行 : CCB<=50 【アイデア】 (1D100<=50) > 1 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] KP : では、こいつ絶対なんか嘘ついてる!!って思いますね

[メイン] KP : 病原菌の研究してんのに噂の伝染病のことそんなフワフワなはずないやろ!!と思います

[メイン] 間 行 : 「最上が盗もうとしたのが、その伝染病の研究資料ってわけね」

[メイン] 内山京次郎 : 「……どうしてそれを」

[メイン] 間 行 : 「お兄さんわかりやすいね」

[メイン] 内山京次郎 : 内山も刑事も本気で驚いた表情をしています

[メイン] 間 行 : 「カマかけただけだよ?」

[メイン] 内山京次郎 : 「……重要機密ですので伏せていましたが」内山はため息をついてから、まっすぐにあなたを見る。

[メイン] 内山京次郎 : 「……そう、ですね。例の伝染病ですが……あれこそが、最上の企む人類滅亡への手段です」

[メイン] 内山京次郎 : 「彼は、我々が開発中のワクチンの研究資料を盗もうとし、様々な妨害行為を行っているのです。このままでは世界中の人々が犠牲になると分かっていながら、我々の邪魔をする。これは、紛れもないテロ行為と言えるでしょう」

[メイン] 間 行 : 「…そのさ、企むってやめてくれません?」

[メイン] 間 行 : 「あいつのこと知ったような口きくなよ」

[メイン] 内山京次郎 : 「どういうことでしょうか。彼は確かに人類滅亡を企てて……」

[メイン] 内山京次郎 : 「……」

[メイン] 内山京次郎 : 「失礼しました。あなたの心境を鑑みず……」

[メイン] 間 行 : 「お巡りさんもね。自制心ないとか言わないでね」

[メイン] 刑事 : 「……失礼しました」

[メイン] 間 行 : 「勝手なこと言うなら手伝わねえからな」

[メイン] 内山京次郎 : 「……そういえば、何もお出しせずすみません」不意に内山は立ち上がり、席を外す。そして少ししてから帰ってきた彼は、湯呑みをあなたの前へ置いた。

[メイン] 内山京次郎 : 中には煎茶が入っており、湯気がたっている。

[メイン] 内山京次郎 : 「どうぞ」と内山は促し、席へと戻るだろう。

[メイン] 間 行 : 「…どうも」

[メイン] 間 行 : でも口はつけない

[メイン] 内山京次郎 : 「……お口に合いませんでしたか?何か別の物にしましょうか」

[メイン] 内山京次郎 : 内山も湯呑みに口をつけています。

[メイン] 間 行 : 「お気遣いなく」

[メイン] 内山京次郎 : 「え……、あ、そう、ですか」

[メイン] KP : 内山はやや困惑した様子だ。その横で、刑事がちらりと、しかし鋭い眼光であなたのことを見る。 なんだか嫌な予感があなたの背筋を走るだろう。

[メイン] KP : その時、耳を劈くような警告音が鳴り響いた。

[メイン] KP : 『緊急事態発生、火事です』

[メイン] KP : 『ただいま、病院内の複数箇所にて火災発生。火元は 1 階、5 階、6 階、10 階、そして 15 階』
『全員直ちに避難して下さい。繰り返します――』

[メイン] KP : アナウンスらしき声は機械的に同じ言葉を繰り返し ている。

[メイン] 間 行 : 「そんなことあるぅ??」

[メイン] KP : 「15 階って」と呟いた刑事と内山が立ち上がって扉を 開くと、ぶわりと白い煙が部屋へ入り込んできた。 廊下には煙が充満しており、パニックに陥ったスタッ フ達の悲鳴や足音が聞こえる。

[メイン] KP : 聞き耳ができます!

[メイン] 間 行 : CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 85 > 失敗

[メイン] 間 行 : 「…まじか」

[メイン] KP : ではあなたが立ち尽くしていると、何者かの小さな手が、あなたの手を掴んで引いた。

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「お兄さん!こっち!」

[メイン] 間 行 : 「すばる」

[メイン] 尾ノ崎すばる : その声はすばるだった。
彼は案外強い力であなたを引っ張り、煙で視界が悪い 中、全力で駆ける。

[メイン] 尾ノ崎すばる : あなたは混乱しながらも、それに従うように手足を突き動かすだろう。

[メイン] KP : 刹那、目の前には突然青が広がった。
眼前に広がる空と、頬に感じる風の感覚。 鉄の柵に囲まれたここは、どうやら非常階段のよう だ。

[メイン] KP : すばるは、あなたの手を引いたまま階段を下る。 そのまま彼は篠宮病院の裏出口へと辿り着くが、さらに そこから少し離れた路地裏まで走ったところでようや く足を止めた。

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「は、っ…………、さすがに、ここまで来たら、ちょっ とは大丈夫、かな」

[メイン] 尾ノ崎すばる : ぜえぜえと肩で息をしながらすばるは地面へしゃが み込む。

[メイン] 間 行 : 「っおい、大丈夫か」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「だ〜いじょうぶ……」と言いながらも、病弱なすばるの体には堪えているようです。

[メイン] 間 行 : 「とりあえず、これ飲め」

[メイン] 間 行 : 自販機で買った水あげる〜

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「ああ……ありがとう」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 受け取って飲みます

