一心不乱に、 てに持ったコネクターをなめしゃぶる。 考えるのは自分がすきですきでたまらない男の事なのに、 目の前のコネクターは違う男のもの… 酷く倒錯的な状況だった。
ぶるり、と機体を震わせながらレセプターに、 それをふれさせる。 途端にびくんっ!と機体が跳ねた。
思わず、 口から声が漏れる。

「あ、あっ、くす、アックスぅ…」

アックス、アックス。今は任務に着かせている。優秀な彼のことだ。もうすぐ報告に来るかもしれない。そう思えば思うほど、機体の疼きが止まらなかった。
アックスには、一人で楽しむなといわれていた。さすればこの疼きはどうしたらいいのだろうか。もう、疼きは抑えられないほどに膨らんでいた。
アックス、アックス、お前は何時私の元へ来る? こんなに望んでいるのに。

「あ、あっくすぅ…、」

舌足らずな甘い声はだらしなく執務室に響き渡った。にゅる、となめしゃぶっていたコネクターを、レセプターに突き入れる。 まがい物でない本物の金属の感覚に、ダイアトラスは熱い排気をもらした。

「んぅぅ…、はあ…、ああ、あん、ああん…!」

仮にも、長ともあろうものが淫事にふけり、執務をおろそかにするなんてあってはならないはずなのに、それがひどく背徳的で癖になる。

「あああん!あっくしゅ、あっくすぅ…、ひゃうん! あ、おくぅ、もっともっとぉ」

猥らに啼きながら、コネクターをじゅぷじゅぷと動かす。 濡れそぼったレセプターはきゅんっとコネクターをくわえ込む。無理に引き剥がすと、亀頭冠がレセプター内の一点に引っかかった。

「あっ、ああっ!!らめぇ、らめ、ひあああ!! はあっ、はああ〜!!!」

言葉裏腹に、手はその部分を重点的に着くように動かす。開放された蓋からとびだした接続機は排出口に、細い金属の棒が埋め込まれていた。一度、レセプターを動かす手を止めた。

「は、はぅうう…、あ、ああ、そお、それぇえ…! らめ、ああ、しょ、ひゃん!!」

机の角に、 レセプターを擦りつけると内部に入り込んだコネクターが煩雑に動いて、レセプター内部のいいところにあたっては、また別のところに辺り、焦がすような中途半端な悦を与えてくる。声は既に我慢できなかった。
自由になった両手は、コネクターを愛でることに集中させる。片手で、排出口を左右に開き細い金属の棒をもう片手で引っ張り出す。

「は、ああ…あ、あへぇ……」

にゅぷぷ、と厭らしく抜けた金属の棒をまた突き入れる。抜くときの、射精感。そして突き入れるときの得体の知れない快感が、 どろどろと脳を溶かしていった。
一心不乱にレセプターを机の角にこすり付け、何度も棒を上下させる。

「んやあああ、き、もちぃっ!あ、ああこれぇ、きもちいよぉっ! きゃぅっ!!!」

上る、昇る、レセプターがぷしゃりと潮を噴くのがわかった。ああ、だめだ、もうーーー!

「楽しそうだな」
「ひっ!? やあああああっ!!!」

驚いて振り向いた、瞬間、ずちゅちゅっとコネクターにそれを突き入れてしまった。 盛大に達した、ダイアトラスに目の前のーーー アックスが言った。

「クソビッチ」
「やっ、、、ああ!ち、ちがあ!」
「違う?何がだ?」

アックスが、 ダイアトラスに向かって歩を進める。 待ち望んでいた相手なのに、恐ろしさがこみ上げる。 疼きに負けた自分を憎んだが、既に遅かった。ダイアトラスを机の上に押し倒したアックスは、コネクターを乱暴に出し入れする。己がやったときよりも、寸分悦が増した気がした。

「レセプターこんなにぐっちゃぐちゃにして違うだと? ざけんなよ」
「あ、ああ、アックス、あっくすぅ!しょ、しょこらめえ、いっちゃぅ! いっちゃぁ!!!」
「イケば? だが、こっちもよくしてくれよ?」

