触れる
「ななしってよ、」
綺麗な髪してんなと言ってサラサラとあたしの髪を触ってるのは恋人のシカマル。
「こんだけなげーと洗うのも乾かすのも大変そうだな。」
「もう慣れたよ、小さい頃からずっと伸ばしてるから。」
ベッドに寝転びながら、飽きもせずに髪を触ってるシカマルの横にあたしも寝転ぶ。
「シカマルの髪も綺麗、」
触らせてーとお願いすれば、男の髪触って何が楽しいんだよと言いながらも、あたしが触りやすいように頭をこちらに寄せてくれる。
きっちりひとつに束ねられた髪をほどいて梳くように撫でると、目を瞑って気持ち良さそうにしている。
「あーなんか、」
「あ?」
「…幸せだね、こういうの。」
「、ああ、そうだな。」
その髪に、触れる
(あたしの特権)
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