こんなんでも科学部ですんで
千空 男友達
軽く説明されればおおよその仕組みはわかる程度の科学力
名前:葦野海斗(あしの かいと)
いやいやオマエ誰?って酷くない?オレだよオレオレ、カイトくんでーす。いやー、起きたら脱色要らずの白髪になってるかと思えばワックスもピンもないから困っちった。
え、秒数を数えてた?3700年も?それマジ?うわぁ…
え、オレは何してたって?
特に何も……強いて言えば、分子の構成式考えてたくらいだけど。C6H12O6に始まり単糖類、二糖類、アミノ酸、石鹸、プラスチック、ベンゼン、ドーパミン、アドレナリン、ニトロ、エステル、カルボン酸、以下略。
見た目はちょっとチャラいけど、頭の出来はそこそこ良い千空の友人
「よーっす千空!!」カイト
「うるせぇのが来やがった。」千空
「ひっでーの。つか、それなに?」カイト
「ガソリンだ。」千空
「ペットボトルから作ったん?」カイト
「正確にはペットボトルのキャップな。」千空
「あーポリエチレンね。まあ、考え方としてはぶつ切りするだけだもんな……そっかそっか、ボトルの方のポリエチレンテレフタラートって、酸素原子とベンゼン環が入ってんだっけか。あ、酸素は脱水縮合すればいいのか?どっちかっていうと厄介なのはベンゼン環の分解か……いや、やっぱわかんねぇな。」カイト
「やっぱカイはついていけんだな……そんな見た目なのに。」科学部員
「聞こえてんぞー。別についていけてねぇって……まあ、言いたい事はわかっけど。」カイト
「そんな難しい事おいといてさ、アレ見に行こうぜ。」科学部員
「アレ?」カイト
「あんなデケェ声聞こえてなかったのかよカイ。」科学部員
「大樹がなんか騒いで出てったけど、あれなんだったん?」カイト
「ついに告んだとよ。」千空
「え、それまじ!?」カイト
「まじまじ。」科学部員1
「カイも気になるよな!」科学部員2
「うんうん、めっちゃ興味ある!まあ、結果は見えてっけどなぁー。」カイト
「そうだよな!」科学部員
「絶対フラれる。」科学部員
「絶対オーケー。」カイト
「「は?」」
「よーし見に行くぞ!」科学部員
「どうせ大樹の事だから楠のとこだろ?すぐそこから見れっから行ってみようぜ。」カイト
「おう。」科学部員
「ほら、千空も行こうぜ。興味あんだろ?」カイト
「1ミリもねぇよ。」千空
「ほらほらほらほら、行こうぜ。」カイト
「うっせーな、わかったよ。」千空
「よっしゃ!」カイト
「お前、千空大好きかよ。」科学部員
「はぁ?ふつーに好きだけど。だって退屈しねーじゃん。」カイト
「は?あぁ、そっちか。」科学部員
「なにー?ラブだと思った?」カイト
「おい、大樹来たぞ。」科学部員
「あれ、なんだ……?」
石化後