初めて接続した時から、 どのくらいの時間がたったのだろう。 その間に、 たくさんキスをした。 そして、 たくさん話した。 パルスもあわせられるようになった。
なかなか予定が合わない身同士だ。 主にロディマスが忙しいことが多いのだが、それでもどうにか時間を作った。
「マグナス」
今日のこの日を勝ち取るために、 ロディマスが尽くした努力は凄まじかった。 ありとあらゆるまわせるだけの手を回し、 邪魔した奴は宇宙の藻屑にするというくらいの決起で、 無事この時が迎えられたのだ。
俺の恋路の邪魔する奴は俺がひき殺すくらいの勢いである。
与えられたキスにじんと酔う。 キスがこんなに気持ちのいいものだとは知らなかったロディマスにとってウルトラマグナスとのキスは代えの利かない宝物である。
ちゅ、ちゅくと深くなっていくキスに、 声が漏れる。 繋がれた線からながれるパルスはロディマスに安心感のみを与えてくれていた。
「きもちいい…、マグナス」
「ロディマスが気に入ってるみたいで何よりだよ」
「もっと、もっとして、」
与えられたキスの合間に、 背をベッドへと倒される。実にスマートで若干不安になるが、 自分も過去の詮索をされたら困るのでしない。 それに大事なのは現在で過去ではない。 今、目の前にウルトラマグナスがいてその相手に己を選んだこと。 それがとても大切なことなのだから。
「あ、ま、ぐなす…」
「痛いのか?」
「え、いや…、ちがぅ…」
受容部蓋を開ければ、 官能油がてらてらと光っていた。 でやすいのだろうかと思うも、 言いたくないのであとで誰かに聞こうと胸にしまった。
「あ、ん…、 まぐなすぅ…、」
鼻にかかった声が出て、少し恥ずかしくなる。 とは言え、この快楽がウルトラマグナスの与えてくれるものだと思えば気持ちよさが増した気がした。
「ぅぅ…、」
「期待していたのか?」
「ばか、あたりまえだろ…、 んぅう…、あ、ふぁ…、 も、はいらないのか?」
「きちんとほぐさないとな」
すでにぐっしょり濡れているとおもうんだけどなあと、 ロディマスは思う。 これを言っていいのかわからないのだが、 ウルトラマグナスに触られていると考えるだけで、 すでに気持ちは高ぶったままなのに。
「ひ、ぅ! な、なにして、!」
「…?」
「そ、そっちは弄んなくていい!!」
ウルトラマグナスの手が、 何時の間に出したのかロディマスの接続機を緩く扱いていた。 すごく不思議そうな顔をしているのだが、 そんなウルトラマグナスにロディマスは言った。
「だめ、そっち弄ると、 こっちが鈍くなるから…!」
「鈍くなる? そんなはずがあるのか?」
「…、っ だめ、 そっちは自分でできるしその、えーっと…」
「…… あとで詳しく聞こう」
ロディマスがほっと息を吐いたのもつかの間、 じゅぶりと受容部に指が二本突き入れられた。 ぐるりと中をかき回し、別々に弄り始める。 もう一方は受容部を、 もう一方はその淵をかりかりと撫でる。
「ふぁああ、ぅ…、 まぐな、すぅ、まぐなす」
どぷりとまた官能油が漏れた。 可笑しく首をかしげるウルトラマグナスに、 ロディマスが言う。
「今日は飲んでるんだ」
「…、 あんなに嫌がってただろう?」
「時間短縮したくて」
「性急だな」
「…、 だって、 我慢できない…、 はやく、マグナスとつながりたいんだ…、」
そういえば、 ウルトラマグナスは少し安心したように 接続機を取り出した。 ウルトラマグナスは、 痛みを与えることを恐れていたのだった。
突如、 くすくすとウルトラマグナスが笑った。 不思議に思って首を傾げたロディマスに、 ウルトラマグナスが言う。
「そこまでロディが努力家だと思わなかった」
「え…、 」
「忙しかったんじゃないのか?」
「いや、 うーん… ばれてた?」
「私から見たら普通だけどな、 ロディにしてはがんばっていたと思うよ」
