現
▽2016/11/07(Mon)
青色巨人と親指姫
新しいの始まりましたので、前の拍手お礼もってきました{emj_d_0160}
多分今度から、いっぱいいっぱいぎゅーできるようになったのではないかと… 思ってますd=(^o^)=b
新しいのはただただ二人でデートする話です{emj_d_0146}ヽ(´▽`)/
マグナスのストレス軽減のために!という、 ロディマスの提案により、 最早日課となりつつあるロディマスを抱き締める作業。 一瞬のときもあれば、 長く抱き締めあうこともある。
今日は比較的長く、ロディマスを抱き締めている。
ふと思いついたように、 ロディマスはウルトラマグナスに言った。
「マグナスはいつも加減するな」
何の話だろうかと、 首を傾げるウルトラマグナスの、 その腕の中にいるロディマスは苦笑いしながら言う。
「抱き締めるときの話、 まあ確かにお前に全力出されたら死ぬけど」
「私はロディマスを殺したいわけじゃないからな」
本気でそう思っていた。 己はロディマスに危害を加えたいわけではない。 どちらかと言えば、 愛でていたいのだ。 しかし、 甘やかさずに愛でる事は至極難しい。 目下の悩みだ。
「でも寂しいな」
「何?」
「お前に加減されんのは寂しい」
… ロディマスが何を寂しがっているのか解らなかった。 正直なところウルトラマグナスは、 ロディマスを抱き締めるとき、 触れるときには注意を払っているし、 むしろ…、 そこまで気を使う事はロディマス以外にはめったにない。
「加減はロディマスにしかしないが」
「あー…、 えーっと… そうじゃないんだけどな。 たとえばさ」
ぐっと、 ロディマスが力をこめてウルトラマグナスに抱きついた。 何をしているのか気にはなるが、 言葉にはせずそのままにしておく。
「っ…、 あー、 つかれた」
「…、 何をしていたんだ?」
「痛かったか?」
「いや?」
「…、 だよな」
諦めたようにロディマスが離れていく。
さて、一体なんだったのか。
「俺じゃ全力だしてもあれくらいしか力が入んない」
ようやく合点がいった。 ようするにロディマスは、 自分がどんなに力を込めようとウルトラマグナスの装甲を破壊することはおろか、 痛みを与えることさえできないと言いたいのだ。
「痛いくらいに抱き締めてくれたことないじゃないか」
「……… ロディマスはそうされたいのか?」
「ああ」
ロディマスの言葉に、 ウルトラマグナスは暫し考え込む。
壊れない範囲で、適度に力強く… その力の仕方がわからないのだ。
そんなウルトラマグナスにロディマスは快活に笑っていった。
「良いこと思いついちった」
「何?」
「マグナス!」
再び飛び付くように抱きついてきたロディマスを慌てて抱き止める。
驚くウルトラマグナスに関わらず、 ロディマスは嬉しそうにぎゅ、ぎゅと強く抱きついてくる。
「マグナスー」
「なんだ」
「いまどのくらいの力で抱きついてるかわかるか?」
「ああ」
「同じくらいの力で抱き締めてくれ」
不思議に思いながらも、 手を回して抱き締める。
さきほどよりも、 それは力強くて、 ロディマスが痛くないのか、 壊れないかと不安になる。
しかし、 当のロディマスはけたけた笑って嬉しそうにいう。
「おおお、 いいなこれ」
「大丈夫か??」
「大丈夫大丈夫。 気持ちいいな。 マグナスー、 この力忘れんなよな」
「… 何?」
「だから、…、 これくらいの力なら壊れないってこと! 基準にしてくれたら、 いいだろ?」
嬉しそうに笑うロディマスに …… この力加減を必ずマスターしようとウルトラマグナスは誓った。
(拍手ありがとうございました〜!!)
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鳳櫻月雨