[メイン] 間 行 : 「…おまえ、実はあの火事が起こるの知ってた?」

[メイン] 間 行 : 「あの一瞬で4階から15階は来れないでしょ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「あはは。さあ、どうだろうね……」

[メイン] 間 行 : 「恐ろしいガキだな…」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「警察じゃなく、僕についてきたお兄さんもお兄さんだよ」

[メイン] 間 行 : 「あいつら、柊一のこと馬鹿にしたからね」

[メイン] 間 行 : 「手伝う義理な〜し」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「おお、重たい愛だこと」

[メイン] 間 行 : 「愛なんて良いもんじゃないよ、お子ちゃまには早い」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「お兄さん、勘がよさそうだからわかってるとは思うけど。あのままだったらお兄さん、あの人たちに捕まってたよ」

[メイン] 間 行 : 「でしょうね」

[メイン] 間 行 : 「おまえの忠告守ったおかげだわ、ありがとう」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「別に?柊一さんからのお願いだからさ」

[メイン] 間 行 : 「その柊一なんだけどさ、どこで知り合ったん?」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「病院で偶然だよ。ちょっと話して、考えが合いそうだったから話し込んでただけ」

[メイン] 間 行 : 「ふ〜ん?」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「それでちょっと頼みを聞いてあげただけ。”行”が病院に来たら逃がしてあげてほしいって言われてさ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「だから逃がした。それだけだよ」

[メイン] 間 行 : 「強盗未遂を起こした日のこと、わかる?」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「あの日のこと?僕はなんもしてないよ?」

[メイン] 間 行 : 「正直に言いな」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「ほんと、何もしてないって」

[メイン] 間 行 : 「柊一とも会ってないの?」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「あの日はね。柊一さんに会ったのはもうちょっと前」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「……ねえ、お兄さんさ、」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 突然、すばるが顔を上げた。

[メイン] 尾ノ崎すばる : 未だ呼吸が整いきらないらしく、呼吸音がやけに大きく響いて聞こえる。

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「大切な人に『死んでくれ』って言われたら

[メイン] 尾ノ崎すばる : 、やっぱりつらい?」

[メイン] 間 行 : 「…そりゃね」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「そうなんだ……」

[メイン] 間 行 : 「一緒に死ぬなら殺してくれて構わないんだけどね」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「そういう相手がいるって、いいね……」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「死、ってさ、そんなに怖いものなのか、僕にはよくわかんない」

[メイン] 間 行 : 「すばるにもいつか現れるよ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「もう死ぬってわかってて、痛くて辛くて、それでも無意味に延命される」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「生きることって本当に無条件で素晴らしいことなの?」

[メイン] 間 行 : 「それは本人次第じゃない?」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 行さんの言葉に「死ぬまでに現れてくれたらいいけどね。その人の名前、神様って言わない?」と笑います

[メイン] 間 行 : 「…すばる、もしかして今噂のアレに罹ってたりする?」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「ん?僕はただの心臓病だよ。昔っからね」

[メイン] 間 行 : 「そ」

[メイン] 間 行 : 「走らせてごめんな、ありがと」

[メイン] 尾ノ崎すばる : あなたの言葉に微笑んだすばるは、急に激しく咳き込んだ。口元を抑えた彼の手には、べっとりと血がついている。 しかし彼は、まるでそれがいつものことだと言わんばかりに落ち着いた態度であなたを見上げ、笑った。

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「……早く行って。とにかく、ここを離れて」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「真実を知りたいなら、今あいつらに捕まるべきじゃない。行さんは僕と違って選択肢があるんだから」

[メイン] 間 行 : 「すばるは?」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「僕は少ししてから、病院に戻るよ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「僕のことは気にしないで。それより、今はお兄さんのことだよ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「気を付けて。いってらっしゃい」

[メイン] 間 行 : 「…次はブラックコーヒー持ってくわ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 「ふふ、楽しみにしてるよ」

[メイン] 尾ノ崎すばる : 路地裏から少し歩けばすぐ大通りに繋がる。 すばるは、あなたを見送るようにひらひらと手を振った。

[メイン] KP : あなたは逃れるようにその場を離れ、大通りまでやって来る。

[メイン] KP : 病院に向かうのだろうか、消防車のサイレンが段々と遠ざかっていくのが聞こえた。

[メイン] 天野影草 : 「今のところ治療法もなにもない! 政府はもっと危 機感を持つべきなのです!」

[メイン] KP : 「お、落ち着いて下さい、天野教授。まだ確証のない噂 ですので……」

[メイン] KP : これからどうするべきなのか、あなたが途方に暮れて いたところで突然、声が響く。

[メイン] KP : 街頭テレビには、先程も病院内で見た伝染病について のインタビューが映し出されている。
初老の男性は、どこか焦ったように画面越しに伝染病 の危険性を訴えてきていた。

[メイン] KP : アイデアができます!

[メイン] 間 行 : CCB<=50 【アイデア】 (1D100<=50) > 84 > 失敗

[メイン] 間 行 : 「…よし、あのおじいちゃんとこ行くか」

[メイン] KP : ネットなどで調べれば、天野教授の研究室がある鳴沼 大学はここから車で 30 分ほどだ。
タクシーを拾うか、電車とバスを乗り継げば向かえる だろう。

[メイン] 間 行 : 「ヘイ、タクシー!」

[メイン] KP : ではタクシー拾えました!

