2025/02/19(Wed)

Aurora - What Happened To The Earth?

[とくに読まなくてもいい]
どうしても文章にしておきたかった個人的な話

AuroraのWHTTEツアー大阪に行ってきました。
入場前から終わったあとまで、ずっと号泣してた記憶しかない……

入場前のSE
フェイ・ウォンの「夢中人」が流れたときは夢でも見ているのかと思った。
ウォン・カーウァイ監督作品の中でも一番好きな映画『恋する惑星』のテーマ曲。
ちなみに、この曲はアイルランドのバンド、ザ・クランベリーズの「Dreams」が原曲となっている。
当時、フェイ・ウォンはスコットランドのバンド、コクトー・ツインズのボーカルを担当するエリザベス・フレイザーにめちゃくちゃ影響を受けていた。
スコットランドからアイルランドを経て、香港に辿り着き、そしてノルウェーを経由し大阪Zeppなんばの会場で鳴り響く。
こんなの世界を一周して私の元へ帰ってきたも同然。
RADWIMPSの「One man live」で野田洋次郎が「一番後ろで拍手を送るのは 地球を一周して見た 君だ」って歌ってたから知ってる。
私はザ・クランベリーズもコクトー・ツインズもフェイ・ウォンもウォン・カーウァイも大好きなので、この曲を選んだオーロラには「運命」を感じざるを得なかった。
さすが、My Queen。

ケイト・ブッシュの「Wuthering Heights」は彼女のデビューシングル曲。
タイトルからも分かる通り、ブロンテ姉妹の次女、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』を題材にしたもの。
オマージュ元は小説ではなく1966年(67年かもしれない)のBBCで放送されていたテレビドラマ版だけど。
アメリカにリリースするために撮影されたバージョン2のミュージックビデオで、ケイト・ブッシュは赤いドレスを身にまとっている。
これは去年サマソニ大阪で見たオーロラの姿と被って見える。
ほら〜〜〜〜〜、こういうの。
こういうのにオタクは弱い。
涙腺が緩んで仕方ない。

ケミカル・ブラザーズの「Hanna's Theme」が流れた瞬間、既に泣いてた。
この曲は私が愛してやまない俳優、シアーシャ・ローナンが主演を務める映画『ハンナ』のサウンドトラックの1曲目に収録されている。
この映画に似合うアーティストを探しているときに出会ったのがオーロラの「Runaway」だった。
まだ、このときはファーストアルバムが出てスグだったし、ミュージックビデオも「Runaway」しかなかった。
かなり昔の頃。
そうです。
私は1stが出てスグの時から、ずっとオーロラを追いかけていました(めんどくさい懐古厨)。
初めてケミカル・ブラザーズを好きになった曲でもあり、オーロラに出会うきっかけでもあった。
私にとって、ものすごく思い入れのある曲だった為に、まだライブが始まってすらないのに既に泣いてた。
情緒不安定のオタク。
2019年にリリースされたケミカル・ブラザーズの「Eve Of Destruction」で、オーロラがゲストボーカルを務めていることも合わせて考えると、私の中の全ての伏線が、地球を一周して回収されたと言っても過言ではない。

SEだけで、こんなに語るライブ、他にない。
オーロラガチ勢の中でも一番ヤバいヤツだと思う。

オーロラが出てきてライブが始まってからは、泣いてるかシンガロングしてるか踊ってるかだった。
サマソニでも叫んでいた「あなたたちは、そのままで、完璧です!!」という言葉を、再び彼女から聞けてしまって号泣。
あまりの多幸感に天に召されるかと思った。
激しく、そして果てのない美しい歌声が、ボロボロに傷ついた心を癒す。
4曲目の「The River」で何度も出てくる「You can cry」は、私にとって紛れもなく福音であり、祈りであり、人生であり、人を信じる心の全てが詰まっていた。
私の後ろでプライドフラッグを掲げていた彼女からも勇気を貰えた。
「あなたたちは そのままで 完璧です」
だから治療なんて必要ない。
I don't need a cure for me!!!!
世界では未だに戦争が終わりを見せず、人が理不尽に何の理由もなく殺されていて、アメリカではLGBTQAの存在を認めないとか言い出して、日本では腐った政治のせいで物価が上がり続け、米すらマトモに買えない毎日。
息をするだけで税金を取られるようなクソみたいな現実で、世界のどこにも自分の居場所がないように感じる日々を送っているけど、そんな中でも、そんな現実だからこそ、全身全霊を捧げるように声を張り上げるオーロラを見て、救われた。

どのアーティストの、どのライブよりも、一番、心に突き刺さったライブでした。

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