NPC
●嘉納 庚
かのう かのえ
享年14歳。
佐伯 湊斗と同じ港町で育った少年。
代々クトゥルフを信仰する家で育ち、生贄の話なども幼い頃から聞いてきた。自分ではなく佐伯 湊斗が生贄に選ばれたことを知り、佐伯 湊斗の代わりに生贄になり代わることを決意する。
キャラ付けはKPにおまかせするが、下記には一例として作者のキャラ設定を載せておく。
佐伯 湊斗のことがめちゃくちゃ好きだが、天の邪鬼。典型的ツンデレ。
しかし親に厳しく育てられた分、甘え下手なところも。佐伯 湊斗にはつんけんしながらも、本心では自分の弱さを受け入れてくれたらと思っている。しかしそんなものは叶うはずがないので、全ては日記にしたためた。
ルルイエに落ちてからは、民衆の前に立つ王の才能を発揮する。
毅然とした振る舞いをすることができるのは厳しい育ちからだが、単に風格に優れているだけではない。民の立場から物事を考え、民のために自らがあるのだという滅私奉公の覚悟がある。自分のことを民の王であると同時に、民の奴隷だと考える。その思想は「佐伯 湊斗が果たすべきだった役割を果たすことで、佐伯 湊斗が二度と生贄などにされないため」である。佐伯 湊斗と異なり、自分は完全な魔力があるわけではない。その分を自らの人格で補う必要があると考えている。
クトゥルフに身を明け渡した瞬間に死んでいる…はずである。
しかし、体に残った庚の残滓がクトゥルフの人格にも影響を与えている。
生贄として捧げられた八散羊を救ったのも、庚の「自分が完全な佐伯 湊斗の役割を果たすから、他に依代はいらない」という考えの影響。
また、庚以前のかみさまはもっと厳格であったり、気まぐれだったりした。庚になってからはかみさまの機嫌も安定している。
●かみさま(クトゥルフ)
ルルイエの王であり、司祭であり、父であり、民の奴隷。
元々のクトゥルフ自身にほぼ感情や人格はない。ただの現象。
だが依代として実体化していく中で、徐々にそれらを得ていくこととなった。
割とざっくばらんとしたおおらかな神。「カカ!」と笑う。
自分の国を荒らすハスターのことは天敵。
以下、オリジナル設定なので怒らないでほしい。ごめんちゃい
基本方針は民の願いを叶える神。願いは基本的に叶えてあげたい。
民に願われて初めて行動を起こす。それ以外の時は眠っている。
あくまで受動態。能動的な感情は持たず、行動も起こさない…はずだったが、庚の影響により佐伯 湊斗へは少し感情が動いてしまう節がある。
依代となる前の庚については、自分の運命から逃げない珍しい生贄だと思っていた。民を導く庚の覚悟と才能についても評価している。
庚に誰か大切な人がいたらしいことは察していたが、特に追及はしなかった。
しかし佐伯 湊斗と出会った際、「こやつだ」と確信する。以来、何かと佐伯 湊斗に気を向けてしまう。
RP次第だが、佐伯 湊斗と交流する中で徐々にクトゥルフ自身も佐伯 湊斗に惹かれていってしまう。しかしそれが庚の残滓なのか、クトゥルフ自身の感情なのかは本人にも区別がついていない。
相変わらずのツンデレ具合を滲ませても可愛い。
もるこ的には受けですが解釈によるのでお任せします
●マセリ
クトゥルフの下で働く女の子。
かみさまが大好き。かみさまに仇なすものは全て敵!
のはずが、探索者たちと行動するうちに情を沸かせてしまう。
探索者たちと行動を共にすることも多いが、それも仕事です!監視です!と言い張っている。が、内心外の世界から来た探索者たちに興味津々。
庚のことも大好きだった。庚が依代になる前の期間、庚の世話役としてついたのちそのままかみさまの僕となった。
庚の話してくれた外の世界の話、そして佐伯 湊斗の話に幼いながら憧れた。
庚の見た世界を自分も見てみたい。学校の授業はつまらないけど、放課後の教室で佐伯 湊斗と話すことの幸せとか、その日の夕焼けの美しさとか。地上から見た海は、太陽や月に照らされてきらきら輝いてて、闇だけではないこととか。太陽を見てみたいのかもしれない。
ラストシーンでは今のルルイエを壊滅させようとする八散羊、滅ぼそうとする霧ヶ峰琉海のことを信じられなくなり絶望するが、その最中であってもやはりPCたちの手助けをしてくれる。「それがかみさまに与えられた私の使命だから。」
●アグリ
金髪赤目の美しい青年。だがそれもまた深きものが人間に変身した姿。
ルルイエ復活という夢を目指す革命軍のリーダー。自分に厳しく他人に優しい。
見目の麗しさとその高潔さから、天使と呼ばれることもある。
依代ありきのかみさまがいるのが当たり前の時代に生まれ育ち、神様を疑うことなく盲信している。また、元々は地上もかみさまが支配していたと知り、この幸福を地上にも広めるべきだと考えている。そこで営まれている生活について問われた時には、「でもかみさまが支配してくださる世界は今よりもっと美しいし、安寧が得られる」と考える?