[メイン] 間 行 : 「鳴沼大学まで」

[メイン] KP : じゃあタクシーでブン

[メイン] KP : 鳴沼大学のキャンパスへとやってきたあなたは、研究 室へと訪れる。扉をノックすれば、向こう側から「どうぞ」と声が掛けられた。

[メイン] 間 行 : 「失礼します〜」

[メイン] KP : ゆっくり中に入ると、そこにはテレビで見かけた初老 の男性が座っている。

[メイン] 天野影草 : 「おや、今日は講義はないはずですが一体……」

[メイン] 間 行 : 「教授がテレビで仰ってた伝染病についてお伺いしたくて」

[メイン] 天野影草 : 「おや、これは失礼。学生さんかと思ってしまいましたが、一般の方でしたか」

[メイン] 天野影草 : 目星かアイデアをお願いします!

[メイン] 間 行 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 38 > 成功

[メイン] KP : 伝染病の研究をしているということは医学系の教授 である場合が多いのだが、彼のネームタグの上部には 『文化人類学教授』との表記がある。

[メイン] KP : 教授はあなたに椅子にかけるよう促し、話し始めます。

[メイン] KP : 「伝染病について、ですか。正式に認められたわけではないので名称もありませんが、私はその伝染病が実在すると信じています」

[メイン] KP : 「ここ数年、世界各国で原因不明の奇病が多発しています。そして、そのような奇病が流行するという内容の予言書もいくつか発見されている」

[メイン] 天野影草 : 「政府も当然、この事実には気付いているはずです。しかし隠蔽しているんです。治療法もないに等しく、おまけにただの伝染病ではないということを国民に知られればパニックになるから、意図的に証拠や手掛かりを消しているに違いない! これは陰謀です!」

[メイン] 天野影草 : 天野教授はやや興奮気味に叫んでいます。

[メイン] 間 行 : 「誰の陰謀だとお考えですか?」

[メイン] 天野影草 : 「原因について、でしょうか。……きっと話しても信じてはもらえないでしょうが、とある微生物が原因かと思われます」

[メイン] 天野影草 : 「それらは病原菌に寄生し、遺伝子を組み換え、変化する」

[メイン] 天野影草 : 「その微生物は人工では決して生み出せません。たとえるならば、そうですね……神のような存在です」

[メイン] 間 行 : 「(新興宗教か?)」

[メイン] 間 行 : 「治す方法はないんですか?」

[メイン] 天野影草 : 「ない、という答えが一般的かと。感染すれば、少しずつ臓器が働かなくなっていき、やがて完全にその機能を停止します」

[メイン] 天野影草 : 「ただ、一つだけ方法があるとするなら、抗体を持つ人間の血を使って開発されたワクチン、ですかね。それを打てば微生物を無力化し、病原菌を完治させることが出来ます」

[メイン] 間 行 : 「陽性かそうでないかはどうやったらわかるんですか」

[メイン] 間 行 : 「アなんちゃらって研究機関の研究資料が盗まれた話は知ってますか?」

[メイン] 天野影草 : 「ああ、耳にはしていますよ」

[メイン] 天野影草 : 「伝染病の研究を秘密裏に行っている機関ですよね。そこの機密が盗まれかけたとなれば大変だ……」

[メイン] 間 行 : 「あなたはあの機関と関わりはないんですか」

[メイン] 天野影草 : 「文化人類学の観点から協力はしていますよ」

[メイン] 天野影草 : そこで、天野がふと携帯に視線を落とした。 彼は「ちょっとすみません」と会釈をし、携帯を耳 にあてながら部屋を出て行く。

[メイン] KP : 声は聞こえないほどに段々遠ざかり、しばらくは戻っ てこないのかもしれないとあなたは思うことだろう。

[メイン] KP : 〈探索可能箇所〉
・天野の机
・本棚

[メイン] KP : ▼天野の机
様々な書類の他、古びた地球儀や地図、不気味な置物 などが無造作に置かれている。

[メイン] KP : 目星ができます!


[メイン] 間 行 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 78 > 失敗

[メイン] KP : ▼本棚
オカルト的な内容が多く、古い本ばかりだ。 あなたが感染症に関する本を探していると、一冊の一 際古めかしい本を発見する。
ところどころが虫食っており、読めなくなっている。

[情報] KP : ○『■■■■■■の治療』
一般的に治療する方法はないとされているが、正しい 手順で薬を作ることが出来れば、■■■■■■は完治す る。それは、ただの病気ではない。よって、正しくは治 療ではなく“退散"と言うべきだろう。
薬品に抗体を持つ者の血液を注入し、儀式を行うこと ではじめてその治療薬は完成する。
それを体内に摂取すれば、感染した者の体内から■■ ■■■■が退散し、感染症は完治する。

[メイン] 間 行 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 42 > 成功

[メイン] KP : 使い込まれた手帳を発見する。

[情報] KP : ○天野の手帳
一連の感染症には、ハスターリクという神話生物が関 係していると思われる。
それは旧支配者と呼ばれるものであり、微生物の集合 体である。病原菌と合体し、疫病を広める。 なお、完全なる制御は難しく、時には召喚者にも感染し てしまう場合がある。
なお、一度召喚されて病原菌に寄生してしまうと、治 す方法はないとされている。