コネクターを内部に押し込んだアックスに、何?と聞くまでもなかった。

「あああぅ!!!は、はいってくりゅぅ…!、らめぇええ〜! にゅいて、にゅいてぇ!」

ぎちぎちと、 押し入るアックスのコネクターにダイアトラスが叫ぶ。レセプター内部には既に別のコネクターが入っているのだ。

「ぐっ…、いいな、こりゃ、ははっ…、きっつい」
「らめぇ、あああ、ひぐぅ…、らめぇ、あ、あ!!」
「ああ、レセプターはしまるし、 さいっこう…!」

がちゅがちゅと、激しく機体がぶつかる。 内部のコネクターがごりゅごりゅと動き、アックスのコネクターは的確に一点ばかりついてくる。

「らめ、らめらよぉお!、しょこらめえ〜、ああ、いく、いくぅ!」

もしかして、アックスは。戦場の高ぶりのまま此処にいるのかもしれない。と、ダイアトラスは思った。それは、あまりにもーーー 悲惨な事態だ。

そして、その推測は的中する。

どくっどく内部に注ぎ込まれる生殖油の感覚に、ダイアトラスは身をよじる。ちらりと視界に写ったアックスが獰猛な眼をしていて、思わず怖いと思う。

「ダイアトラス様?俺の言いつけが守れないなら…
仕置きが必要だよな?」

レセプターから自身のコネクターを引き抜いたアックスは、ダイアトラスに言う。

「さっさと、ケツこっちにむけろ」
「や、いやだ、あ、あっくす、やめてくれ…、っひ!!」
「… 俺の気が短いのは知ってるよな…?」

こんな子供のような格好は嫌だといつも言っているのに、だが、今回ばかりはしかたがない。戦場の猛りのままのアックスには何を言ったとて無駄だ。おとなしく従うしかなかった。
四つんばいになって、腎部を持ち上げる。屈辱的だと思う。この姿は誰にも… 見られたくない。
アックスは満足そうに笑った。

「数えろよ」
「ひっ、、、い、いちぃ…」

ぱんっと、アックスの平手が腎部に振り下ろされる。

「ああ、…、二…、」

ぱん! ぱん! ぱん! ぱん!

「さ、さぁん…、よん、ごっ… あ、ひっくぅ!?や、らめ、あっくす!」
「さっさと数えろよ」
「は、ろ、ろくぅ…! ななぁ…、」

アックスは果していつ満足するのだろうか。数える声が小さくなると、アックスはレセプター内に押し込められたコネクターを引っ張り出そうとする。 それは、今のダイアトラスにとってよくないことだ。

「はち、ああ、、ひっく…」
ぱん!
「きゅう、」

終われ、終われと願った。あと少しで、10回目だ。いつもならばー

「じゅ、じゅう、…、 あっくすぅ、も、もうやめ…、 きゃぁん!!?」
ぱん!

終わると思っていたにもかかわらず、折檻は終わらなかった。

「数」

アックスは短く言って、またぶつ。一体、いつまで続くのか。

「あっく、す、、ゆるして、あっくすぅ…!きゃん!」
「数えろっつってんだろ一からやり直すか?」
「ふっ、くぅ…、じゅ、じゅうにぃ…、」

視覚器から雫がこぼれる。 何故、こんなことをされているのかわからない。だが、 怒りはわいてこなかった。ただただ、悲しい。

「じゅう、ごぉ…、 あ、はあ…」
「はっ、きもちいいのかよ?ん?」
「ゃあああ!、らめぇ、れせぷたやらぁ!」

何度もぶたれては、声がちいさくなればレセプターを弄られる。次第に、打ち据えられるその痛みの中に悦を見出していた。
萎えていたコネクターも、 ゆるゆると立ち上がり、官能油を零す。体勢が崩れ、 腎部が下がる。すると、すかさずアックスから叱咤がとんだ。

「ほら、 ちゃんとこっちにケツむけろ」
「ん、ん!やる、やるからぁ! あ、ああ…、きゃぅん! じゅ、じゅうろくぅ…!」

ぱんっと、また打ち据えられる。もう、無視できなかった。… 気持ちいいと、排気した。

「じゅうななぁ…、ああ…! じゅうはちい…、!」

このままだったらどうなってしまうのかと、別の恐怖に震える。嫌だ、アックス。

「じゅ、じゅうきゅぅ…!!!」

アックスの指が、 レセプターに触れる。今までのように煩雑な、触り方でない。的確に、機体に悦を与えてくる… その触り方だった。甘く排気をした。 きもちいい…、 しかし、アックスは手を振り上げた。