ルルイエを海中に沈めているのが星辰のせいだと知り、星辰を変える方法を考えた末にニャルラトホテプに辿り着く。
バゼトとは幼馴染。
それまで仲が良かったが、かみさまの世界をもっと広めるべきではないのか?と打ち明けた時、「でも俺には俺の神様(=アグリ)がいるからな」って言われて以来、微妙な仲。かみさまの国で暮らしておきながらかみさまを信仰しないバゼトのことを宇宙人のように思っている。
何かと好意を告げてくることについては冗談だろうと思っている。が、そうやって慕われていることに安心感を覚えているふしもある。なんだかんだ言って大事なんだと思う。
そもそも彼がルルイエを広めたいと思うのも、バゼトが昔「この世界がもっと広がればいいのに」って言ったから。でも二人とも幼く無知であったし、バゼトはそのことを覚えていない。昔の彼の譫言を今も信じてしまっている。
●バゼト
黒髪金眼のあまり容姿には優れない青年。黄色いベストを着用している。常に酒瓶を常備している無頼漢。その風貌から街の人には遠ざけられることが多いが、カフェ・リヴァイアサンに屯する若者たちには愛されキャラクターである。
アグリを盲信し、神様や天使と言って讃えている。しかし彼の悲願であるルルイエ拡張については否定しており、「俺の信仰は俺のもの、お前の信仰はお前のもの。互いにそれを侵害する必要はないだろう」と考え、幼馴染ながら対立している。しかし躍起になりがちなのはアグリの方であり、バゼトはのらりくらりと交わしながら彼への愛を囁き続けている。
アグリが本気でルルイエの浮上を画策していると知り、今のルルイエとアグリが失われることを危惧している。アグリにも指導者の才はあり、多くの人の信仰対象にもなりうる人格の持ち主だが、彼はフリさえできても偶像として自らが作り上げられることに耐えられる精神の持ち主ではないと考えている。「神様」と曰いながらも、彼はアグリが誰よりも「ただの深きもの」であり続けることを望んでいる。ただの幼馴染のままがいい。難しいなこのキャラ…
前にルルイエを滅ぼしかけた一匹の深きものと偶然出会い、アグリとの関係の相談や外の世界での話をしたことがある。アグリの「自分の知っている最高の世界=ルルイエを地上にも広めることで世界平和になる!」っていう考え方に納得してやることができなかったところで話したところ、「地上の世界には地上の世界なりの幸せの形がある」「友達と考えが違ったとしても、自分は同じように思わない、というメッセージを発することが大切」「たとえ思想が違っても、友達は友達」と諭され、それはその後のバゼトの考え方の指針となっていく。その深きものはその後すぐクトゥルフの前で名状しがたき誓約者になり、ああなればクトゥルフを多少押さえ込むことができることを知る。
(だけどアグリ的には、そこでバゼトが深きものに取られたと思ってしまい嫉妬している。バゼトは全く気付いていない。)
その後アグリの願いがもしも本当に叶いそうになった時は、真っ向から対立して戦うことを決意する。たとえそれがアグリの心を折ることになろうとも。それが己の思想であると信じている。
遠く見たこともない人間の幸せを心から願っていいのか自信がなかったが、霧ヶ峰琉海たちとの交流の中でそれを確信するだろう。多分。
アグリにはただの深きものでいてほしい。あまり重荷など背負わないで欲しいけれど、彼がそれを背負いたがることもわかっているし、そういうところも含めてバゼトはアグリを「天使」と呼ぶ。愚かなまでに高潔で不器用なエンジェル。だからその羽をもいでやりたい。正面から言っても話を聞かないというのなら、粗治療になっても構わない。彼の夢を折れば、また幸せだったあの幼い頃に戻れるのだろうか?
●ハスター・黄衣の王
黄色いボロ布のローブを纏った男。顔には仮面をつけている。
言わずと知れたハスター。
本来この神格に人格も何もないかとは思いますが、今回は以下の通りキャラ付けを行なっています。
クトゥルフの天敵として、よく喧嘩を売りにいく。
なんで喧嘩売るかって言っても気に入らないからですかね…知らない…
自らを信仰したり、願いを叶えようとする人間のことを殊勝に思っている。機嫌がいい時はニコニコ願いを聞いてくれたりするが、最終的には自分のコマとして使う。
霧ヶ峰琉海の前に現れたのはクトゥルフの信仰が盛り上がっててムカついたから。ついでに自分の信者も増やしておいたついでに、海の底で喧嘩売りにくいので使えねーかな!って思ってフラグ撒いといたみたいな気持ち。
名状しがたき誓約者を依代とし顕現することができる。現状、ハスターがルルイエに辿り着く唯一の手段である。ので呼ばれた時には基本的に行ってあげてる。えらい。ただルルイエでほぼ勝ち目はないので、ほんとにちょっかいかけに行ってるだけ。好きなのか?
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