[メイン] KP : 現実には有り得ない、ひどく冒涜的な内容を読んだあ なたは SAN/C【1/1d3】

[情報] 間 行 : CCB<=55 【SAN値チェック】 (1D100<=55) > 68 > 失敗

[メイン] 間 行 : 1d3 (1D3) > 3

[メイン] system : [ 間 行 ] SAN : 54 → 51

[メイン] 天野影草 : 「申し訳ありません。仕事の電話で」
天野がそう言って部屋へと戻ってきた。

[メイン] 天野影草 : 「それで、……ああそうそう、例の伝染病の話でしたよ ね。先ほど、ふと思い出したのですが」

[メイン] 天野影草 : そう言いつつ、彼はコーヒーメーカーで二杯分のコー ヒーを用意している。

[メイン] 天野影草 : 「例の強盗未遂事件、例の伝染病を治すワクチンに関するものだったりするのかと思いまして」

[メイン] 天野影草 : 「理由はわかりませんがーー何者かが、ワクチンの開発を阻止しようとしているんじゃないかって思うんですが」

[メイン] 天野影草 : 「あなたは、どうお考えです?」

[メイン] 間 行 : 「…ワクチンの作り方を知りたかったとかじゃなく?」

[メイン] 天野影草 : 「素人が作れるようなものではありませんよ。専門の研究機関でしか作れないようなものですから、その線は薄いかと…」

[メイン] 間 行 : 「専門の機関ですか」

[メイン] 天野影草 : 「アスピダや、市販化されるようなら製薬会社などではないでしょうか」

[メイン] 天野影草 : 「まあ、なんにせよ、ただのしがない研究者である私が言えることはこれくらいでしょうか」

[メイン] 天野影草 : そう言いながら、天野はコーヒーをあなたの前に置き、「どうぞ」と勧めた。

[メイン] 間 行 : 「どうも」

[メイン] 間 行 : 口はつけないがな!

[メイン] 天野影草 : 「あ、お砂糖やミルクが必要でしたら、こちらをどうぞ」とティーセットも出してくれます

[メイン] 間 行 : 「お恥ずかしながら、コーヒーが苦手なもので」

[メイン] 間 行 : 嘘です

[メイン] 天野影草 : 「そうですか。それなら紅茶はいかがですか?」

[メイン] 天野影草 : ホー

[メイン] 間 行 : 赤井!?

[メイン] 間 行 : ホー

[メイン] 天野影草 : 赤井!?

[メイン] 間 行 : 「お気持ちだけいただきます。」

[メイン] 天野影草 : すると天野は、その顔から人の良さそうな笑みを消 し、ゆっくりと立ち上がる。

[メイン] 天野影草 : 「……頼みますよ。それを飲んでくれなきゃ、困るんで す。何人もの、何億人もの人間が、犠牲になることにな るんですから」

[メイン] 天野影草 : そう言い、彼がゆらゆらとこちらへ近付いてこようと した時だった。

[メイン] KP : ――ガシャン!
何かが割れる音が響く。周囲を見回せば、窓ガラスが 粉々になっており、足元には一際大きな破片が転がって いた。

[メイン] 間 行 : 「…」

[メイン] 天野影草 : 「ぐ、っ」

[メイン] 天野影草 : 呻き声にはっと顔を上げると、破片が刺さったのか、 肩を抑えて顔を顰めている天野の姿があった。

[メイン] 天野影草 : 「な、何だっていうんだよ!?」

[メイン] 天野影草 : 「私は何も悪くない! ただ、ただこの世界を救いたか っただけだ!」

[メイン] 天野影草 : 天野は怯えたように叫び、部屋の奥へと引っ込んでし まう。

[メイン] 間 行 : 「宗教も大概にしろよ…」

[メイン] KP : あなたが呆然とそれを見つめていると、突然背後から 何者かに腕を掴まれ、引っ張られる。

[メイン] 最上 柊一 : 「行」

[メイン] 間 行 : 「しゅ、」

[メイン] KP : それはーー柊一だった。

[メイン] 間 行 : 「柊」

[メイン] 最上 柊一 : 「行」

[メイン] 最上 柊一 : 「逃げるぞ、行」

[メイン] 間 行 : 「逃げる?」

[メイン] 最上 柊一 : 「ああ、悪いが今は説明している時間がない」

[メイン] 間 行 : 「え、あ」

[メイン] 最上 柊一 : 「ほら」と手を差し出します

[メイン] 間 行 : 「しゅう、ほんもの?」

[メイン] 最上 柊一 : 「本物だよ」と笑います

[メイン] 最上 柊一 : 「俺が偽物に見えるか?」

[メイン] 間 行 : 「みえない」

[メイン] 最上 柊一 : 「だろ。来いよ、行」

[メイン] 間 行 : 「う、ん」

[メイン] 間 行 : 手握る

[メイン] KP : ひどく疲れた顔をして、どこかやつれたような雰囲気 ではあったが、それでもその人は紛れもなく、あなたが ずっと探していた最上柊一そのものであった。

[メイン] KP : あなたは、久方ぶりに見る彼に手を引かれ、半ば引き ずられるように走り出すことだろう。

[メイン] KP : 走りながら、あなたは説明を求めたかもしれない。 三ヶ月前の行動や、指名手配されていること、そして 伝染病について。

[メイン] KP : それでも彼は何も答えない。
「とにかくここから逃げなきゃいけない」と、それだけ 言い、あなたの手を引いて走る。

[メイン] KP : その声音のあまりの必死さに、表情の余裕のなさ に、あなたは思わず口をつぐみ、ただ彼に連れられて 走ることだけに集中した。

[メイン] KP :


