「ウルトラマグナス、司令…、ん、」
ロディマスの視覚器に触れながら再度ウルトラマグナスがキスをすると、甘えたロディマスがねだるように唇を押し付けてくる。
「ん、ちゅ、まぐなす、んん、あ、」
「ロディマス、ロディマス、…ん、、」
ウルトラマグナスがロディマスの受容部蓋へと手を伸ばすが、その手をロディマスが抑えた。疑問に思って、ロディマスの言葉を待てば、くすりと笑ってロディマスが続けた。
「お疲れでしょう?、今日はただ、見ていて?」
「だが…、」
「あなたを楽しませたい。いつもしてくれるように、やりますからね」
ふたたび机に乗り上げたロディマスがウルトラマグナスへ見せ付けるよう大胆に脚を拡げ、さらに自分の指を舐め濡らしていく。充分に塗れた所で受容部の蓋を解除し、指を差し入れた。
くちゅ、と響いた音に、恥ずかしげにロディマスが視線を揺らす。
それでも、ウルトラマグナスから顔を背けることはしなかった。
「あふ…、んぅん……、…はぁ、んんぅ」
ロディマスが徐々に乱れていき、熱い吐息を漏らしていくのに釣られるようにウルトラマグナスも煽られていく。
幾ばくも年の離れた若い機体相手に甲斐もないとは思うが、ロディマスのあられもない姿はとても恥美的だ。
ロディマスが楽しませたいと言った通りの結果になったなと目を細める。
「う、うるとら、まぐなす司令…、うるとらまぐなす、んん、あ、あ!!」
「私をなぞってやってみるんだろう?」
ロディマスの手の動きが鈍くなるのに、ウルトラマグナスが気が付いた。 さっと頬に朱を滲ませたロディマスだったが、指を増やした。 その指の間からどろと官能油が伝う。ぐちゅぐちゅと水音が響き渡る執務室に、ロディマスが懇願する。
「は、あ!ま、まぐなす、だめ、う、!やあ、だめです!」
「なにが、かね?」
「そ、そんなにみるの、ですか、…?」
「…、君があまりにも、甘美なものでね」
「ん、うう、…、あなたをおもうと、俺はいつもこうです…、」
ロディマスが素直に吐露した言葉は、もはや殺し文句に近い。そんな言葉にもきがつかないでぐっと、天井を仰いだロディマスは切なそうに顔を歪めた。
「あ、もう、!いく、いって、あ、んやあ!」
「ロディマス、こっちを」
「ひ、んー!あ、あああっ!」
びくんとロディマスの機体が強張り、視覚器からは冷却水がこぼれ落ちた。唇を震わせて余韻に浸るロディマスの受容部からはとろとろと官能油が滴り落ちていく。ひどくやらしい。
「う、ウルトラマグナス、まぐなす、あなたが欲しいです」
ロディマスの切実な訴えに、ウルトラマグナスは笑みをこぼした。接続機の蓋をずらすと、接続機は既に怒張していた。 しばらくぶりのロディマスには少々厳しいだろうかとウルトラマグナスが思案しているといつの間にかロディマスが膝の上に乗っかっていた。
「は、あ、まぐなす、ん、ちゅく…、んちゅ、…」
「じゅ、ん、く…、ちゅ、ぢゅる…ふ、」
ロディマスが舌を絡めてキスを施してくるのを、受け入れて吸いつけばぴくんぴくんと小刻みにロディマスが身動ぎした。愛しくてその腰から腎部へ至る装甲を撫で擦った。
「まぐなす、あ、まぐなす…、すき、すきです、司令…!」
「ロディマス、まだ…、」
「…もう、またせないで」
ロディマスが、悲しそうに言った声にウルトラマグナスは罰が悪くなる。何時間も彼を待たせ、挙げ句さらに待たせるなんて言葉にしたくない。ないのだが、ロディマスの機体にあまり大きな負荷をかけたくはない。そんなことなどしらぬと言いたげに、ロディマスが言う。
「大丈夫ですから、見ていて、ウルトラマグナス」
ロディマスの受容部にウルトラマグナスの接続機があてがわれる。ウルトラマグナスの肩に手をおいて、ロディマスがゆっくりと腰を落としていく。
「ふ、んっ…、ん、あああ、…まぐな、ああ、おおきいっ…!」
「ロディマス、」
「やらせて、おれ、できますっ…、んー、ああ、あ、あ!」
なんでもやりたがる姿は子供の様で可愛い。しかし、やっていることは乱れていて倒錯する。
ロディマスの受容部にじゅぶじゅぶと入り込む接続機に下から突き上げたい気持ちも山々ではあるが、ウルトラマグナスはロディマスの好きなようにさせておいた。
みちみちと、ロディマスの隙間をウルトラマグナスが埋めていく。すべてを体内に納めると、ロディマスが嬉しそうに笑った。
「ふふ、全部はいってます」
