執事
▼ 執事長編『闇に咲く一輪の薔薇』:セバスチャン、夢主
「うーあー…疲れた……」
「貴方は身体的な疲れを感じにくい体質では?」
「感じにくい、ってだけで、感じないわけじゃねーっての」
「おや、それは失礼。でもそこで寝られても困る、ほら、起きて」
「寝たりはしないけど、動くのメンドー…」
「全く…仕方のない人ですねぇ、貴方は」
「しゃーねーじゃん。まっさかエリザベス様が来ると思ってなかったし」
「まあ…確かに予想外に出来事ではありましたが。でも楽しんでいたでしょう?」
「そりゃー主とエリザベス様の仮装、可愛かったし」
「それならいいでしょう。…ああそうだ、なまえ。口を開けて」
「?あ。―――むぐ、」
「余ったクッキーです。味は如何です?」
「ん、美味しい」
「それは良かった。まだ食べるのでしたら、そこのお皿にありますのでどうぞ」
「……食わせてくんねーの?」
「子供じゃないんだから、ご自分でどうぞ」
「ちぇー。」
「―――なまえ」
「んあ?」
「Trick or Treat?」
「珍し。セバスはこーいうの食わないじゃん」
「たまには欲しくなるんですよ。…まるで麻薬のようにね」
「麻薬、ねぇ?…じゃ、こっちじゃない?」
―――チュ、
「貴方からとは珍しいこともあるものですね?」
「白々しいなぁ。そっち目的で言ったんだろ、悪魔さん?」
「さあ、どうでしょうね」
ハロウィンどこいった状態です。ごめんなさい。
でもこの2人はシエル達がいないと、基本、こんな感じだったりするんです。
-8-
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