[メイン] KP : やがてやって来たのは、既に廃墟となったビルの屋上であった。
今にも雨が降りそうな曇天を見上げ、柊一は上がっ た息を整えている。

[メイン] 最上 柊一 : 彼はしばらくそうしていたが、やがてあなたの方を振 り返り、「久しぶりだな」と、複雑そうな表情で言った。

[メイン] 間 行 : 「どこ、行ってたんだよ…」

[メイン] 間 行 : 「まだ俺に死んでほしい?」

[メイン] 最上 柊一 : 「悪ぃ。寂しかった?」

[メイン] 最上 柊一 : 行ちゃんの頭くしゃくしゃします

[メイン] 間 行 : 「柊一にはもう、俺はいらない?」

[メイン] 最上 柊一 : 「……あの時は俺も錯乱してた。ごめんな。死んでほしいっつーか……」と言葉を濁します

[メイン] 間 行 : 「一緒に死ぬ?」

[メイン] 最上 柊一 : 「一緒に死んでくれって言ったら、行は俺と死ねる?」

[メイン] 間 行 : 「当たり前じゃん」

[メイン] 最上 柊一 : 「っはは、お前はやっぱり最高だよ」

[メイン] 間 行 : ホー

[メイン] 間 行 : 「何で強盗なんかしたの」

[メイン] 最上 柊一 : 「伝染病のことは知ってるな?あれは正しくはハスターリクと言うーーあれのワクチンを開発させないためだよ」

[メイン] 間 行 : 「ワクチン出来たらダメなの?」

[メイン] 最上 柊一 : 「ワクチンには、抗体を持った人間の血液が必要になる。代替できるものはない」

[メイン] 最上 柊一 : 「じゃあ、その抗体を持つ人間がどんな目に遭うと思う?」

[メイン] 間 行 : 「…ミンチ?」

[メイン] 最上 柊一 : 「行はかわいいな。ミンチになれたらまだましだ。……生き地獄だよ」

[メイン] 最上 柊一 : 「拘束され、何も無い部屋に閉じ込められ、誰とも会話することなく、死ぬことすら決して許されない」

[メイン] 最上 柊一 : 「ワクチンを作る血液のために、ほぼ永久的に延命される。そんな底知れぬ孤独と絶望、嫌だろ」

[メイン] 間 行 : 「嫌すぎる」

[メイン] 最上 柊一 : 「だろ?」

[メイン] 間 行 : 「柊一は何でそんなこと知ってんの」

[メイン] 最上 柊一 : 「ちょーっとな。行に会いたいの我慢して調べてた」

[メイン] 間 行 : 「そういう風に言えば良いと思ってるだろ…。ちゃんと言え」

[メイン] 最上 柊一 : 「まあ、テレビでうるさい教授のとこ忍び込んだり?色々?」

[メイン] 間 行 :

[メイン] 間 行 : 「相談しろよ…」

[メイン] 間 行 : 「…その抗体を持つ人間って俺?」

[メイン] 最上 柊一 : 「…………ああ、そうだよ」

[メイン] 最上 柊一 : 「だから行は今Aspidaに狙われてる」

[メイン] 最上 柊一 : 「俺はお前に、……永久的に続く苦しみを味わってほしくない」

[メイン] 最上 柊一 : 「なあ、行」

[メイン] 間 行 : 「だから死ねって?」

[メイン] 最上 柊一 : 「俺はさ、世界なんてどうてもいいんだよ」

[メイン] 最上 柊一 : 「そう。行が人類のために犠牲になるよか、俺が殺したほうがマシだろ?」

[メイン] 最上 柊一 : 「70億人が死ぬとかどうでもいいんだよ。限られた残りの時間を、お前とバカやって過ごしたいだけなんだよ」

[メイン] 間 行 : 「柊一…」

[メイン] 最上 柊一 : 「どちらにしろ、俺ももうすぐ死ぬ運命だからさ」

[メイン] 間 行 : 「まさかおまえ」

[メイン] 最上 柊一 : 「そ」

[メイン] 間 行 : 「かかってんの」

[メイン] 最上 柊一 : そう言った柊一は、どこか遠くを見つめるような寂しげな瞳で、あなたのことを見つめる。

[メイン] 最上 柊一 : 「実はーー俺も感染しちゃってさ、もってあと数年ってとこ?笑えるだろ」

[メイン] KP : 今まで伝染病のことを調べてきたからこそ、あなた はその KPC の言葉にショックを受けるだろう。 SAN/C【1/1d3+1】

[メイン] 間 行 : CCB<=55 【SAN値チェック】 (1D100<=55) > 45 > 成功

[メイン] 間 行 : 「それって自分じゃワクチン作れねえの?」

[メイン] system : [ 間 行 ] SAN : 51 → 50

[メイン] 間 行 : 「おまえ死ぬとか正直無理なんだけど」

[メイン] 最上 柊一 : 「さすがに俺もそれは無理だよ」

[メイン] 最上 柊一 : 「それに、ワクチン作ろうとするならお前が犠牲になる」

[メイン] 最上 柊一 : 「行がそんな知らねえ奴に奉りあげられるのとかぜってー無理」

[メイン] 間 行 : 「じゃあ、一緒に死ぬか」

[メイン] 刑事 : 「そこまでだ!彼から離れろ!」

[メイン] KP : 突然、怒鳴り声が響いた。
ビルの屋上にはいつの間にか何人もの銃を持った 人々が立っており、こちらを取り囲んでいた。 同時に体を引き寄せられ、あなたのこめかみには硬く冷たいものが押し付けられた。

