リハビリにも慣れて20メートルくらい歩けるようになった頃、漸く真一郎との面会が許可された。
「ナマエ…!!!」
「ぐえっ…ちょ、真一郎、潰れる…!」
飛びきってきたと思ったらぎゅうぎゅうと抱き締められる。頭の上の方からズビズビと鼻を啜る音も聞こえるので、どうやら泣いているらしい。いわゆる感動の再会というわけだ。
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