「あ、らめぇ、っ…、や、あ、っふあぁあああんッ!!」

ばちんと、腎部を一際強く叩かれ痛みと強い悦にダイアトラスは声をあげるしかなかった。 だが、 それはアックスの機嫌を直すには至らない。

「数はどうした」
「はひいいいいんっ、にじゅ、にじゅぅっ…! らめえぇ、 もぉらめぇっ! あっくしゅ、おわりぃ、っひっく、…おわりぃい…!」

再び、 ばちんとつよくぶたれて達しながら叫ぶ。 泣きながら、 アックスを見ると… 彼は笑っていた。
じん、と痛む腎部を今度は撫でられて思わず機体が震えた。

「気持ちよかったろ?」
「ち、や、っ…! はぅ、!!」
「嘘つくな、 叩かれてえのか?」

その言葉にダイアトラスは慌てた。 アックスならばやりかねない。

「もう一度聞く、 気持ちよかったろ?」
「ん…、 ん!! きも、ちぃ、きもちよかったぁっ…!」
「ははッ、 自分のコネクター見てみろ」

アックスに言われて恐る恐るコネクターを見る。
ぽたぽたと、 漏らしていたそれは生殖油ではなかった。

「廃液漏らすほどきもちよかったなんてなぁ」
「や!! あぁ、やぅ!! らめぇえ、み、みちゃやああ!!」

恥ずかしさのあまり、 アックスから逃げようと機体を動かす。 だが、 逃げることは許されない。

「ダイアトラス様? ほら、 こっちに来い」
「やぁぁ、ああ、あ、あっくしゅ、ゆるして らめぇえんっ、」
「もう怒ってねえだろ? 」

アックスが煩雑に、 ダイアトラスを後ろから抱える。 丸見えのコネクターは起ち上がっていてくすくすと、 嘲るようにアックスが頭上で笑う。 だめ、いや、と思うも、 アックスの指が下腹部を撫でる。

「我慢はよくねえなあ?」
「いやぁああ、やぁだ、あっくす、!!」

ぎゅ、ぎゅっと、 下腹部を押されて生理的な欲求が抑えられなくなる。

「全部、出せよ」
「やっ、あっ、あああああ〜あぁあ!!」

聴覚の傍で囁かれて、それを合図にするように。 ダイアトラスはコネクターから廃液を噴出した。 直後、 原始的な凄まじい快楽に襲われて思考が白く染まる。 その間中、 アックスは下腹部を撫でていた。

「なっさけねぇな、 廃液漏らしてアヘってやがんのか」
「あ、あっくしゅ、あっくしゅぅ、きもひいぃよぉ、きもひいのぉっ…!! と、とまんにゃぁっ…、 あはぁあん」
「レセプターも潮噴いてるぜ?」

アックスの言葉は、 理性を失ったダイアトラスには届かなかった。
気持ちよさのあまり腰が揺れてしまう。 やがて、 廃液を出す勢いが衰えてくると、 アックスはコネクターをぷるぷるとふり最後の一滴まで出す。

「あ、あっくしゅ、きもちぃ、きもひいよぉ」
「ほんとに情けねえなダイアトラス、 あんたってやつは」
「ふ、う、あっくしゅ、あっくしゅう、っ、ひぅ、ひど、」
「酷い? 俺が? 勘違いするな、 いいつけ守れなくてオナってたの誰だ?」

ぐちゅりと、 受容部に押し込まれた接続機をアックスが引っ張り出す。 絡み付く内壁を無理やり引き剥がしたその快感に、 ダイアトラスが背を反らす。
再びまた、 つきいれたアックスは面白いことを思い付いたように言う。

「絡み付いてて離さねぇ、またいっぺんにいれてやろうか?」
「あ、あ、や、やぁっ、あっくす、あっくすのだけがいいっ、」
「さっきもよがってたろ」
「ちが、ちがぅの、っ、い、いまはっ、あっくすだけぇっ…! すき、あっくす、すきぃっ…あ、!!」

しまったと、 ダイアトラスは頭の片隅で思った。
アックスはそう言われるのが―――嫌いだ。

「… おい、 」
「ごめ、ごめぇ、すきぃ、あっくすぅ、ひっ、くぅっ…」
「ったく、 泣くんじゃねえよ」

アックスの、声。いつもより、寸分優しく感じた。

「泣くほどかよ、 」

必死に頷いた。 今はお前だけでいいと、 伝えたいのに、 言葉が出てこない。
アックスは面白そうに笑んだ後、 傍らの椅子を寄せて座る。

「なら、 自分の手でひっぱりだすんだな」
「やあっ、、!」
「出来ないのか?」

アックスに凄まれてしまえば、 ダイアトラスに拒否することはできない。

「ちゃあんと俺に見せながらな」
「ふっ、うう…、ひぅ、っぐ、ぅ」

泣いていたって終わらないし、 それより、 ダイアトラスはアックスのコネクターが欲しかった。
あれでごりごり突かれたい、 そのためにはどうあってもレセプターの接続機を抜くしかない。
机に手をつき、アックスに見えやすいように腎部をつき出す。
なんとも卑猥な体勢だが、 ちらりと見たアックスは至極楽しそうだった。

「は、はあぁ、ん、ふかぁいっ、 おくぅ、おくまではいってるぅう…」

思った以上に己のレセプターは、 接続機をぎゅっと締め付けていた。 触れるたびに、 最奥まで刺激が伝わる。 ぬるぬると、 官能油で滑りなかなかうまく引っ張り出せない。にちゅ、ぬちゅと音がする。

