鬼灯
■とある日の地獄
「なまえさまああぁああ!またあの亡者が逃げましたー!!!」
「またですか…全く、逃げ出せばもっと罪が重くなるというのにどうしてわからないんですか…ねっ!!」
―――ゲィンッ!!!
「ぐはっ?!」
「毎度毎度、いい加減になさい。わたくしの目が黒いうちはこの地獄から1人も逃がしは致しませんよ(にっこり)」
「なまえ様…その笑顔、めっちゃ逆効果です怖いです」
「あら、失礼ですわね。精一杯の笑顔ですのよ?」
「いや、返り血浴びてなければ可憐な笑顔ですけれども…!」
「おや、もう捕まえたんですか。さすがはなまえさん」
「あ、鬼灯様」
「貴方様のお手を煩わせることはしませんわ。処分は如何なさいます?」
「ふむ、…三度の逃亡に獄卒への暴力ですか。仕方ありませんね、もう一つランクを上げた地獄へ落としましょう。その前にボッコボコに殴ってしまいなさい」
「御意」
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