{emj_ip_0271}2014.5/24
2年生には上がらず学校を辞めた私。ある日の放課後、友達を迎えに学校へ向かうと暇なので少し校内を探査。そんな時に体育館から聞こえてきた元気な声が気になって覗いてみた。そこには仲間と一緒に一生懸命ボールを追いかける灰色の髪の男の子。ジャージからするに一つ下の後輩だな、とただそれだけなのになぜか目が離せなくなってた。私の視線に気付いた彼は無視する事もなく可愛い笑顔で挨拶をしてくれた。そんな彼に対して私は愛想の無い可愛くない挨拶を返したっけ。
{emj_ip_0180}2016.10/28
あの日以来多くて月に1回程度、友達のお迎えという口実で学校へ足を運んだ。決して話はしない、挨拶をするだけの関係。名前も知らないその子が気になって仕方なかった。ある日、私はアルバイトをしながら親に頼まれて坂ノ下商店でもお手伝い。最初はかけもちなんて…って思ってたけど、あの可愛い後輩が所属してるバレー部が来てくれるのを知って俄然やる気になって頑張れてる。おかげで良く話すようになって仲良くなれた。彼の名前は『菅原孝支』。後輩の中でも特別な存在になってたのは自分でも分かってたけど、その気持ちに名前をつけるのが怖かった。今のままでは居れなくなってしまいそうだったから。でも、烏養さんが逃げんなって。すとん、と何かが心の中で落ちちゃったよね。好きです、孝支。
{emj_ip_0166}2017.1/30
『恋』をしてから何事も思い立ったらすぐ行動。LINE交換して、練習試合の時は差し入れ用意して応援に行って。自分に自信が無いから常に何かして意識してもらわないとって必死になってた。一つ下の後輩たちを見れば制服着てても大人っぽい子や顔が可愛い子がほんとにたくさんいて…私は学校で孝支がどんな風に女の子から思われてるかも何も知らないから告白されてOKしたら、とかもう要らない想像ばっかりして嫌になって勝手に病んで。私の恋心に気付いてたのは烏養さんだけじゃなかったみたいで、大地や旭たちが気使ってくれたり、すっごい茶化してくるけどつっきーも協力してくれたり(笑)ほんといい後輩たち。そんな日々を過ごして3ヶ月ちょっと経った日、バイトが終わって外に出たら孝支が居て。鼻先赤くして私の事待ってて、目が合ったらニカッて笑って駆け寄ってきて、もうほんと好きすぎて咄嗟に抱き締めちゃった。いや、正確に言うと抱き着いた形になるんだけど。凄い戸惑ってたけどちゃんと抱き締め返してくれた孝支にそのままの勢いで告白。返事、の前に『あー!先に言われた!』なんて言われて理解出来ずにキョドってた私に孝支からの告白。返事はもちろんOK。ただただ泣いて、でも嬉しくて笑って、『どっちだよ〜』なんて言いながら頭撫でてくれて。2人で笑ってたら烏養さんに怒られて急いで移動しました(笑)ちゃんと家まで送ってもらって、名残惜しそうに手振りながら帰って行った孝支を見送りました。
孝支が卒業して大学へ進学してから同棲。というより私の家によく来てる感じ。ご飯は一緒に作ったり、孝支のお家でご馳走になったり。これといって大きな喧嘩もなく毎日平和に過ごしてます。喧嘩にならないのは孝支が私の扱い方をしっかり理解してるから。一つ下なのにほんとよく出来た子で迷惑ばっかりかけてるのが申し訳ない、って言うと孝支は怒る。『俺の彼女はそんなこと思う必要ないんです〜』って。ちょっと拗ねてる感じでね。だからとことん甘えさせてもらってます。
これからも孝支と幸せな毎日を過ごせますように…{emj_ip_0177}