英傑症候群
ヒロイック・シンドローム
蛮勇勇気を違えるものよ
自己の犠牲は零度まで
野蛮と取るか無謀と取るか
それでも正義に走り出す
動かぬ誰かを動かすために
少年少女は走り出す

だから無駄だと言っただろう
平凡非凡。だからどうした？
腐れど英雄
カオスは時にルールを作る
百人殺せば秩序より
千載一遇
万策尽きても頭は回せ
混沌・混濁
泥を啜って大地に立つの

その信念は誰が為に
手を伸ばした先に虚無がある
一歩違えば狂の域
根性論だって時には要るさ
何もない。だから演る
資格が無くとも英雄だ
此処が我が生の集大成
主役の矜持を魅せてやろう
さぁ、喉笛はすぐそこだ。

狂気の一点突破。それが英雄というものさ。