「そうだな、」
「奥まであなたがきてて、…、ん、あ、あ!」
するりと、ロディマスの腕がウルトラマグナスの首に回された。 落とした腰を持ち上げ、抜けてしまうぎりぎりの位置からまた腰を下ろす。
「ん、ああ!まぐなす、きもちい、ですか?、あ、まぐ、んっふっ!」
「ロディマス、ロディマスっ、く、うっ…!」
「やあぁ、とまん、なぃっ!ああ、まぐなすっ、ちゅっ、ん、ちゅく…、、」
耳元で聞こえる艶やかな声にくらと脳が揺らぐ。必死に理性的になろうとしても、聴覚機にキスをされて舐められては理性も限界を迎える。
「ロディマスっ…!!」
ウルトラマグナスが本当に意識を手放してしまおうと、ロディマスにキスしようとした時だった。
「ウルトラマグナス?いらっしゃいますか??」
ロディマスが驚いて動きを止めた。同時に、ウルトラマグナスもすっかり忘れていたが、ここは執務室で当然誰かがくることだってある事を思い出した。
どうすれば良いかと考えようとしたウルトラマグナスにロディマスが言った。
「どきどきしますね、ウルトラマグナス司令官?」
「ロディマス、よしなさいっ……!」
「うそ、マグナスの接続機も今、大きくなりましたよ」
ずちゅと音がなり、ロディマスが出し入れをし出す。止めようと腰を抑えれば、ロディマスが不満そうに言った。
「鍵はかけました…、大きな声さえ出さなきゃ大丈夫です」
「いや、だが、…そういうわけにも…」
「どうしてもいや?」
ロディマスが中を締め付けた。やめろと言おうとしたウルトラマグナスに、ロディマスが言う。
「どっちにしても俺は退きませんよ」
再び叩かれる扉にウルトラマグナスが気を取られ、ロディマスがくすくす笑う。 そういえば、ロディマスはもともと悪戯が好きであったと思い出した。
「まぐなす、まぐなす、あ、んうぅ、おくぅっ…、」
「ロディ、待て、うっ…」
「だめまてないっ、もうやです、!あ、あんっー!」
快楽を追い求めて腰を揺らすロディマスに次第に、ウルトラマグナスもいい位置を探りだす。司令官ともあろうものが、部下を連れ込み帳に耽るなど、あり得ていいはずない。
「あ、ひゃっ、んああ!!」
ロディマスの声を抑えるためのウルトラマグナスの行動は早かった。
ロディマスの声はおろか排気すら奪ってしまうような、キスを施す。苦しくなって開いた隙間に、舌を入れ込み歯列をなぞった。
「んん、まぐな、…ちゅく、じゅ、んんっ…、は、んっ」
ぎゅうと、接続機を締め付ける受容部を無理矢理引き剥がし奥へと腰を動かした。それを感じてか、ロディマスも合わせて腰を揺らす。
「ウルトラマグナス司令官…?」
尚も食い下がる外の声に、ロディマスが不安がってウルトラマグナスに聞く。
「ーっんぅ…!、はっはっ、へんじ、しなくていいんですか?」
「…… なにか可及ならば回線に来るだろう」
「…ふあ…、まぐな、ん!あ、…!ふ、んんん!」
唇を塞いだまま律動すればロディマスは苦しそうにするも、拒否はしない。
次第に早くなる動きと性急になる舌に、ロディマスの限界を知る。受容部が小刻みに震えるのを感じた。
「っ、んん!!、んーーーー!!!」
「…!! ぐ、あ…!っ!」
ロディマスが達し、その締め付けに堪えきれずウルトラマグナスも達した。ようやく離れた唇で、ロディマスが言った。
「…、ごめんなさい、マグナス、司令官…」
「どうしたのだ、ロディマス」
「今日、すごく我儘だ…」
少ししょげたように言うロディマスの頭を撫でてやりながら、ウルトラマグナスは思う。
ロディマスに無理を強いていたのは自分だったのではないか。ロディマスならば、大丈夫と無駄な自信があったのだ。
「本音が聞けてよかったと思っているよ」
「…、怒らないんですか、?」
「怒るもなにも。我慢させていたのは良くないからな」
その言葉に安心したように、ロディマスがウルトラマグナスの胸に身を預けた。
「よかった。あなたに呆れられたと、…」
「ロディマスはいつも、私を楽しませてくれる。今日とてな。」
ウルトラマグナスの言う意味を理解して、ロディマスが頬を染めた。 浮かれた気持ちのまま、ウルトラマグナスに聞く。
「あ、ええと、もうひとつ、我儘いいですか…?」
「ん?構わんよ」
「……、もう一回、した、い…です……」
恥ずかしがりながら告げられたおねだりに、ウルトラマグナスは一つキスを落として答えたのだった。
あとがき
鳳櫻月雨