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その日、私の運命が回り出した日。

その日は学校が早く終わり、いつもより早めの時間に家までの道なりを歩いていた

昼だというのになぜか周りには誰もいない都いう状態を不思議にも思いながら、家の鍵を開けると、家の中すら静まり返っていた


『ただいま。母さんいないのか?』


普段なら帰ってくるとすぐに玄関に来る母が来ないとなるとなんかよくないことでもあったのかもしれないと、私は少し足早にリビングへ向かった


『…手紙?』


リビングには誰もおらず、テーブルの上に乗せられた置手紙が開けた扉の風でヒラヒラと揺れていた


〔名前へ
美香に子供が産まれるらしいので出産の手伝いしてくるねー!
日曜日の朝には帰ってくるからそれまで家のことはよろしくね!〕


『姉さん、子供産まれるのか。あれ、そういえばまだ結婚してないよね…?でき婚?』


母さんが帰ってくるのは日曜日、つまり明後日だ。

それまで私ちゃんと生活できるかな…?

  
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