「あ、ひゃああん! らめぇ、しょれぇ、ゃああっ!! らめぇらめえ!」

亀頭冠が、 引っ掻くようにレセプター内で動く。 そのたびに、 腰が揺れてまるで自慰をしているようだった。

「ケツ振って喜んでんじゃねぇよ」
「ち、ちがぅ、ちがああっ、 む、むりい、ぬ、ぬいてぇあっくすぬいてよぉっ…!!」
「自分で抜け 」
「っ、ああぁん、ふ、ぐっ…、はうっ!」
「はっ、 レセプターめくれてるぜ? 気持ち良さそうだなぁ??」

アックスの淫猥な言葉に、 手が止まりそうになる。
でも、 止めるわけにはいかないのだ。

「ダイアトラス様? ほら、 もうちょい」
「あっ、あっ、!ふっ、んぅううっっ!!」

ようやく引っ張り出せば、 つよい悦にがくんと膝がおれた。 床は、 自分の廃液でまみれていて 内腿は官能油で汚れている。

「あ、あっくす、あっくす、」
「ダイアトラス」

アックスの声は的確に、 ダイアトラスの聴覚器を揺らし呼応して機体が震える。
椅子に座って面白そうなアックスに、 床を這ってすりより懇願する。

「あ、っくすの、ほしい、おくついてぇ、いっぱい、っんう、あ、はあ」

アックスのコネクターがレセプターを突くその時の悦を思い出して、 甘く排気を繰り返した。
口付けてくれるだろうか、 こんな浅ましい己にと思いながら首を伸ばせば、 アックスから屈んで口付けてくれた。
ちゅ、ちゅと啄まれて可愛らしい音がする。

「あっく、ん、ちゅ、あっくす、んん… 、」

はふ、と排気して首を傾げる。 何故? と視線で問い掛けるダイアトラスに、 アックスが言った。

「褒美だよ」

アックスの接続機はとろとろと官能油で濡れていた。 その厭らしさに思わず、 ごくりと喉がなる。

「欲しけりゃ自分で入れろ。 ほら、 ここに脚かけろ」
「ひぅ、ああ、は、はずかし、っ、見えちゃぁ、っ…!!」
「随分物欲しそうなレセプターだな、 ヒクついてる」
「あ、あ、だめぇ、いわない、でぇっ…」
「恥ずかしいのが好きなんだろ? コネクターだってそんなにおったててる」

片足を立ててアックスに跨がればレセプターもコネクターも白灯の元に露にされる。
アックスの指が排出口をつつけば、 くぱくぱと排出口が開閉する。

「…… 淫乱」

ぞっとするような悦が背筋を走った。
そそりたつアックスのコネクターをレセプターへとつきいれる。
快感が襲ってくる。それに耐えて、 腰を振る。

「やっあああ!あっくすあっくしゅぅ、!! とまんなっ…はああ、んっ!!、とまらにゃぁぃっ…!」
「はっ… 、ぅ、グッ…、く、はっ、ダイアトラス…!!」
「あんっ、ああ、んやっ!おくぅごりゅごりゅらめぇん!、はあんっ、あんっ!! 」

アックスのコネクターが奥を突くたびにぴゅくとダイアトラスの コネクターから生殖油が吹き出す。
何度も達して、 それでも機体は満足しない。

「やっ、ああ、あっくしゅぅ、ぁ、あついのっ、ちょぉらい、…、は、はやくぅ…!」
「…、っち!」

がつん、とアックスが下から穿った。

「ああああああ!ふかいぃいいいっ!」
「っ…、ダイアトラス、ダイアトラス、…!」

アックスが名前を呼ぶのが心地いい。もっとと強請りたくとも、口をついて出るのは嬌声ばかりだった。

「、レセプターしめろ、」
「ら、らして、ぇ!なかぁらしてえ!!」

いつの間にか、ダイアトラスは床に押し倒されアックスに揺さぶられていた。 その、腰に両足を回して機体を密着させる。

「っく、ぅぐ…!!」
「あ、あああああ〜、れせぷた、いっぱぁい…、!!!」

どくどくと脈打つコネクターから感じる生殖油のただれた感覚に、ダイアトラスは感じ入った。
アックスは奥深くへ最期まで注ぎ込み、ダイアトラスは、両足で離すまいとする。 はっ、はっ…、と獣のように息を整えていく。
アックスがダイアトラスを抱き起こし、いまだ気だるさに身を包ませながらも口付けた。

「アックス…?」

いつもヤリ捨ての如く立ち去るアックスが、 その後の展開を望むのは初めてな気がした。今日のアックスはなんだか、 可笑しい。

「… アックス…?」

再び問えば、 存外にむくれたようにアックスが言った。

「かえったかっていつも言うのはどうした」
「…… は?」

ぽかんとするダイアトラスに、アックスは自分で言っていて恥ずかしくなったのか視線をそらす。
… まるで、それは拗ねた子供のようで。

「…、 かえったか、アックス」
「…、ああ。」


The END
鳳櫻月雨