『Fate/Grand Order』に転生した元異世界の成人女性。
　転生の際に「根源」に触れ、自身の属性から魔術の知識だけではなく世界の情報を覗き見る『根源接続者』の資格を得る。

　1997年、東洋・西洋魔術を複合した新たな魔術形態を生み出し、根源への到達を目的とする日本の魔術師の家系に生まれる。
　一族が成し得なかった複合魔術を完成させ、七歳の誕生月に『第七魔法』を編み出す。

　2004年、冬に死徒によって一族を喪い、敵討ちを果たす。その経緯に目を付けた魔術協会から依頼を受け、ある地域で発生した死徒未満の食屍鬼（グール）の群れを一掃した功績で時計塔に勧誘され、入学。
　その後、『Fate/Grand Order』の世界線だと知る。

　2010年、マリスビリー・アニムスフィアから『人理継続保障機関フィニス・カルデア』に勧誘され、表向きは研究員兼技術者、その実はマスター候補として加入する。

　2015年、霊子演算装置・トリスメギストスの完成後、レイシフトの試行実験の被検体となり、レイシフトした結果――。
　帰還後、魔術回路が不安定になり、休養のために配属予定だった先行部隊Ａチームから外され、研究員兼技術者としてサポートすることになる。