[メイン] 最上 柊一 : 「……それ以上近付いたら、撃つ」

[メイン] KP : すぐ横で柊一が唸る。
そこであなたは、押し付けられているものが拳銃だと いうことに気が付くだろう。

[メイン] 内山京次郎 : 「間さん、お願いです!」

[メイン] 内山京次郎 : そう叫んで一歩前に出てきたのは、内山だ。 彼は必死の形相で、さらに言葉を続ける。

[メイン] 内山京次郎 : 「世界のためなんです。あなたさえ我慢してもらえれ ば、世界中の人々が助かる。何も命を差し出してくれっ てわけじゃない、……生きて、その血を与えてくれれば、 それで」

[メイン] KP : あなたを取り囲む彼らの表情は、皆、真剣だ。 当然だろう。彼らは何一つ間違っていないのだから。 一人の身柄を拘束すれば、全世界の人々が救える。天秤に乗せて比べるまでもない。

[メイン] 最上 柊一 : 「なあ、頼むよ」

[メイン] 最上 柊一 : しかし柊一は、縋るような、振り絞るような声を漏 らした。

[メイン] 最上 柊一 : 彼があなたの肩を掴む指に、力が入るのを感じる。

[メイン] 最上 柊一 : 「俺と一緒に逃げよう。残り僅かな時間だって構わない。俺と逃げて、生きて、生き延びて、そして――」

[メイン] 最上 柊一 : 「死んでくれ。……俺と一緒に、この世界を道ずれにしよう」

[メイン] KP : そう言われ、あなたはようやく気付くだろう。 三ヶ月前に言われた言葉の、真の意味に。

[メイン] KP : あなたは、選択を迫られている。

[メイン] 間 行 :

[メイン] 間 行 : パンツのウエストに挟んでた拳銃を取り出した、最上さんに突きつけます

[メイン] 間 行 : 「今死ぬ?」

[メイン] 最上 柊一 : 「……俺でいいのか?」

[メイン] 間 行 : 「どうせ逃げれても、こいつらは絶対追ってくる。安寧なんてあったもんじゃない。なら、今ここで死んだ方がいい」

[メイン] 最上 柊一 : 「最期に見る景色、俺の顔でいいの?」

[メイン] 間 行 : 「むしろ最高の最期じゃん」

[メイン] 最上 柊一 : 「俺もお前が最後に見れてサイコー」

[メイン] 間 行 : 「なあ、柊一。俺さ、」

[メイン] 最上 柊一 : 「ん?」

[メイン] 間 行 : 「おまえのこと、愛してるよ」

[メイン] 最上 柊一 : 「……」

[メイン] 最上 柊一 : 「……まじ?」

[メイン] 間 行 : 「多分な」

[メイン] 最上 柊一 : 「なんじゃそりゃ!」

[メイン] 最上 柊一 : [

[メイン] 最上 柊一 : 「まあお前のそーゆー雑なとこ、俺も愛してるよ」

[メイン] 間 行 : 「もっと早く言えばよかったわ」

[メイン] 最上 柊一 : 「確かにもったいなかったな。今まで」

[メイン] 最上 柊一 : 「そしたらもっとお前のこと滅茶苦茶に愛してもよかったわけじゃん?」

[メイン] 最上 柊一 : 「……ま、来世で愛しあおーぜ、行」

[メイン] 間 行 : 「そうだな、柊一」

[メイン] 間 行 : 深く口付けて、「愛してるよ、柊一」って呟いてセーフティ外します

[メイン] 最上 柊一 : じゃあディープキッスでお返ししちゃう…❤

[メイン] 内山京次郎 : 何見せられてるんですか?

