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年始の挨拶をお願いします!

*ツバサ長編『その途の先の果て』
「ねんしの挨拶……?」
「イマイチわかんないんだけど、なに?それ」
「さっき新しい年を迎えたろ、そん時にするんだよ。見た事ねぇのか」

(小狼・サクラ・ファイ・なまえ、首を振る)

「黒りんの国では当たり前だったのー?」
「ああ。毎年、知世姫たちの所へ行っていた」
「モコナも侑子達に挨拶してたよ!あけましておめでとう、って言うの!」
「あけまして、……初めて聞きました」
「黒鋼くんと侑子さんの国は、同じような文化があったんじゃない?逆に僕達の国にはそういう文化がなかったんだね」
「ニューイヤーパーティーみたいなのはしてたけどなぁ、オレがいた国」
「何をするんですか?」
「んー?普通のパーティーと変わんないよ、どんちゃん騒ぎかな?お酒とか飲んで」
「わぁ、楽しそうです!!」
「んなことより、挨拶をすんじゃねぇのか」
「あっそうでした…!姫、先にそれを済ませましょう」
「うん!えっと、」
「あけましておめでとうございます!…だったよね?確か」
「おう」
「小狼くん、皆さん。今年一年もよろしくお願いします!」
「ふふ、うん!こちらこそよろしくね、姫さん」
「よろしくお願いします、姫」
「こちらこそだよーサクラちゃん」
「……ふん」


*まるマ長編『架ける、想い』
「確か、あけましておめでとうって言うんでしたよね?」
「そうそう!よく覚えてんな、コンラッド」
「貴方から最初に教えていただいたことですからね。そりゃあ覚えてますよ」
「ユーリの育ったチキュウでは、そのように祝うのか。眞魔国とはまた違うんだな」
「一晩、踊り明かすって…何の拷問だよ、って思ったよ。ほんと……」
「こちらでは普通なのだがな。ユーリが早々に退室した時は、心底驚いたよ」
「仕方ないじゃん、いつも年が明けたらすぐに寝ちまってたんだもんよ…」
「陛下は健康志向ですからね」
「陛下って言うな、名付け親」
「すみません、ユーリ」
「それで?チキュウ式だとおめでとう、と挨拶をすればいいのか?」
「大まかに言うとね。あけましておめでとう、今年もよろしくって感じかな」
「ほう…それはいい言葉だな」
「そうかな?形式的なもんだと思うけど」
「いい言葉だよ。この先の関係を望む、ということなんだろう?」
「……ははっ何と言うか、すごくなまえらしいよな」
「うん、俺も思った!そんな風に考えたことなかったな〜……じゃあ、なまえ、コンラッド。今年もまた、よろしくね」
「ええ、よろしく。ユーリ」
「ふふっああ、よろしくお願いするよ」


*最遊記長編『その瞳は哀しみを宿して』
「あ、年が明けましたね。皆さん、今年もよろしくお願いします」
「おう!よろしくな、なまえ!」
「ええ、よろしくお願いします。今年も平和な1年になるといいですねぇ」
「ふん。お前らとつるんでる時点で平和など皆無だろう」
「んだと、こら。テメーがいっちゃんトラブルメーカーだろうが。昔っから三仏神の依頼をぜーんぶこっちに持ってきやがって!!」
「もう、年始から何をしていらっしゃるんですか…」
「何年経っても変わりませんね、この人達は。なまえ、甘酒が入りましたよ」
「あ、いただきまーす」
「八戒、俺も飲みたい!!」
「貴方はダメですよ、悟空。前に飲んで酔っ払ったでしょう」
「う……」
「君はお酒に弱いものね。…その代わりにお菓子あげる」
「マジで?!さんきゅー、なまえ!」
「八戒くんもどうぞ」
「ありがとう、いただきます」
「ごじょー、さんぞー!いらないなら俺が食っちまうけどー?」
「「なに言ってやがるこのバカ猿!!」」
「あら、仲良しですねぇ」
「喧嘩するほど仲が良い、ってやつですか。…度を越えてる気がしますけど」
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