悩む
「って感じなんだけどさ、シカマル、これはどういう事なんだってばよ?!」
「どうって…そりゃお前、ななしが好きなんじゃねーの?」
「えっ?!いやいやいやいや、俺はサクラちゃんが好きなんだってばよ!」
だからそれはない!と声を大にして言えば、シカマルからうるせーよと言われる。
「だってお前、サクラが他の奴と話してても何とも思わねーくせに、ななしだとイライラすんだろ?絶対好きじゃねーか。」
「いや、それはななしが俺にはツンツンしてるくせに他の奴にはニコニコしてっから…」
「だーから、それだよ。嫉妬してんじゃねーの?」
お前が自分の気持ちに気付いてねーだけでな、と言うとシカマルはよっこいしょと腰を上げてぐっと伸びをしている。
俺ってば、ちっちぇー頃からサクラちゃんが好きで。
ずっとずっとサクラちゃんを追っかけて。
それなのに、ななしが好き?
いや、そんなはずねーだろ。とか思うのに、そう考えれば考えるほど妙にしっくり来て。
「じゃ、俺は5代目の所に行くぜ。またな。」
ひらひらと手を振って綱手のばーちゃんの所へ向かうシカマルに立ち上がっておう、と声を掛けて、また同じ場所に腰掛ける。
「俺ってば…ななしが好きなのか…?」
悩む
(こんなに長い間気づかない事って、あんのか?)
(あれ、ナルト!何してんのー?)
(うわっ!ななしっ!)
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