思い出す
「っ、や…ッ!んぅっ、」
「は…ッ、やば、出る…っ!」
「っあぁ…ッ!」
………
「ななしちゃん、次はいつ会え、」
「あたしこれから任務なの。…ごめん、帰ってもらえる?」
そう言うと相手はうん、わかったと言って、先程脱いだばかりの服を着て玄関に向かい、じゃあまたねとドアを閉める。
「…もうしないよ、ばーか。」
もちろん任務があるなんて嘘。付き合ってもないのに次の予定を決めようとする相手が面倒で、あたしはいつも何かしらの嘘をついて断る。
………
ベッドサイドに腰掛けて、裸のまま煙草に火をつける。
ひと口吸って吐くと、風がなくて行き場のない煙が空中をゆらゆらと漂う。
行き場をなくしてフラフラしているあたしみたい、としょうもない事を考えながら、またひと口煙を吸い込む。
…ねえ、シカマル。
今頃テマリとどんな甘い時間を過ごしてるの?
あたしはまだ…、後ろばかり向いてるよ。
思い出してしまうの
(…シカマル、)
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