こういう時だけ子供面!


「は?哀ちゃんの変装?」
「灰原っつーより、宮野の格好なんだけど…円香さんだったら顔も、背丈も知ってるだろ?」
「そりゃわかるけど…どういうこと?」
「この前、歩美達を助ける為に灰原が解毒の試験薬を飲んだんだ。その時のムービーをアイツら、おっちゃんのパソコンに送ったんだと」
「……ねぇ、それマズくない?」
「ああ。ベルツリー急行のパスリング付けたままだったし、それがムービーに映っててよ…」
「乗り込んでくる可能性が高い、ってことね…成程?」
「だから頼む!念の為、来てくんねぇか?」
「でも義姉さんと沖矢くんが同行するんでしょ?…こっそり」
「そうなんだけどよ、どうなるかはわかんねぇだろ?ピースは多い方がいい」
「ピースっていうか駒でしょ、この場合。…それに私より適任のキャストがいらっしゃるんじゃなくて?」
「誰だよそれ」
「怪盗キッドよ。彼、ベルツリー急行に展示されるお宝、狙ってるんでしょ?」
「予告状はきたらしいけど、日にちはまだ先だったはずだろ」
「甘いなぁ、新くん。今回は動く密室が舞台よ?そう簡単に下見ができると思う?」
「今回のに乗ってくる、ってことか?」
「その可能性は高いと思うわよ。今から私の分を調達するより、そっちを捜す方が簡単じゃないかなぁって思うんだけど」
「確かにアイツは変装の名人だし、乗ってくる可能性は高いだろうけど…円香姉ちゃんの方が適任だって思うんだけどなぁ?ボク」
「ぐっ…私がその声に弱いの知っててやってるでしょ!」
「お願いだよ円香姉ちゃん〜!」
「〜〜〜〜〜っ…もう!わかったわよ!でも君達と一緒に行動しないし、沖矢くん達にも内緒にしてよ?!」
「やった!さっすが円香さん!…でも何で昴さん達にも内緒にすんだよ。一緒の方がやりやすくね?」
「絶対怒られるからイ・ヤ。」
「はは…そーかよ……」


確かに昴さん…つーか、赤井さんは怒りそうだよなぁ。知ったら全力で止めに来るのが目に見えてら。
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