[メイン] 間 行 : 結婚式だよ

[メイン] KP : あなたたちは引き金に手をかける。
制止の声、銃声、様々な音が響いたが、あなたの鼓膜 を揺らすのは──この世界でたった一人の、その声だけ。

[メイン] KP : そのまま彼とあなたは、その引き金を同時に引く。不思議と恐怖はなかった。

[メイン] KP : だが、いつまで経っても来るべき衝撃がない。ゆっくりと目を開けば、そこはビルに囲まれた都市の中心ではなく、広大な緑の大地が広がっていた。

[メイン] KP : 遠目に見えるのは澄み切った海、頭上に広がるのは先ほどまでの曇天とは打って変わった――青い空。

[メイン] KP : 混乱しつつ辺りを見回したあなたは、ここが明らかに 日本ではないことに気付くだろう。

[メイン] 最上 柊一 : 「……行」

[メイン] 間 行 : 「柊…」

[メイン] 最上 柊一 : 「愛してるよ、行」

[メイン] 間 行 : 「うん、俺も、俺も愛してる」

[メイン] 最上 柊一 : 花畑の上で抱き締めて寝っ転がりますね…

[メイン] 間 行 : 結婚した…

[メイン] 最上 柊一 : 「……逃げちゃったな、俺たち」

[メイン] 最上 柊一 : 茶化したように彼は言って、目を細めた。

[メイン] 間 行 : 「これ、俺たち死んだ?」

[メイン] 最上 柊一 : 「けっこー悪いことしてきたつもりだけど、天国行けたな?」

[メイン] 間 行 : 「俺にレイプとか?」

[メイン] 最上 柊一 : 「悪かったって。でもあれはお前も悪い」

[メイン] 間 行 : 「いや過失0:100でしょ」

[メイン] 最上 柊一 : 「お前が俺から離れんのが悪いだろ」

[メイン] 間 行 : 「こわ…」

[メイン] 最上 柊一 : 「こえーのに捕まって、可哀想な行」

[メイン] 間 行 : 「ほんとにな」

[メイン] 最上 柊一 : 「しかも死んでも一緒だぜ?」


[メイン] 間 行 : 困ったように笑う

[メイン] 間 行 : 「こりゃ来世も離してもらえそうにないな」

[メイン] 最上 柊一 : 「勝手に生まれ変わんなよ?」

[メイン] 最上 柊一 : うりうり〜ってします

[メイン] 間 行 : 「はいはい」

[メイン] 間 行 : 笑いながら身を捩ります

[メイン] 最上 柊一 : かわいい〜〜〜〜^^^^^

[メイン] KP : そうだ。あなた方は逃げた。
この世界の人々の行く末を知りながら、それでも尚、お互いと愛し合うために。

[メイン] KP : それは傍から見れば、狂気の沙汰かもしれない。
しかし、それでもあなたと、あなたの隣にいるその人 は、きっと笑っていることだろう。

[メイン] KP : 何故ならこれは、あなた方二人だけの、幸せな――最果てへの逃避行なのだから。

[メイン] KP : と、いうわけで…両ロストでエンドとなります!!!が、

[メイン] KP : ……継続したい??

[メイン] 間 行 : する

[メイン] 間 行 : したい

[メイン] KP : そこで、あなたは目を開いた。

[メイン] KP : ばくばくと高鳴る心臓を押さえながら周囲を見回せ ば、そこは見慣れた自室であり、今までの出来事は全て 夢であったことを悟るだろう。

[メイン] KP : やけにリアルな夢だ、と思いながら、浮かんだ汗を拭うかもしれない。

[メイン] KP : そうしている間に、段々と記憶が鮮明になる。 昨日も柊一とセックスをして、何気ない会話をしたはずだ。

[メイン] KP : ニュースにもインターネットにも、原因不明の伝染病 のことなど取り上げられていない。
Aspida という組織の情報も出てこない。

[メイン] KP : それにあなたは、今まで一度たりとも――あんな目をした柊一に「死んでくれ」と言われたことはない。

[メイン] KP : そこで寝室のドアが開く。あなたが寝ている間にシャワーを浴びたのだろう、髪を濡らした柊一が現れる。

[メイン] 最上 柊一 : 「よ、寝坊だな」

[メイン] 間 行 : 「誰かさんが頑張ったおかげでな」

[メイン] 最上 柊一 : 「そりゃお前が可愛いこと言うのが悪い」

[メイン] 間 行 : 「言った覚えはないが?」

[メイン] 最上 柊一 : 「思い出せねえなら言ってやろうか?」

[メイン] 間 行 : 「結構です」

[メイン] 最上 柊一 : かわいいな〜と隣に座ってわしゃわしゃしてきます

[メイン] 間 行 : 無言で手を払う

[メイン] 最上 柊一 : 抱き寄せる(強制)

[メイン] 間 行 : 抵抗する

[メイン] 最上 柊一 : かわいい〜〜^^チューしちゃお

[メイン] 間 行 : 「やめろ」

[メイン] 最上 柊一 : 「本気じゃない癖に〜」

[メイン] 最上 柊一 : そうこうイチャイチャしている間に、柊一が不意にあなたをじっと見つめます。

[メイン] 間 行 : 「…なに」

[メイン] 最上 柊一 : 「……顔色悪い?怖い夢でも見た?」

[メイン] 間 行 : 「おまえと幸せになるハッピーな夢だったよ」

[メイン] 最上 柊一 : [

[メイン] 間 行 : 内容は言わないんじゃないかな〜

[メイン] 最上 柊一 : 「あははっ、何それサイコーじゃん」

[メイン] 間 行 : 「…柊一は、俺と世界だったらどっちを選ぶ?」

[メイン] 最上 柊一 : 「行」

[メイン] 最上 柊一 : 即答しますね

[メイン] 間 行 : 「はは、即答〜」

[メイン] 最上 柊一 : 「行は?」

[メイン] 最上 柊一 : 「俺と世界ならどっち選ぶ?」

[メイン] 間 行 : 「もちろん柊一」

[メイン] 最上 柊一 : 「両想いかよ」

[メイン] 間 行 : 「だね。…てか、何だよこの会話。きもちわる!」

[メイン] 間 行 : て笑います

[メイン] 最上 柊一 : 「んー?また俺とハッピーになって正夢にするか?」

[メイン] 間 行 : 「親父くさ…お腹すいたからご飯先な」

[メイン] 最上 柊一 : 「失礼な〜。まあそうすっか、ご飯炊いといたよ」

[メイン] 間 行 : 「…柊一」

[メイン] 最上 柊一 : 「ん?」

[メイン] 間 行 : 「愛してるよ」

[メイン] 最上 柊一 : 「……」

[メイン] 間 行 : ちょっと泣きそうに笑うかな

[メイン] 最上 柊一 : じゃあ後ろから抱き締めつつ「俺も〜」って言うかな 

[メイン] 最上 柊一 : [

[メイン] KP : 窓の外は快晴。その眩しい光に目を細めながら、それ でも頭の片隅で考えずにはいられない。

[メイン] KP : もしも、あれが夢ではなかったとして。
あなたは、最低な逃避行に誘う彼の手を掴むだろう か。それとも自らの全てと彼の願いを代償に、世界を救 うのだろうか。