ロディマスの手を握ったウルトラマグナスに、 じんと胸が熱くなる。 また、 受容部が熱くなった。 ウルトラマグナスの気持ちに比例するように振幅が広がるパルスが心地よい。
「大丈夫か?」
ちらりと視線を接続機にやると存外にそれは大きくて。 少しだけ不安が残る。 初めてしたときの、痛みを思い出したからだ。
「っ…… 大丈夫」
「痛かったらいいなさい」
「パルスでつたわっちゃうくせに…、」
ぬるりと、受容部はウルトラマグナスの接続機を受け入れる。ぐぷぐぷと受容部を分け入っていく痛みに耐えようとぎゅっと視覚器を閉ざしていたロディマスだったが… いつまでも痛みが訪れないことに、 そっと開ける。
「ま、まぐなす…?」
「ロディ、?、どうした、いたいか?」
「え、あ、…ぃ、いたくない」
そっとロディマスが下腹部を撫でる。 たしかに、ウルトラマグナスの接続機は存在するが、 痛みがない。
「初めてじゃないからな、 」
「…、 初めてしか痛くないのか?」
「ああ」
ウルトラマグナスの言葉に、 ロディマスは また腹部を撫でた。
「痛くない、痛くない!マグナス!! あ、…、え、??」
ぱっと、 見上げたウルトラマグナスがロディマスの気持ちと反対のしかめっ面をしていて、 思わず不安になる。
そんな、ロディマスにウルトラマグナスが苦笑しながら言った。
「ロディが騒ぐと締まるし伝わるからな」
「え、…、あ、ご、ごめ、」
謝ってからなんだか変だと笑えば、 ウルトラマグナスも笑った。
「っ…ん、… こ、これで、いいのか?」
ゆるく下腹部に力を込めて、ウルトラマグナスを見ると、苦しそうに息を吐いたのがわかった。
「ま、まぐなす、気持ちいい? 」
「ああ」
「うまくできてる、?」
ロディマスの問いにウルトラマグナスが言う。
「うまくやろうとしなくていい。 二人でするものなんだから」
「だけ、ど、」
「私はロディと繋がるだけでもいいんだ」
ウルトラマグナスがゆっくりと律動するのに合わせて、 ロディマスもきゅっと下腹部に力を込める。
「あ、…、ま、まぐなす、これ、」
「…… ああ」
「や、やば、これ…!、っぁあ…!」
思わず口から漏れた声に、 恥ずかしさがあるもそんなのはすぐにどこかへ行ってしまう。
「やぁあっ…んぅっ…!、あ、あ!」
「ロディ、」
「ま、ぐな、ぁ、ふああ、き、もちぃ、きもちいいっ…、」
もういいんじゃないか、 どうせマグナスにしか聞かれていないし。 そう思えば、 なんだか恥ずかしくない。
「まぐなすぅ…、」
甘えて視線を送れば、 ウルトラマグナスがキスしてくれる。 くちゅ、と舌の感覚を楽しむように絡め合うとぴりっとパルスが走った。
その甘い痛みに、 身を焦がしながらロディマスはウルトラマグナスに言う。
「すき、、」
「ロディ」
「、も、も、もっと、し… て…、」
「…あまり、 煽らないでくれ」
「ひっ、ゃあうぅっ!」
ウルトラマグナスが、 ぐりっと最奥を抉った瞬間、一際甲高く声を出してしまいロディマスが視線を反らした。
「はぁ、そこぉ…、!」
またぐりっと押し込まれた接続機を今度は意識しながら締め付ける。
「っ、うう…」
「はあ、まぐなす、まぐなすぅ…、きもちい、?」
「ああ。 至極」
ぎゅっと締め付けたその内壁を擦るようにウルトラマグナスの接続機が動き、 ぞくぞくと快感が競り上がる。
「まぐなすのきもちいぃ、きもちぃっ…、はぁん、あ、ぅ!」
「ぐっ、…、」
「あ、まぐな、…おっきくっ…、は、ぁん、あんっ…!」
どくんと脈打つウルトラマグナスの接続機がいとおしくて、意識と反対にぎゅっと受容部が締まる。
それとは反対に機体から力は抜けて、とろりと受容部が官能油を溢すのがわかった。
「う、は、はずかしい、…」
「ロディも感じてるみたいでよかった」
