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 家庭内キンキンに冷えた旦那を持った私が調子の悪い旦那の母を家に住まわせて2世帯になるにあたり新しい家を建てるために選んだ土建屋が京一のところで、旦那との仲が絶対零度に近づくのと反比例してはじめこそビジネス関係だった京一と次第に会話をするようになり、そんなとき旦那の浮気に気づいてしまい義母の世話やご近所付き合いにも疲れ果てうっかり京一との相談中にぽろっと涙を流してしまい、不器用ながらも遠まわしに気を回してくれる京一への恋心に気づくも旦那と別れるわけにもいかず京一への気持ちを胸の内に抱えたまま一旦は無かったことにしようとし、距離を離そうとするんだけど気晴らしにショッピングに行った休みの日ばったり会ってしまった京一と接するうちに京一の素顔や優しさの片鱗を垣間見てしまいやはり自身の気持ちをどうしても殺せず思わず京一さんが旦那だったらよかったのにって言ってしまって、そしたら京一は勿論生半なこと言うもんじゃないぜ奥さんて旦那のことを悪く言う私を静かにしかりつけるんだけど、旦那と別れれば生きていけない専業主婦の自身の弱さや浅はかさ、愚かさに意気消沈しかけた私にだが、って前置きしたうえで旦那のアカン部分もあげつらって少なくとも俺なら奥さん、アンタをそんな顔にはさせやしねえ。俺はそれほど我慢強いたちでもないんでな、アンタがもし本気で俺を選ぶってんなら…全力でアンタを俺のもんにするぜって言ってそこからめくるめく禁断の恋に花を咲かせたい