[メイン] KP : ぼんやりと思考に耽りながらも、もはや結論は出てい ることをあなたは悟るだろう。

[メイン] KP : きっと、その時も同じ決断を下すのだ。
彼も――そして、あなたも、あの夢と同じ選択を。

[メイン] KP : 彼の声を聞きながら、あ なたは夢の記憶をそっと胸の奥へ押し込める。 この世界で同じ選択を迫られるその時まで、あなたが 選んだ道のりは誰にも知られることはない。

[メイン] KP : そう。それは神ですら及ばない、逃避行の向こう側な のだから。

[メイン] KP : ということで、「最果てへの逃避行」夢オチエンドで終了で〜〜〜〜〜す!!!!wwww

[メイン] KP : ▼生還報酬
SAN 値回復 1d5

[メイン] 間 行 : 1d5 (1D5) > 2

[メイン] system : [ 間 行 ] SAN : 50 → 52

[情報] KP : 黒幕である神話生物はハスターリクである。

天涯孤独の中、余命僅かとなった魔術師が絶望の末 に召喚に成功したそれは、不治の疫病をもたらす凶悪 な存在だった。しかし、その魔術師は喜んだ。これで 独りで死ぬことはないのだと、世界全てを道連れに出 来るのだと、そう安堵したからだ。

狂気に呑まれていたともいえる彼は、そうして静かに 息を引き取った。

この病原菌は、静かに――それでいて急速に、世界中 に広まっていった。

原因不明で治療法もなく、数年のうちに緩やかにその 命が消えていくという恐ろしい病である。

各国政府や医療機関もこの異常事態をいち早く察知 し、すぐさま原因究明へと乗り出したのがシナリオ本編 より遡ること数年前。ハスターリクの正体に気が付いた 研究機関「Aspida」の関係者は、ついに魔術の力も借り た治療薬の研究に乗り出した。

彼らが全国の病院から、患者や健康診断の受診者の血 液や DNA を集めて調べていたところ、偶然健康診断で 採血をした PC の血液から抗体が発見される(軽い事故 で病院に運ばれた、献血した、など必要に応じて変更し ても構わない)。

ハスターリクの遺伝子への干渉を全く受け付けない 抗体を、PC は偶然か、はたまた度重なる神話的現象と の接触が影響したのか、体内に宿していたのである。

研究者たちはその抗体を研究し、そこからワクチンを つくり出そうとしたが、やがて血液そのものを使用しな いと意味がないことを悟る。あくまでこれはただの病原 菌ではなく神話生物であり、治療とはすなわち“退散の 儀式”を意味するからだ。

試行錯誤の結果、研究者たちはついに「PC を保護す る」ために動き出すことにした。人間の寿命を延ばす魔術の類いは幾らでもある。PC をほぼ永久的に生かし、 その血液からワクチンを生み出すことで一部の上層階 級や重要人だけでも救おうと考えたのである。

彼らの「保護」が意味するのは、ほぼ「監禁」に近か った。万が一にでも PC が自殺しないよう四肢を拘束 し、外の世界とも完全に遮断されたシェルターの中で生 き長らえ続ける――それが、人類を救うための唯一の道 であり、PC が歩むはずであった運命であった。

しかし、それを阻止しようと動く人物がいた。それが 今回の KPC である。

KPC はハスターリクに感染したが、その際に病原菌 を通してこの神話生物と対話することが出来た。 ハスターリクにとっての目的は「人類滅亡」であり、 抗体を持つ PC の存在は邪魔以外の何物でもない。それ を半ば永久的な監禁という形で匿おうとしている人間 達の存在は尚更厄介だ。

KPC は、自身が感染していることや全ての真相を知 りショックを受けるが、それよりも抗体を持つことで “物”として扱われ、死ぬことすら許されない永遠の苦し みから PC を守りたいと一途に考えた。迷いに迷い、そ してついに決断する。

「PC と一緒に逃げたい」
「例え、世界中の人々が死んだって構わない」 「自分は残された僅かな時間を PC と過ごし、
そして、 共に最期を迎えたいから」

その願いは、端から見れば狂っているものだったのか もしれない。たった一人のために世界を見捨てるなど、 誰にも受け入れられない戯れ言かもしれない。 それでも KPC が選んだのは PC だった。
これは、あなたの大切な人が誘う――最果てへの逃避 行だ。

※タイマンでよく「自分の命か、大切な人の命か」を選 択することはあるけれど、「KPC の望む自分の命か、 世界中の人々の命か」だったら PC はどうするんだろう と興味が出てきたので作りました。

※期限付きの命で、世界中から追われることになっても 君と一緒ならば構わない、と手を差し伸べる KPC。自 己犠牲だけでは済まされないこの状況で、PC がどうい う選択をするのかが見たかったのです。

※どのエンドにいっても、完全なるハッピーエンドはあ りません。

※既知関係で回す時は「こういう状況になったらどうす る?」というように IF で回すことをおすすめします。 その時は夢オチでもシナリオ前にリセットでも構いま せん。夢オチにする場合の描写例はシナリオ最後に載せ てありますので、ご参考までに。
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