「うん、きもちいい…、あ、ゃあ、!?、、な、なに?なにぃ」
奥底からくる快楽の波に、 ロディマスは不安になる。
「大丈夫だ」
ウルトラマグナスにそう言われるだけで、大丈夫だと思えてしまうのだから不思議だなと思う。
「すぐに気持ちよくなるはずだから」
「う、…ふぁ、ぅ」
何度か排気を繰り返していると、 じぃんとした疼きが受容部の奥から広がってくる。 その疼きは徐々に大きくなり、 絶え間ない快感を送りつけてくる。
「や、やだ、、、やだぁああ、」
脚を閉じようにも閉じられず、 ロディマスは機体が揺れてしまう。 やだ、やだと言っても悦は止まらない。
「あああ、だめぇやだあ、おく、あ、ああ!」
ロディマスがぶるぶると震えて耐えていると、 ウルトラマグナスが互いの接続部をなぞった。
「や、だめ! さわっちゃやだぁあ!」
「きもちよさそうだな」
「ああ、ああ 奥、きゅうんってしてて! あ!」
「、うごくぞ」
「ま…、やああぁァアん!」
今はだめだという前に、緩やかにウルトラマグナスが律動した。 奥底に打ち付けられるウルトラマグナスの接続機が気持ちよくてたまらない。
「やだ、やだぁ、きもちぃい、きもちよすぎっ…!」
「ロディマス、 ロディマス、…、はぁ」
ウルトラマグナスの熱っぽい吐息に、 びくっとロディマスがまた震えた。 たったそれだけのことなのに、 疼きが深い悦に変わった。
「まぐなす、まぐな、ああ…、だめぇ、ゆるして、まぐなすぅ、!」
「、 すきだ、ロディ」
「やだってばあ! もうだめ、ゆるしてぇ、ああ、はぅっ、、だめぇそれ」
とろりとろりと受容部は官能油を零してウルトラマグナスとの隙間を埋めていく。 もう隙間なんて無いはずなのに、 それでも満たしていく。 濡れそぼった受容部は、 ウルトラマグナスの接続機の形がわかるくらいに吸い付いていた。
「あ、ああだめ、くる、くるからぁあ…!」
きゅうきゅうと受容部が接続機を締め付けて、ロディマスは感じいった。 接続機が受容部を押し広げ、 最奥に到達しぎゅうっと押し上げた。
「だめぇ いっ、ああぁあ〜!!」
視界が白くなるような快感が押し寄せた。 ゾクゾクッと、 快感に身を任せる。
「ぐ、ぅっ、」
「あ、あ、つ、…、 なかあ…!!」
どくどくと注ぎ込まれる生殖油の熱い感覚に、 ロディマスはまた達した。 どろりと受容部も官能油を亀頭に浴びせかけた。
はあはあと二人で荒く息をしながら、 ウルトラマグナスがロディマスの上に覆い被さる。 このまま倒れこんできたら死んじゃうなぁ、 などとわけのわからない思考をしながら、その背に手を回した。
「ま、ぐな、」
声が出ている気がしないほどに消耗していた。 流石に、 ウルトラマグナスも疲れただろうかと思っているうちに、 耳元でささやかれる。
「大丈夫か…、」
「…… うん」
ずるりと受容部から接続機が抜き取られると、 こぷりと受容部から官能油だか生殖油だかわからないそれがあふれ出た。
隣に横になったウルトラマグナスが長く息を吐いた。 漸く機体を起こせるまでになったロディマスが起き上がり、 ウルトラマグナスの上に乗る。
「重たい?」
「そんなことはない」
ウルトラマグナスのスパークがあるだろう位置に、 耳を当てる。 そんなロディマスの機体を優しく、 ウルトラマグナスが撫でてくれる。
「マグナス、ちゅ、ん、ちゅぅ…」
少し伸びあがって、 ウルトラマグナスにキスをした。 解けそうなほど甘いキスはロディマスの機体を包み込んでくれる。
「、、、 幸せ」
ぽつりと唇から漏れた言葉に、 ウルトラマグナスも答えるようにロディマスの機体をゆっくりとなぞった。 その手の動きに誘われるように、 ロディマスは視覚器を閉じたのだった。
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鳳櫻月雨