つながりを求めて手をつないだ
まるで何億年ものあいだ
待ち焦がれた春のようだった
もういっそ、ふりほどいてほしい
あなたが望んだ温度のように
わたしが願った意味のように






あなたを埋めた
あじさいの群勢が
うつくしいにおいを放ち
身汚く咲き誇る






赤い肌触りを
想い耽けるたび
地に這う青さは
これでよかったのだと






あわい夢や期待を
みな欲しがる
無情なことと
しりもしないで






うつくしい呪い
奥深な祝福を溶かす
うつくしい呪い
もしそれを愛と呼ぶのならば







2021.6.17
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